新緑の美しいこの季節は
生き生きとした樹々に出会えるので
庭園巡りも楽しみが大きいです。
少し前に遡りますが
ゴールデンウィーク中の
5/3の朝9時に智積院に訪問していました。
京都東山区にある智積院は
全国に約3000もある真言宗智山派の総本山です。
青もみじがまぶしい…
名勝庭園におじゃまいたします。
何処に行っても混んでいるという5/3でしたが
書院から眺める庭園は貸切でした。
鳥の囀りを聴きながら
しばしのんびり…
中国の盧山を模って造られています。
この池は、揚子江の濁りを意識して
粘土質の土を池の底に敷いているとの事。
鯉が泳ぐことで池の水は
かき混ぜられ濁るようです。
この日は晴れてはいましたが
冷涼な風が時折り流れてきて
特別静謐な空気に包まれているようでした。
書院に飾られている障壁画は
レプリカですが
宝物館には長谷川等伯・久蔵作の国宝障壁画
楓図、桜図などが展示されています。
(私は長谷川久蔵25才の作である八重桜を描いた『桜図』が取り分けお気に入り)
京都観光はオーバーツーリズムと言われながらも
行く場所が皆さん偏り過ぎなのでは…
と思う智積院です。
秋の紅葉も美しい智積院。
穴場なのですよ…