アルテタ先生の特進コース26時間目 / 最後だから撃って終わろう
・最後の最後で「シュート撃って終わろう」。まぁ、サッカー好きならつい言っちゃいますね。このシュートもまぐはいつもと同じ感覚で言いました。バックパスや横パスをしちゃうとそこで笛を吹かれちゃうラストワンプレイ。シュートブロックに3人も向かってきてる。若干のトラップの乱れ、うん入らないな。そう思っても「シュートを撃って終わろう」と言ってしまいました。その直後、キャノンシュートがネットを揺らす強烈な一発。撃って終わろうのシュートじゃねぇぇぇ!!!なんじゃ、こりゃーーっ!!
-アーセナルのメンバー- トロサル (スミス・ロウ) (ネルソン) マルティネリ ビエイラ ウデゴー サ カ (Gジャカ) トーマス ジンチェン ガブリエル W・サリバ 冨安健洋 (ホワイト) ラムズデール 監督:ミケル・アルテタ SUB:ターナー、ティアニー、キヴィオル、ホールディング、ジョルジーニョ -ボーンマスのメンバー- ソランケ セメンヨ ウアタラ (アントニ) (クリスティ) ビリング ロスウェル (Lクック) Jゼムラ Mセネシ スティブ メファム Aスミス (フレデリ) ネ ト 監督:ガリー・オニール SUB:トラバース、ランドルフ、ステイシー、ムーア、ボロック
・いつの頃からかサッカー実況で流行り始めましたね。「何度も練習したんでしょうね」っていう言葉よりも「非常にデザインされた攻撃ですね」って言った方がおしゃれですもんね。まさにデザインされた攻撃でした。開始10秒でアーセナル失点。まず、キックオフ時に左サイド側センターラインに3人の選手が並びます。そっちに蹴ると思わせての右サイド攻撃。虚を突かれたアーセナルでした。なのでサイドで一対一勝負を挑まれて抜き切らずのクロス。そのクロスの時には3人の選手がペナの中に飛び込むというカタチでした。まぁ、ガブちゃんの足に当たってコースかわって相手FWに行っちゃったので不運でもあったけども。

・解説のチョン・テセも言ってましたが、確かに序盤のトーマスは消極的なパスも多かったし、ボールロストも多かったかも。そして、致命的なのが追加点でした。CKでセネシのヘディングだったんだけど、その前の駆け引きの段階を見るとトーマスでしたね。これで0-2とリードされてしまったんですが、ここでトーマス確変なんですよ。6分後のCKでこぼれをスミス・ロウがヘッドで繋ぐとファーサイドのトーマスがボレーで1点差。ここから急にトーマスの縦パスまでビシっと通せる様に。途中でマルティネリへ出したロブパスなんてセンスの塊ですよ。やっぱり、ケガ明けとはいえある程度の時間も必要ですからね。

・セットプレイでホワイトのゴールで同点。その後は攻めに攻めてなかなか入らないという展開が続く。ロスタイムの時間もやや長く、相手監督も「長すぎだ!」ってな感じで抗議も。しかし、そのラストで決めたのがネルソン。ここまで出場時間もあまり貰えなかった選手の意地の一発。もう、この後はネルソンも一生分は「良い子良い子」されてましたよ。まぁ、ほとんど叩かれてる事が多かったけども。これで今後はもうちょっと出場時間を与えてもいいかなって気にもさせるよね。だからこそ、今回はホワイトもゴール決めちゃったし、冨安の出場時間が減ってしまいそうで心配。
・ロスタイムでの勝ち点3獲得ってのが多くて盛り上がるんだけども、こうでもして勝ち点を3にしてかないとシティも負けないんだもの。引き分けじゃダメなんだよね。今後ともギリギリで勝ち星を得る試合は増えそうだけども、最後まで諦めない姿勢は良し。さて、今週はもう1試合あります。いよいよ、ELですよ。今回はネルソンの一発がありましたが、彼らの出場機会はいっぱいありますよ。なんせ、試合が多いですからね。
僕が第1クールの甲府に分けた(わけ)
・あらら、甲府にも勝ってないんですか。DAZNで見ると5試合連続無得点なんですね。まぁ、いつもいつも「vs ヴェルディ攻略法」通りにサッカーやってくるんですよ。0-0の時間を長くする、スペースを与えない、プレスを早くする、セットプレイ一発・・・うん、やっぱ嫌なイメージしかないや。ただ、今のヴェルディはその攻略法が通じないどころか、ヴェルディも同じサッカーをしてますからね。さて、どっちが勝つのでしょうか。
-東京ヴェルディのメンバー- 河村慶人 梶川諒太 バイロン (北島祐二) (阪野豊史) 森田晃樹 齋藤功佑 林 尚輝(Mエンゲルス) (加藤弘堅) 奈良輪雄太 平 智広 山越康平 宮原和也 (深澤大輝) マテウス 監督:城福 浩 SUB:長沢祐弥、楠 大樹 -ヴァンフォーレ甲府のメンバー- Pウタカ 三平和司 (松本孝平) (荒木 翔) 長谷川元希 武富孝介 (トゥリオ) (鳥海芳樹) 品田愛斗 松本凪生 (山本英臣) 小林岩魚 マンシャ 井上詩音 須貝英大 河田晃兵 監督:篠田善之 SUB:渋谷飛翔、関口正大

・ちなみにこれがヴァンフォーレ甲府のマスコット「ヴァンくん」ですね。どうやら甲斐犬をモチーフにしたそうですね。まさにワン(犬)ちゃんなのよ、ワンちゃん。この試合で大事だったのよ。そして、この試合では非常に決定機が少ない試合であった。どちらも「崩すサッカー」を狙っている訳では無く、ロングボールやクロスボールを中心に「リスクを最小限に抑えた」サッカーを目的としている。そうすれば、カウンターからの失点を避ける狙いがある為だ。なので、この試合はどっちもGKと一対一という決定機を作れずに終わってしまった。そんな中でもゴールになりそうなシーンは2度ほど作れた。1つは梶川のCKから山越のヘッド。頭に当たってなかったかな、胸か腕か腰だったかな。GKの河田が飛び出してるだけに枠へ飛ぶだけでゴールだったかも。更に梶川のダイレクトクロスにファーサイドで河村のヘッド。視界に飛び込んだ林が気になったのかな。これも決定機のヘッドでした。だから言ったでしょ。こういう試合を勝つ為には「ワンチャン」って。
・うーん、オフサイド無かった様に見えたけども助かった。甲府にとってみれば90分で唯一の決定機だったかも。右サイドからのクロス、ここは合わずに三平が拾ってマイナスパス。左サイドバックの小林のクロス。正直、ふんわりクロスだったのでゴールにはなるまいっていう優しいクロスだった。でも、真ん中で待ってるウタカのヘディングがゴール左上へ。これ、決める選手いる? ウタカぐらいよ、こんなの。しかし、これはオフサイドの判定でノーゴール。うん、ウタカはオフじゃなかったし、三平も飛び出しの瞬間はオフじゃなかった様に見える。もしかすると、ニアで触ったのはヴェルディの選手っぽいので、オフサイドはどうだろうか? まぁ、ともかく難しい判定のゴールだったので、ヴェルディはラッキーでした。いやー、ウタカはやばいな。まさにワンチャン決める人なのよ。
・この試合で出番を得たのがボランチの林でした。まぁ、いきなりヴェルディで活躍しろってのは無茶な話で。まずはこうやって時間を与えないといけませんね。ちょっとビビりながらの試合でしたか。後半はポジションもだいぶ前に取れる様になったし、ミドルシュートを放つシーンも出てきました。上背もあり、ボランチの位置で強度を保てるのは非常に有効なので頑張ってもらいましょう。ただ、ヴェルディには加藤弘堅がいるので、生半可なビルドアップでは太刀打ちできませんからね。更に梶川や森田も同じ様な感じで。パスセンス、ゲームメイク能力ではなく、ボランチの位置でフィルター役になれるタイプだと助かるんですけどもね。さてさて、どんな選手になるのやら。
・フォメが違うのでミラーゲームとは言えない試合ですが、やっているサッカー、狙っているサッカーそのものが同じ両チームで対戦するとこうなりますね。お互いが考えていたことは、前にガンガン攻めてきてもらって、途中で奪って手数の少ない攻めでゴールを陥れる。それがお互い来るまで待ってしまって0-0で終わったって感じですかね。ジャブを撃ち合って、ガードをしあって終わってしまったと。今までの試合と大きく違ったのはどちらも「最終ラインからのビルドアップ」がうまく行かなかったのもありますね。縦パスをびしっと通せるシーンが皆無だった。ヴェルディで言えば、谷口選手の存在でしたね。あそこで縦に通せると「攻撃しますよ」っていうアクセントになるので、全員のスイッチが入るんですよ。こないだは大分のDFデルランとペレイラがそれを担ってましたね。今のサッカーだとどうしてもCBからの繋ぎは重要なのですよ。
東京ヴェルディ 0-0 ヴァンフォーレ甲府
得点者:無しよ
MOM:FW梶川諒太(初選出/通算20度目)・・・2アシストだったね
MOM:FWピーター・ウタカ(ワンチャン決めたのはこの人)
MVP:FW河村慶人(初選出/通算7度目)・・・ワンチャン決めて
MVP:DF山越康平(初選出/通算3度目)・・・ワンチャン決めて
MVP:FW三平和司(攻撃より守備で貢献)
MVP:DFマンシャ(ビルドアップはしないけど堅い)
MVP:DF小林岩魚(バイロンとばっちばち)
・クロスの精度、試合の読みなどを考えると梶川の活躍は嬉しいですね。今回は左ウィングでしたが、クロスをあげた時は右サイド側。ウィング的な仕事は一切していなかったので、梶川がいるとサイドは空く事が多い。奈良輪はもっと上がっても良かったのかも。ワンツーパスからのロブを入れるシーンが2度ほどあったので、「崩そう」という意図をもってプレーしてるのは梶川ぐらいでしたか。まぁ、崩さなくてもいいって言われちゃうと、梶川はプレーの良さが出ないんで全然崩していいですよ。試合を全部見てみると、若干開幕戦の金沢戦にも似た印象ですね。今の甲府になら勝っておくべきだったかなと。
アルテタ先生の特進コース7時間目 / 選手を退団させない工夫
・悔しかったですね。前回のエバートン戦で負けてしまいました。「戦うチーム」を作る事にかけて一定の評価を得ているショーン・ダイシ監督。まさに立て直す事が出来ましたよ。ただ、「戦うチーム」という事は失敗すると酷い目にあいます。練習から戦わないといけないので、強度のあるチームじゃないとケガ人続出にもなりかねない。まぁ、なってるみたいですね。
-アーセナルのメンバー- トロサル (エンケティア) マルティネリ Gジャカ ウデゴー サ カ (ビエイラ) (スミス・ロウ) ジョルジ (トーマス) ジンチェン ガブリエル W・サリバ ホワイト (ティアニー) ラムズデール 監督:ミケル・アルテタ SUB:ターナー、冨安健洋、キヴィオル、ホールディング -エバートンのメンバー- Nモペイ マクニール (Dグレイ) イウォビ Aオナナ ドゥクレ Iゲイェ (デイビス) (ホルゲイト) ミコレンコ タルコウ Mキーン コールマン (ゴドフリー) ピクフォード 監督:ショーン・ダイシ SUB:ベゴビッチ、ミナ、ヒナグレ、コーディ、シムズ

・この試合でもサカとマルティネリが2枚で抑えられるというエバートン特有のディフェンスですよ。これで前回は負けてしまいました。この試合でも前半38分まではそんな試合でした。それでも、真っ向勝負で崩そうとするアーセナル。前回同様、ロングカウンター一本でゴールしてやろうというエバートン。しかし、アーセナルのポジションチェンジの妙が先制点を奪いました。CFにマルティネリ、LWGにトロサールとチェンジ。なのに、マルティネリが右WGまで移動し、サカがCFに来て、OMFに左サイドバックのジンチェンコがいるという摩訶不思議なポジション。エバートンも頭が混乱してましたか。ここでサカがGKと一対一でゴール右上へずどん! この後、サカがゲイェから奪ってマルティネリで2ー0。うん、先制しちゃえばこうなるよね。

・まぁ、それでもこの試合では完封出来たのはラムズデールのおかげですね。GKと一対一を2度もセーブ。ロスタイムのネコパンチは見事でした。こぼれさえも神セーブしちゃう。今年のアーセナルは好調だけども、完封があんま無かったんでね。ラムズデール会心の試合となりました。そして、先ほどアシストしたジンチェンコが凄すぎる。OMFでスルーパス出したりもするし、自陣でGKがこぼしたボールをクリアするのもジンチェンコ。ボックス・トゥ・ボックスなのよ、左サイドバックなのに。常にどこにもで顔を出す。これはサポーターが選ぶMOMにも選ばれるわ。

・出ていきたいという選手は後を追わず、残りたいという選手には手を差し伸べる。今、アーセナルの左サイドバックであるティアニーにはオファーが殺到している。序列も下がってきたし、左サイドで冨安が出る事もあるぐらいだ。しかし、この試合でのティアニーは一味違った。それが・・・ジンチェンコと同じ「偽サイドバック」的なプレーに終始していたのだ。そう、「残りたい」なら左サイドバックのティアニーにも新たなタスクを与えるのですよ。これでティアニーも一段階も二段階もレベルアップする事間違いなし。上手くいってくれるといいね。
・さ、この試合で未消化の試合が終わりました。シティとの差は勝ち点5差。んで、すぐに土曜日にアーセナルはホームでボーンマス戦。木曜日にEL。日曜日にアウェーでフラム。木曜日にEL・・・うん、地獄の様な試合日程が待っております。ティアニーの偽サイドバックの修行は今後も出番あるよ。