2018年3月27日(火曜日)

阿寒湖の氷上ワカサギ釣りも、いよいよ今週で終了となります。

昨日作った穂先を試す為に、午前2時に起きて阿寒湖に出発しました~!


午前4時29分には、もう明るくなってきました!
早朝の湖面は、風も無くて穏やかでした。


前回と同じ場所くらいに穴開けてみました。
前回よりは少ない反応ですが、魚は居るようなのでここに設営しました。


開始すると、こんな感じです。


仕掛けは前回と同じです。前回は使い回しで針が曲がっていてバラシが多かったので、今回は新品を投入しました。

今回は自作の極軟調穂先なので、軽い錘でないといけないのですが、考えてみると軽すぎると仕掛けが落ちにくくなりますし、デカサギが掛かると仕掛けのお祭りや、穴に引っかかる恐れがあるために、あまり軽くも出来ないなと思いました。

逆に重いと穂先が曲がり過ぎて、負荷がかかり過ぎますし、調子の良さが発揮できません。

迷った挙げ句に、とりあえず二刀流の本錘を両方とも0.8gにして、捨て錘を3gと5.62gに分けて比べてみることにしてみました。


今回もエサは、エビ粉まぶしのエビサシです。


午前5時50分
開始すると一匹目は早々に釣れて、チビサギのトリプルでした!

しか~し!
7匹目が釣れた時の巻き上げ中に、マスが飛びついて来ました!
格闘虚しく、早くも下側2本のハリスが切られました! トホホ



こんな時にはスペア針が役立ちます。
同じハヤブサの0.8号針です。
切れたハリスの付け根のゴブの上に簡単に付けれます。(そのまま使用していると、結び目がズルズルと動き、糸がヨレるので上側にも幹糸ゴブを作ると良いです)

残念な事に、テント横にはマス釣りの準備が既に出来ていて、あとは釣れたワカサギをエサに付けるだけだったのですが、先にマスに殺られてしまいました!

急いでマスの仕掛け4本に、エサを付けて投入しました!


その後はポツリ・ポツリ・と誘えば釣れる感じですが、前回の半分のペースが続きます。
午前7時51分にやっとこ100匹です!


午前9時29分、200匹です。
この頃に風が強くなって来ました!
今回もテントロープをガッチリ張っていたのですが、何故かテントが揺れます!
外に出て確認してみると、暖かくて氷が溶けていて、ペグがスッポ抜けています!
急いで深く打ち直しました。


今回もネット際や河口付近には誰も設営していませんでした。こうして見ると、どうやら私は前回よりも、6mほど河口側に設営していたようです。


午前12時05分、300匹になり1匹追加して納竿としました。
やはり前回から、デカサギが極端に少なくなって来ました!
写真では大きく見えますが、その下側はチビサギで埋め尽くされています。


この日は風が収まらず、何度ペグを打ち直しても直ぐに溶けて抜けてしまいます。
クロス打ちはせずに撤収です。


魚探の反応も無くて、続けても釣れそうにありませんでしたし。


風でテントが沖に飛ばされた方もいました!
私と同じタイプのテントの様でした。
後でスノーモービルによって回収されたようですが、壊れた可能性もあります。


この日は周辺の方も爆釣は無くて、100匹~300匹と同じペースの方が多い様でした。

さて、新規に投入した極軟調の胴調子の穂先は、正直なところ微妙な感じで、まだまだ改良が必要と感じました。

とても軟らかいので、マイクロやチビサギのアタリが明確に判別できて感度は高いのですが、胴を少し削り過ぎた様で、しなりすぎてアワセがかなり難しくなりました。

この点の対応には、たたき台を高くしてより穴に近づけ、穂先チェンジャーでかなりの角度を付け、腕を上げる➡抜くという感じにスタイル変更で何とかなりました。

しかし、氷上という環境下での錘とのマッチングと、全体のバランス合わせも難しくなりました。

やはり捨て錘3gの方は、デカサギが釣れた時に暴れが抑え込めず、氷に引っかかる事が多くて二刀流には危険を感じましたし、着底にも時間がかかりました。
我慢できる範囲でしたが、水深が深い場所での入れ食いの場合には、結構なロスが出そうです。

捨て錘5.62gですと、釣り上げる際に竿の曲がりが強すぎで、錘負荷が限界を超えてしまっていました。
やはり錘負荷がある程度高くないと、極寒時には素早くスムーズに仕掛けが落下してくれないので困ります。

それでも胴調子のメリットは十分に体感できました。多点掛けにもブルンブルンと揺れ幅が大きくしなやかに追従してくれて、バラシも少なく、釣り上げがとても楽しかったです。

少しだけ胴側の硬さを上げると実用性が高まりそうです。

来期の楽しみが出来ました!


30日にもう一度だけ、阿寒湖に来れる事ができるので、最後のワカサギ釣りを楽しみたいと思います。