今や アラフィフとなった私
生まれてから結婚までの期間と
結婚してから現在までの期間が
ちょうど 同じくらいになりました
そして夫が亡くなって22年
長いようで短かったような
この22年という月日の経験は
ずっと普通にご主人がいるという生活をされている方には
どんなに これまでのことを話しても
ほんとうの意味で理解されるということはないものなのです
言葉だけでは伝わらない
それぞれの環境 人間関係
20代で夫を亡くしてから
人 や 人生 というものについて追求しまくってきた
なにが幸せなのか?どう生きるのか?
おかげで ほんとうにめちゃくちゃいろんな事を勉強し
人もいっぱいみてきた
人の本音を見抜くことも得意になってきた
それゆえに ちょっとがっかりすることもある
夫が亡くなってから体験してきたこと
20代で母子家庭 いわゆるシングルマザーになった
当時 シングルマザーの友達なんて誰もいない
社会的にも 若いシングルマザーではなめられてしまう年頃
夫を亡くして 気弱になっているし
今のように携帯もPCも まだみなが持っていない時代
同じような境遇の人の情報も全く得られなかった
そんな時代だからこそ
自分が身をもって体験し 学ぶことができたのかもしれない
だからか 友人からは家庭のことから仕事の悩みまで
よく相談されるようになっていった
苦労した分 相手の気持ちが手にとるようにわかるからかもしれない
私が言うことは説得力があり何も反論できないと言われる
ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが
この世界の現実は 案外 冷たいもの
結局 人は
一人で生まれてきて 一人で亡くなっていく
だから 誰も一緒に苦労を背負ってくれない
だって所詮 多くの人にとっては他人事なのだから
人というのは
多くの人が 自分さえよければという損得勘定で生きている
そうでない人は わずか15% だという
私も本当にそう思う
心から相手を思いやることができるのは
現実は15%程度なのだ
ですから ご主人を亡くされて間もないと
寂しく気分も不安定な時でもあり
他人を頼りたいし 人を信用しすぎる傾向にある
だけど 夫を亡くした気持ちの穴を埋めることは誰にもできない
他人を当てにしすぎたり信用しすぎたり頼りすぎると
期待と現実のギャップにガッカリして落ち込んでしまうこともあるかも
他人には夫を亡くした時の気持ちは理解してもらえないもの
と理解していれば
落ち込み度も少なくてすむものかもしれません
夫を亡くして シングルマザーとなって
社会的にも悔しい思いもしたけれど
目の前のことに 向き合い
精一杯 生きていると
必ず 道が開けるチャンスが巡ってきます
そのチャンスを見逃さない 先送りしないこと
チャンスの神さまは 前髪しかないそうです
目の前にチャンスが来たときに
しっかりそのチャンスの神さまの前髪を掴むのです
通り過ぎてからでは 前髪しかないので掴めません(笑)
時期は様々 私の場合は
ある程度 経験と仕事や心理学やセラピーなどを学び尽くして
チャンスを受け取る準備ができたころに
巡ってきました
誰にでも 最善のタイミングがあるのです
それがピンチの時だったり
誰かからの誘いだったり
ここぞというタイミングで必ず誰にでも訪れます
チャンスを生かしきれない準備不足のときには
上手くいかないこともあるかもしれません
そのときに 自分を生きていないと
他人に頼って生きていると
チャンスの神さまがみえないかもしれません
日々辛くても 前を向いて 乗り越えていれば
必ず チャンスの神さまはやってきます
そのときは 前髪をしっかり掴んでくださいね