二度寝した虫 | Kizuki Forest〜気づきの杜〜

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京都、舞鶴を拠点に植木屋をしています、増茂です。

今日は春の陽気を感じるような暖かさでした。

これからますます気温も上がり春まっしぐらですね。

春を感じているのは僕たち人間だけではなく、虫たちも春の陽気を感じ、

土の中から顔を出し始めます。



今日、啓蟄(けいちつ)という言葉を職場で耳にしました。

3月5日から19日頃までの二十四節気に当たるのがこの啓蟄という言葉です。

*二十四節気・・・古代中国において太陰暦を使用していた時代に考案された暦で、節分を基準に1年を24等分し約15日ごとに分け、季節の変化を表したもの。


『啓』とは『ひらく、開放する、(夜が)あける』という意味があり、

『蟄』とは『冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる』という意味があります。


つまり啓蟄とは

地中の中で冬ごもりをしていた虫たちが、

早春の光を求めて温もった土を啓(ひら)き、

這い出してくるという意味になります。


虫たちも春の陽気に土から顔をだすんですね。

なにかブログにアップするいい虫の写真が撮れないかなと

見回してましたが、見つかりませんでした。

今日はまだ顔をだしただけで、二度寝したんでしょうかね笑


春へと移り変わる自然の摂理。

そんな自然をそばで感じながら

丁寧な暮らしを心がけて生きたいです。


Mahalo