フィリピン大好きo(^o^)o -14ページ目

タクシードライバー

セシリアさんのまわしてくれたタクシーに乗ってホテルへ向かいました。



私はドライバーさんに、バカの一つ覚えの質問をしました。


『 あなたはいくつ?家族は何人?』

『 28才、独身 』


そのあと彼は大声で、ラジオと一緒に歌いまくっていました音譜


ホテルに到着するまでの1時間

私が話し掛ければ答えますが、それ以外はひたすら歌っていました。


フィリピン人にも無口な人っているんだ…


夜景


ラリー村での帰り際


『 明日は久しぶりの休日なんです。

 mahalさん、時間があったらお昼いっしょにいかがですか?』


『 まだ、はっきりと決まっていないのですが

 明日は、モアルボアルとバリリへ行こうと思っているんです。

 その予定がキャンセルになったら電話します 』



タクシーを使うのでしたら

いつも使っている、とても良心的なタクシーを紹介しますよ 』


『 ありがとうございます 』



一人旅の私に気を使ってくれたセシリアさんの言葉は

とても嬉しかったですニコニコ


星


実は…

前回のセブでタクシードライバー のペーターと知り合いました。

帰国後もペーターと、何度かメール のやりとりをしていました。



ペーターは私のリクエストの件 で会社を辞職して

その後、ドイツ資本の会社に就職したのですが

やっぱり “自分にはタクシードライバーが合っている”

もとのタクシー会社に戻ったのです。


しかし、ドイツ資本の会社で約束の1年間を勤めなかったので

ペナルティの1000USドルを払わなければならないと言っていましたショック!



せっかくの縁だから

少しくらい高くても、彼のタクシーを利用しようと考えていました。




事前にメールで

モアルボアルとバリリへ行きたい旨を伝え

スケジュールや料金も決めていました。


細かい打ち合わせは

『 ホテルに着いたら電話をください 』

という事でした。




そんな事情があり

私はセシリアさんからのお誘いに即答をしないで

ホテルへと向かったのです。





今、考えると



私はイイ年をして、



良く言えば、世間知らず




普通に言えば、大バカでした…爆弾

セシリアだぁー!!

木に登っていた子が叫びました。



『 セシリアだ!! セシリアが来た~!! 』


その声と同時に

ほとんどの子供達がいなくなりました。




セシリアパワー凄いですキラキラ


いかにセシリアさんが

子供達の面倒を一生懸命みているか

子供たちから慕われているかがわかりました。



子供達


子供達が、フィリピンの遊びを教えてくれました。

ジャンケン(日本と同じグーチョキパーです)をして

勝った人が負けた人の腕をペンペン(叩く)するのです。


が、しかぁ~し…

なぜだか、私ばっかり負けました。


私がグーで、相手がチョキでも

『 ボクの勝ちだよ 』


私がパーで、相手がグーでも

『 またボクが勝ったよ 』


いつも私がペンペンされていましたニコニコ




子供達は目が合うと、ハイタッチをしてくれるようになりました。

ハイタッチって、フィリピン人になった気分がして

なんだか妙に嬉しいです音譜


子供達


ラリー村に何時間いたのだろう…



気がつけば、あたりは暗くなっていました。

いつまでも子供達と遊んでいたかったです汗




この村には、宿泊所がありました。


次回セブに来る時は、この宿泊所に泊まって


ウルルン体験をするぞー!!



心に誓いましたニコニコチョキ



ジョセとリサ

2人の印象深い子がいました。


ジョセ


名前はジョセ男の子

バスケットをしていた子ですが、いつの間にか私のそばにいました。



ジョセがニコニコしながら話し掛けてきました。

『 僕のガールフレンドになって恋の矢

『 年はいくつ?』


『 17才 』

『 へへへ、なってもいいけど、私の息子はアナタと同じ年だよ 』


『 じゃあ、僕の日本のママになって音譜



さすが、フィリピン!! 17才の男の子も、お世辞は上手ですニコニコ




それからというもの

『 僕のママ、疲れたでしょう 』 とイスを薦められ

『 そこは段差があるから気をつけて 』 と手を引かれ


ジョセのサービスは超一流のホテルマン以上でしたニコニコ




フィリピンの子供達は、写真に写りたがるのが普通ですが

ジョセは違っていました。



カメラを向けると

『 僕はいいから、ママを写してあげるよ 』

と言って、私の写真ばかり写してくれるのです。


リサ


このカワイイ男の子男の子

気がつけば、いつも私にピッタリくっ付いていました。


『 名前は?』

『 リサ 』


女の子みたいな名前だ…


実は彼(彼女?)、オナベちゃんなのだそうですショック!



フィリピンではオカマちゃん、オナベちゃんは珍しくありません。

優秀な人にはオカマちゃん、オナベちゃんが多いとも聞きます。


リサはその流行?にのって

自分がオナベだと思い込んでいるだけなのでは?と思いました。



なぜなら、リサの気配りや優しさは女の中の女女の子でした。





1人の子供が花を取ってきてくれました。

それを見ていた他の子も、次々に花を取ってきてくれました。


そんなに持ってきたら、村じゅうのお花が無くなっちゃうよ~




こんな山盛りのお花のプレゼントは生まれて初めてです。



リサが

『 綺麗にしてあげるね 』

と、お花を髪に付けてくれて、手にもたせてくれて


ジョセが

『 僕のママ、綺麗だよラブラブ

と写真を写してくれました。




ラリー村、最高ですニコニコ

村の子供達

ラリー村の子供たちの歓迎はダンス音譜


子供達


バクラの高校生が経営しているという、サリサリ前の広場で

シローさんの携帯電話の着メロをBGMに

何度も何度も何度も何度も

ダンスを披露してくれましたニコニコ



携帯のか細い音ではなく

せめて、ラジカセで踊らせてあげたいなと思いました。


でも、子供達は携帯のBGMでも充分満足しているようでした。


シローさん


シローさんは揉みくちゃにされていました。

この村でシローさんが、いかに好かれているかがわかりましたニコニコ





1人の子が、サンパロックの実をくれました。


まだ青くて酸っぱ過ぎショック!でしたが、せっかく持ってきてくれたので

『 美味しいね 』

と言って食べました。


するとそれを見ていた子供達が

一斉にサンパロックの木に向かって走っていきました。




小さい子は、枝に手が届かないので

脱いだサンダルを一生懸命、木に投げつけて取ってくれましたニコニコ


女の子


学校から帰ってきたという女の子は

スカートをはいたまま、木に登りはじめましたあせる




シンプルで

とても心のこもった歓迎を受けましたニコニコチョキ

どこか懐かしさの漂う村

シローさんの運転する車でラリー村へ向かいました。



シローさんは、セブに7年住んでいるそうなので

ピノイ化した運転マナーを期待していたのですが

いたって安全運転でした。


『 シローさん、運転は日本人のままですねニコニコ

『 何年住んでも、いまだにフィリピンの運転マナーは怖いですよガーン




まわりの景色を眺めるのに忙しく

どのくらい走ったのか、場所がどのへんなのかもわからないままに

ラリー村へ到着しました。



そこは、想像していたとおりの村でしたラブラブ


子供達


広い草原に牛がいて



子供達


子供達が遊びまわっていて



子供達


カメラを向けると期待を裏切らない笑顔を向けてくれて



お母さん


お母さん達は のどかにお喋りをしていて



シローさん


気がつけば、シローさんもピノイと化していましたニコニコ


さり気ない優しさ

一緒のボートに日本人からの青年が乗り込んでいました。


ダイビングスポットに向かう時

私は彼に、ダイビングをしたかったけれど挫折してしまった話をしました。



物静かなその青年は私の話を聞いて、こう言いました。


『 そんな事もありますよ。次回また、めげずにチャレンジしてください 』





ボートから降りる時…


『 これ、今日の記念に差し上げます 』


彼は海の底から、私の分も小さな貝を拾ってきてくれていました。


貝


ダイビングの後、島に渡って子供達と交わる予定になっていましたが

天候不良(海が荒れて)のため、それも中止になりました。




『 シローさんがラリー村へ行くのですが

 mahalさんも一緒に行って遊んできませんか


ダイビングが出来なくて島にも行けないしょぼくれた私

セシリアさんは気をつかってくれたのだと思います。


『 もちろん行きたいです


セシリアさんの言葉に私は大喜びでした




ラリー村とは…

セシリアさんの仕事仲間のラリーさんが住む村です。

貧しい人達が住んでいるので、セシリアさん達が援助しています。

村の人達を、ショップのスタッフに雇用したりもしています。




ショップの外で、シローさんが出発するのを待っていると

ラリーさんが日本語で話し掛けてきました。


『 あなた、これからの予定は 』

『 エヘヘ、ラリーさんのバハイに行くんですよ 』



ラリーさんは眉毛を動かしながら言いました。


『 それはグッドアイデアですよ





この日、私は…

物静かな青年とセシリアさんの2人から、優しい心を頂きました

海で

ダイビングスポットで…


海の中に潜っていく他の参加者を横目に、私は海面に浮いていました。


いいなぁ~私も珊瑚を近くで見たかったなぁ~


でも…

スノーケルでも海の美しさは充分満喫できました



泳ぎも下手な私は

パタパタやっても、なかなか進まずに浮いているだけでした。


スタッフのアリ君が、そんな私を見て

ボートからライフジャケットを持ってくると


『 これにつかまって


それからはアリ君に引っ張ってもらい、優雅に海の散歩ができました


アリ君は、エンジンがついているかのように早く泳ぎ

時には、素潜りで海底に沈んでいったかと思うと

珍しいウニやヒトデを取ってきて見せてくれて

さすが、海の子と言った感じです。




“1人で参加しても決して一人ぼっちにはさせません”


AngelMarineのホームページにありましたが

まさしくそのとおりでした。


ボーイズ


ボートの上での昼食は美味しくて

アリ君達が披露してくれたダンスは最高で


ボーイズ



一緒に参加した女の子の話しです。


『 私は何度もセブにダイビングに来ているんだけど

 知り合いは、どうして危なくて汚いフィリピンに行くのと言うの。

口で説明しても、みんなわかってくれないから諦めているけど

 この美しさを知らないって、もったいないよね 』



同感だな~と思いました。

自業自得

生まれて初めてのダイビング、スゴイ楽しみでした


プール


体験ダイビングでも、いきなり海に出てしまうショップもあるそうですが

セシリアさんのAngelMarine

海に出る前に、プールでレクチャーをしてくれて

インストラクターのシローさんも日本人なので、とっても安心です。



機材の説明や水抜きの方法など

小さな子供に教えるように、丁寧に教えてくれました。





実際にタンクを背負って、プールで潜ってみました。



あれれ、プールに潜る寸前が、息ができない 


『 大丈夫!! ゆっくりでいいですよ 』


やっぱり、息ができない、どうして~ 




その後、何度も励まされてやってみたのですが


『 やっぱり、息が苦しくて出来ません


シローさんの目を見ながら訴えたのですが

なんだか、その時のシローさんの目は

お母さんに怒られた子犬のような目をしていました



ボートから


シローさんにもセシリアさんにも言わなかったけど…

前の日から一睡もしていなかった私は、本調子ではありませんでした。




しかも、レクチャーを受けながら…


主人に、ダイビングをする事は言ってないし

(心配するから事後報告)


神父様にも、言ってないし

(渡比の目的はなんですか!!と怒られる)


何かアクシデントがあったらどうしようと考えてしまいました。

そんな事ばかり考えていたので

勝手に私の体はパニックになったようです。



『 ごめんなさい、スノーケルに変更していいですか

『 かまわないですよ、

 体調が良くない時には無理しないほうがいいですからね


ホント、申し訳ないやら、情けないやら…

セシリアさん、シローさんごめんなさいって感じです




間もなく、ボートが到着しました。


ダイビングするわけでもないのに

ウエットスーツを着込んだ、変なカッコの変な私は

ボートに乗り込みました

美しい人に出会った♪

空港まで迎えに来てくれた人。


彼女の名前はセシリアさん。

セブでダイビングショップ を経営している方です。



前回のスノーケル で見た海の美しさが忘れられず

今回はダイビングに挑戦しようと思っていました




ジョン から、

“ダイビングをするなら、友人が経営するショップを紹介するよ”

とメールを貰っていたのですが…

私はセシリアさんのショップに決めていました。



理由は

彼女が島の貧しい子供達の面倒 をみているからです。

私には、島の子供達と触れ合ってみたいという希望がありました。



事前にセシリアさんと打ち合わせをして

ダイビング後に、島へ渡って子供達に会う予定をたてました。

ダイビング以上に、子供達との出会いが楽しみでした





空港で初めて会った彼女を見てビックリしました。


エキゾチックな顔立ちの彼女は、どこから見ても

ちょっぴり?日に焼けた欧米人にしか見えないのです。

しかも、ドライバーとの会話は流暢なセブアノ語でした。



『 セシリアさん、日本人ですよね~

『 私、現地の人からもフィリピン人に間違われるんですよ



車に乗る時も…

ごく自然にドアを開けてくれたり

荷物を持ってくれたり

さり気ないホスピタリティはフィリピン人そのままです

セシリア

    勝手に写真を拝借しました



単身セブに渡って、13年間も頑張っている大和撫子。

しかもボランティア までしています。

スゴイです真似できません



外見も心も美しい人に出会いました。



私が男性だったら、絶対ホレている

バスの中で席を譲られた

Cebu行きの飛行機に乗る時…


私はバックパッカーのようなリュックを背負い

スーツケースを引きずっていました。



スーツケースの中は

セブでお世話になるセシリアさんに届ける援助物資です。



渡比前に、彼女のボランティア活動のホームページ を読んで


どうせセブに行くなら、

カバンの隙間に援助物資を詰め込んで行こう!!


急遽、友人達から文房具や衣類を集めました。

予想以上に集まり、1つ残らず届けなければと思い

私の荷物はパンパンになっていました。


CebuPacific


ゲートから搭乗機まで距離があるため、バスでの移動でした。


大荷物を持った私がバスに乗り込むと

バスの中はすでに満員でした。



リュックの重みでよろけてしまいました


すると、5人ほどのフィリピン人が一斉に立ち上がって

席を譲ってくれました。



5人の席を譲られて、どこに座ったらいいか悩むし…


『 すぐだから大丈夫です!! 』

と言ったのですが…


『 いいから、いいから!! 』

と半ば強引に座らされました。



フィリピンで席を譲ってもらうなんて…

なんだか、不思議な感覚でした