寂光へとお帰りになった篠行子さん。天真爛漫、明るく、朗らかで、数えきれないほど多くの人に勇気や希望を分け与え、励ましてくださいました。


お見送りの会場は「篠行子ミュージアム」みたいでした。一世紀に及ぶ人生の、長い長いご奉公の、素晴らしい思い出に溢れていました。


僕にとって最初の記憶は先住に連れていっていただいた篠さんご夫妻がなさっていた中華料理店。先住と二人きりでした。たしか小学生。あの時と変わらない、ずっと優しい亀久雄さん、明るい行子さん、お手本のような方でした。


僕のブログの、新幹線から撮る富士山が好きだったなんて、知らなかった。そうだと知っていたら、もっと一生懸命に撮影したらよかった(涙)。ありがとうございます。


たくさんの御講師、たくさんのご信者さん、たくさんのお友だち、みんなが別れを惜しみました。ご近所の方々までが「あんないい人いない」って。お教化もたくさんなさいました。お参りの行き帰りのバスや電車の中でも声をかけて、話を聞いて、少しでも悩んでいる人がいたら、すぐにお参りをお勧めしました。本当に佛立仏教徒の鑑です。


ご遺族は行雄さんを筆頭に「しっかりご信心を受け継いで励みます。よろしくお願いいたします。」とご挨拶くださいました。さすがです。法灯相続が出来て完成。完璧です。よかったです。


葬儀の前はオンラインで局議、葬儀後も米国ロサンゼルスについてのオンライン会議でしたが、本物の佛立仏教徒、篠行子さんの一生を心に、勇気をいただきました。


またここで一緒にご奉公できる日を楽しみにしております。しばしお別れです。ありがとうございました。


ありがとうございます。