日曜日は本山の門祖会でした。そこで、カドゥカ清地師とハシャーン清嵐師が一生懸命にご奉公していました。
分からないことだらけだと思います。苦労の連続、想像しただけで大変です。
本当に、日本語で必死に付いていくのがやっとで、夜も復習したり、何度もやり直さなければ分からないことばかりで、とにかく大変だと言っていました。でも、二人とも、目はキラキラと輝いていました。
弟子こそが、全てを表すので、申し訳ないが頑張ってとしか言えないです。弟子あってこその弘通、教務、導師です。
「弟子は形も心も信なり。」当佛立講に付て弟子講中の区別を糾明するの事・16巻227頁
鍛え上げた筋金入りだと信じています。これまでの過酷なご奉公、山も坂も、共に乗り越えてきた時間を思い起こして、奮闘してもらいたい。
そして、二人とも優秀だから、日本語が分かると勘違いしてしまうくらい、本当に上手。でも、きっと分からないことはたくさんあるはず。遠慮なく、何度でも、失礼ながら、畏れながらと、質問したり、教えていただきなさい、と伝えています。
「分からぬことあらば慎みて問うべし。弟子として師匠に理屈をいうには当たらぬものなり。」開化要談・13巻220頁
いま、佛立教育専門学校の二年生は2人、一年生は4人とのことです。その内、一年生は韓国の御講師、ネパールの御講師、そしてスリランカの御講師、合計3人が海外教区の日本人ではない学生師ということになります。
佛立教育専門学校の年間予算は約6500万円〜7000万円。およそ月に500万円〜600万円の経費がかかります。学生師が5名〜6名であれば一人あたり1ヶ月で100万円ほどの浄財をかけて教育していることになります。まさに本門佛立宗の「トップガン」です。
この果報をいただき、外国人であろうと日本語の壁を何としても克服して、宗義を習得してもらいたいと思います。
そして、あくまでも、分かった、分からないというのは頭の中のこと、無益な議論を重ねず、教務は一生勉強をし続けるのは当然のこと、むしろ所作振る舞い、アクション、行動、そのご奉公ぶり、命がけのご弘通こそが、本門佛立宗の宗義、高祖の御本意だと心得て、佛立教務道を歩んでもらいたい。
いかに罪障を消滅させるか、いかに功徳を積ませるか、いかに現証をいただかせるか。これが教務道の指針と教えていただいています。
「弟子として師の志を継がざるは不知恩の畜生なり。」百座一句・14巻363頁
師匠を上げるのも弟子、師匠を下げるのも弟子。ワンチーム、みんなで頑張りましょう。
清地師、清嵐師、お給仕、勉強、がんばってー!