2019年5月10日 (金曜日)

先日までのゴールデンウィークの連休は、私には全くの無縁でして、ず〜っと仕事でした。トホホ

なので、その間は何処にも行けなかったのですが、空いている時間を利用して、コツコツと簡単なDIYをしていました。


今までは、物置の中や自宅二階の洋室に、釣り道具とアウトドア用品を乱雑に保管していたのですが、一階の和室にあったマッサージチェアーに貰い手が出来て、部屋から無くなったのを機会に、それら道具類を整理して和室に移動させてみることに。

この部屋は玄関の真横にあるので、釣具部屋にできると、大変便利なんですよね。

その際、和室を同様に占領している岩盤浴も全く使わないので、解体リメイクして軽作業ができる机と釣具ラックに作り変え、大き目のスチールラックも購入して、必要な荷物を探しやすくしてみました。

写真の右側にある黒い石のテーブル台が、元は岩盤浴です。そして、写真左手前にあるのが、岩盤浴を支えていた土台木枠です。

こちらは、内側にパンチングボード(有孔ボード)を張り、アキアジ用ロッドケースを二つ固定できるように加工して、フィッシングベストなども掛けられる釣具ラックにしてみました。



合板が目立たないように、内側は濃い色のウォルナット色のオイルステインを塗って、表側はトーチバーナーで焼き目模様を付けてみました。

当初は、更に加工してルアーや小物類をぶら下げられるロッド&リールスタンドにする予定でしたが、アキアジ釣りのロッドと竿立てが入っているロッドケース二つを試しに入れて、フックに引っかけてみると、ピタリと収まりました。

写真では見えにくいですが、ワカサギ釣りのソリを引っ張る時に利用しているサスペンダーベルトなども、中にぶら下げられました。

これはこれで便利なので、暫くはこのまま使ってみることにしました。

荷物を掛けて正面から見るとこんな感じです。

リメイクで粗大ゴミを免れました!笑

上にある茶色い物は、ジムニー用に自作した車中泊ベッドです。助手席をフラットな荷物置き場にするときにも使っております。

テーブルの前にもパンチングボードを張り、工具や用具をぶら下げて、直ぐに使えるようにし、ついでに棚も付けてみました。

左右の支柱は2×4材です。固定には60mmネジを使用しました。

天井と壁の境には廻り縁があるので、壁に穴やキズが付かないことで人気のラブリコや、ディアウォールは使用できませんでした。

パンチングボードの上下部分の固定には、半分に切って細くした2×4材をあてて、壁にネジ固定してあります。

なので、後から妻に怒られました。汗

パンチングボード、棚、支柱はオイルステインのメープル色を塗ってみました。

畳の上には、フローリング調のウッドカーペットを敷きました。


この部屋の造りは、20cmほど床上げされているので、天井までの高さが他の部屋より低くて、釣竿が壁に6本しか掛けられません。

そこで、ロッドスタンドが欲しくなり、ネットの情報を参考にしながら自作してみることに。



材料は6フィート(1820mm)の1×4材224円税込を2本と、3.5×32mmの木ネジを20本(18本入を2袋購入)です。

木材はホームセンターで購入する際にカットサービスを利用して、70cmを二本、60cmを3本、21cmを二本に切断してもらいました。確か直線1カット50円だったと思います。

斜め、曲線、穴開けなどは、更に料金が高くなるようなので、自分で加工することにしました。

この材料で9本立てられるロッドスタンド(高さ70cm、横幅60cm)が作れます。


ロッドを掛ける部分の45mmの穴開けには、ホールソーセットを購入しました。サイズ違いが7個 入って、確か900円くらいでした。


このホールソーセットは安くて良いのですが、途中で逆転させて抜くことが出来ないので、裏側方向からの切断ができなくて、裏面はかなりのバリが出ました。

次回使用する際には、布テープなどでバリ対策をしようと思います。今回、バリ面は目立たない下側に向けて使用するので良しとしました。

穴は6cm毎に目印を付けると、横板60cmにピタリと9個の穴が出来ます。


穴が開いたら、ジグソーを使って切断して二本に。



表面をヤスリ掛けして、ネジ止めする場所に2.5mmの下穴を開けて、オイルステインで色塗りです。


またまた活躍してくれました、ウォルナット色のオイルステインです。


塗料が乾く前にウエスで拭き取ると、木目が浮き出て綺麗になります。


ネジ位置はこんな感じです。隠れて見えませんが脚を付ける前に、斜めの底板を固定するネジを、更に片側2本ずつ使用してあります。


実際に組み立てみると、こんな感じです。

左右上部と両脚の前後は、好みの角度で斜めに切断してあります。

最初の二枚の写真で、カーテンの前にあるのが完成したロッドスタンドです。

一番下の板を45度傾斜させてありますので、重さで抑え込まれて、掛けた竿が倒れない仕組みのようです。

下から二番目の板は、ロッドのグリップエンドが板に当たる位置から、15cmの高さに付けてみました。渓流用の56Lのショートグリップでも、リールが当たらないので、何とか成功です!

部屋の中にある黒色のスチールラックは、WHALENのストレージラックで、コストコではかなり安く買えて人気商品だとか。
ただし、大きくて重いので車に積むのは覚悟が必要かも。通販だと15000円前後します。
箱から開封してみると、あちこち塗装が擦れていたり、フレームの表面がペコペコ曲がっていたりしていて、15000円の価値は無いと感じました。

シルバー色のスチールラックはホームセンターのDCM ホーマックで3758円税込でした。


安い割に頑丈で、棚の高さも変えられてオススメできます。(高さ180cm、横幅87.5cm、奥行45cm)
ただし、付属のネジ締めの際に、ネジがネジ受けに少しでも斜めに入ると、引っかかってしまうようで、そのまま無理に締め込むとネジ山をナメらせてしまうので、組み立てには注意が必要です。
コツを掴むと問題なしです。

さて、
これで、玄関に近い部屋に釣り道具が置けるようになったので、めでたし めでたし!