長期出張を前に、大切なご奉公がギュッと詰まっています。


京都から戻り、5月度の教区御講、昨日は佛立倶楽部御講、ボーズバー。大切な会議も続きます。


本来は京都での本山奉仕会もご奉公させていただかなければなりませんでしたが、長期出張の前ということで横浜に戻らせていただきました。ご奉公いただいている皆さまには申し訳ないです。本山奉仕の充実した内容、ありがたいです。


今日も御講が続きます。明日の月曜日は10時からお総講が奉修されます。午後はFM横浜のスタジオで収録。15日、深夜のフライトで出張に向かいます。


今月の御法門でご紹介した、奇跡を起こす条件、ビジョン、そして、勇気。日蓮聖人は何度もお諭しになられています。


「各各我が弟子となのらん人人は一人もをく(臆)しをもはるべからず」

日蓮の弟子と名乗る人びとは一人残らず臆する心を起こしてはなりません。


「あへて臆病にては叶うべからず候」

何があっても臆病であっては叶わない。


「日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず」

日蓮の弟子に臆病は不適格。


勇気を持つこと、「勇猛精進」とは法華経方便品第二に説かれた金言です。勇気は奇跡の絶対条件。


慈悲という人間性の頂点にある心もち、菩薩行という人間として最も尊いビジョン、そして、それを行うための勇気。


怠らず自分を磨き続けること。常に自分の心をバージョンアップすること、大切です。人生はいつでもアップデートできます。


「わが煩悩のために、御法をつかはんとて、御利益にさからい、終に経に妙なしといふならん。御法をつかふにあらず、御法につかへ御奉公して、御利益をいのらずに謗罪のさんげをして口唱怠らざれば、却って御利益を蒙むる近道、直道なり」(聖典六一五頁)


「法の為に人をたすけんと思へば我身をたすかる也。願成就には罪障消滅をいのれ。遠き宝処にいたらんと心にて思ふより、自らいたる道理。此経ふしぎの利益あり。」(聖典五九五頁)


御教歌「諸の願ひのかなふ近道は みのりの為に骨をしみすな」


人生、10年で3650日、5年で1825日、一日一日がどれだけ大切か痛感します。


明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学べ。


悲観は感情、楽観は意志。


今生人界のご奉公を続けてゆきましょう。