Canta! Timor!上映会 | Kizuki Forest〜気づきの杜〜

Kizuki Forest〜気づきの杜〜

京都、舞鶴を拠点に植木屋をしています、増茂です。

photo:01



今日は京都で、「Canta!Timor」の上映会に行ってきた!

まだ見てない方。見た方がいいよーーーーー!!!

愛に溢れてる映画です。

悲しいという言葉じゃ言い切れない歴史を経験している東ティモール。

24年間に渡って狂気の殺戮が繰り返され、国民の3分の1がなくなり、9割以上の建物が焼き払われた国。

そんなこと今日の映画を見るまで全く知らなかった。

そして日本人として知らなかった事を恥ずかしく想うのは、

日本からのインドネシアへの多額の援助金によって大量の武器が戦場へ送り込まれ、戦争を支持していたという事実。


そんななかでも東ティモールの人たちは報復せずに、平和を求め続け、戦い、独立した。

もう言葉ないわ。

で、また映画に出てくる人たちの笑顔がほんっとに素敵なんやわ。

悲しみは消えないけれど、もう怒りはないってみんな言ってる。

家族や親友が殺されて、レイプされてもやで。

報復はしない。捕虜に捕まえても、自分たちが平和を望んでるだけやって話して、逃がすんやで。


そんなんが24年間も続いてたって。

ありえへんのに、何も知らんかった。



今日のゲストに東ティモール人で平和活動されてるゼキトさんと映画監督の広田奈津子さんとのトークがありました。

ゼキトさんからむっちゃ強くて温かいものを感じた。

次の世代へ残していく未来に対する確信が物凄く高い!

映画の中でも言ってたけど、大地の恩恵の中で生かされてて、持続可能な社会に戻っていかないといけないって。

ほんとそうだと痛感した。



ゼキトさんが素晴らしいなと思ったのは、何で誰が戦争を起こしたのかということに時間を費やすんじゃなくて、

素晴らしい平和な未来に向かってるんだからそのために時間を費やすんだって言ってたこと。

ほんっとその通りだと思った!


まだまだ伝えたいことがあるんだけど、映画に関しては実際に見てもらうのがいいね!


最後に、上映会の会場だったカフェTOSCAさん。

ゆくゆく話を聞いてると、震災後福島から京都に移って、家族でカフェをされてるんですよ!

お姉ちゃんと弟と妹とがキッチンで、ご両親も上映会に参加されてて。

マクロビオティック的な身体に優しい料理に、雰囲気もすごく良くて、

この7月で一年になるようなんだけど、なんかもう馴染みがあって前からあったんじゃないかなって感じの空間になってて。

ほんとう素敵なカフェでした。

京都に行く時は絶対にまた行きたいね! みなさんも是非オススメです。



Vegecafe TOSCA



大阪でも是非上映会させていただきたいです。

いい場所とプロジェクターなどの機材があればオーケーです。

どこかいい場所など知ってたら教えてください!


それでは。




Mahalo