ハワイを支えた移民たち | 南加いい暮らし

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南加(南カルフォルニア)・ロサンゼルスを中心に、
日々の楽しさをUPしていきたいと思います。

アロハな心で
船上から見たダイヤモンド・ヘッド

在の ハワイ は、
日本人旅行者 にとって、大手を振って楽しめ、
なぜかもう一度行きたくなる
魅力がある土地だと思います。

そんな パラダイス にしてくれた原点は、
移民の方々 の 努力 のお陰があると思います。

その 移民の方々 が、
当時どのような生活をしていたかを
再現している場所があります。

アロハな心で
ホノルルに到着した移民たち。(J.C.C資料より)

近いところでは、
J.C.C. (Japanese Cultural Center=日本文化センター)

アロハな心で

モイリリ にありますので、スターマーケット や
ダウン・トゥ・アース に行く折など、
ちょっと寄ってみられるといいと思います。

展示室 は小さいですが、
日系移民 たちの 努力と苦難 の 歴史 を伝えてくれます。

アロハな心で
パイナップル畑で働く人々。(J.C.C資料より)

回紹介しておきたいところは、
少し遠いのですが、ワイパフ にある、
ハワイ・プランテーション・ビレッジ (以降HPV です。

ここは ワイケレのアウトレット からは近いので、
ついでがあれば一度足を延ばしてみるのもいいかもしれません。
H1 を挟んで反対側です。)

アロハな心で
日系移民が暮らしていた家を復元したもの。

HPV は サトウキビ農園 で働いた
各国移民 の 歴史 を学べる 文化施設 です。

こには
1800年代 から 1940年代 にかけて ハワイ へやって来た
中国人、ポルトガル人、プエルトリコ人、日本人、
沖縄県人、フィリピン人、韓国・朝鮮人などの
農園労働者 が暮らした建物が復元されていて、
当時の労働者たちが生活していた住居などを見学できます。


アロハな心で
日系移民 の 家の中 には、神棚、仏壇 が置いてあります。

住居 には当時の 家具や寝具 が置いてあり、
日本人 の住まいなら、
当時のままに 神棚と仏壇 があり、
カソリック の人たちの住まいには
十字架 や マリア様 などが祀られていました。

アロハな心で
米の収穫期には、多くの日本人の農民が訪れた、稲荷神社。

た、敷地内には 公衆浴場 や神社、集会場 などもあり、
往時の 日系移民 の生活ぶりが伝えられています。

アロハな心で
公衆浴場。

園内 には ボランティア による
ガイド・ツアー(有料) がありますので、
お願いするといいでしょう。

ツアー は月曜日から土曜日 まで、
午前10時 から 午後2時 の間、
およそ 1時間間隔 で行われます。


アロハな心で
当時のスーパー・マーケット。

農園労働者たちは、
低賃金で厳しい仕事をさせられた上、
日々の生活を コントロール されるという
過酷な環境を共有してきました。

そうした中で、英語 を 母国語 としない人たちの間で、
ピジン英語 という言葉が生まれた
り、
各国の文化 が混ざったり、
一種の助け合い精神のようなものが生まれたそうです。

アロハな心で

系人 は 着物 の 裏地 を使って
今の アロハシャツ を生み出しましたが、
今に通じる ボーダーレス な 文化 は、
このような 各国移民 の 農園労働者 の
歴史 を 背景 に育まれたそうです。

ハワイ に行ったら一度は訪れて、
今日の ハワイ を作り上げた 移民の歴史 を知ると、
また違った 観光 ができるかもしれませんね。

アロハな心で
J.C.Cパンフレットより。