僕が鹿島に負けた理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が鹿島に負けた理由(わけ)

 

・6分間も違う・・・何が違うかと言うと、アクチュアル・プレーイングタイムの事だ。試合が流れている時間の事だそうだが、プレミアとJリーグでは6分も少ないそうだ。それを延ばす為には接触プレーをある程度流す様にするという方法を取ると決まった・・・はい、これにまぐは真っ向から大反対だ。まず、第一に「プレミアリーグの審判のレベルは低い」事が挙げられる。むしろ、Jリーグって試合を観てる時は文句ばっかまぐも言ってるが、Jリーグの審判のレベルは高い方だぞ。そこは自信を持っていい。プレミアリーグの選手の負傷数はエゲつないぞ。まず、ファールを取らない事はケガに繋がる。あ、これは取らないんだ・・・じゃあ、もっと強く行ってやれ・・・って事になるんだ。大丈夫かな、Jリーグが心配だ。
 

     -鹿島アントラーズのメンバー-

       鈴木優磨  レオセアラ
      (溝口修平)(徳田 誉)

 松村優太              小池龍太
(師岡柊生)

       柴崎 岳  樋口雄太
      (舩橋 佑)

 安西幸輝  関川郁万  植田直通  濃野公人
(佐藤海宏)

          早川友基

監督:鬼木 達
SUB:梶川裕嗣、キム・テヒョン、津久井佳祐、荒木遼太郎


     -東京ヴェルディのメンバー-

          山田剛綺
         (木村勇大)

       新井悠太  熊取谷一星
            (食野壮磨)

 翁長 聖  森田晃樹  齋藤功佑  宮原和也
            (平川 怜)

    谷口栄斗  千田海人  綱島悠斗
   (染野唯月)      (稲見哲行)

          マテウス

監督:城福 浩
SUB:長沢祐弥、鈴木海音、松橋優安、川村楽人

 


・鹿島さんは開幕戦で湘南に負けてしまったそうですね。正直、ここでの負けがヴェルディ戦で活かされてますね。そして、ヴェルディは逆に徹底した守備で、先制点を取られずに0-0の時間を長くする事で、「ワンチャンスを決めてきた」からこその6位だったんですよ。この試合では、そのワンチャンスが2度来ましたね。ここで1-0にしないといけない試合だった。まずは山田がCBから奪い取り、GKと一対一のチャンス。ここで一歩多くドリブルしてしまい植田のカバーにあった。更に新井のドリブル突破、植田をフェイクでかわしてシュートも濃野のカバーにあった。そうなんです。鹿島の前回の失点はまさにこのCBが抜かれて失点なんですよね。ペナの中であの屈強なCBコンビがドリブルで抜かれてるんです。それはなぜか、決してドリブルが苦手という訳ではない。むしろ、制空権はあのCBコンビに牛耳られてるんですから、上はどんなに頑張っても無理なんだから、せめて下からは積極的に勝負して行こうというだけの話でしょうね。決定機そのものはこれぐらいしかなかった。




・鹿島の攻撃には手を焼きましたね。まずはここが全然止められなかった。恐るべきは2トップ。失礼な言い方をすると、どちらも雑な縦パスでもいいから送ればいいんです。後は2人が何とかしてくれる。この絶大なる信頼感が「縦」「縦」「縦」の意識を強くしましたね。あんなに縦パスをぽんぽん通されると厳しいですよ。そうなると、当然ですがサイドも空いてくる。左からの安西のクロス、タイミングであげたクロスなのでキャンプあたりでの決め事ですかね。あれでゴールを決めるという意識ではなく、攻撃のタイミング、ジャブというかラストパスをあげて攻撃を終わろうの一本。これをレオ・セアラが千田をブロックして、ヘディングシュートの体勢を作ってからコースを付くヘッド。このゴールは凄い。クロスボールも精度が高い訳では無く、若干マイナス気味に出てるのにレオ・セアラの方がクロスに合わせてヘッドしてる。これはヤバい。今シーズン何ゴール決めるんだろうか。とりあえず当てておけばいいや。更に森田のボールロストからここも縦パス。レオ・セアラもコントロール出来ずに、谷口、千田もお手玉するぐらいボールが乱れた・・・なのに、体勢入れ替わって強烈なシュート。あそこからキャノンシュート撃てる? 何かチェルシー時代のディエゴ・コスタ思い出すわ。

 

 

 

     -東京ヴェルディのメンバー-

       染野唯月  木村勇大


       森田晃樹  齋藤功佑  
 新井悠太       (平川 怜) 翁長 聖

          食野壮磨


    綱島悠斗  千田海人  宮原和也
   (稲見哲行)

          マテウス

 


・試合の途中でヴェルディの布陣がこうなりましたね。昨シーズンも途中からのシステム変更が功を奏しました。今シーズンはこれになるかもしれませんね。今から覚えておきましょうか。さて、後半は決定機というほどではないのですが、あわよくば得点になったかもしれないシーンが食野からのロングボール。最終ラインの裏を越えて、ダイビングヘッドしたのは染野。おしくも届きませんでしたが、あのボールがドライブがかかって落ちてきたらばっちしでした。広い視野とロングキックが武器と選手名鑑にも載ってましたが、このシステムでアンカーでロングパスって・・・ピルロじゃん。ぜひ、ピルロになってもらいましょう。この時間帯は鹿島にもミスが目立ち、膝に手を付く選手も多く目についた。つまり、ヴェルディの狙いはここでしたね。後半30分まで0-0だったら、どうだったでしょうか。まずはそこを目指さないとね。


・逆に今のヴェルディの課題はと言うと、また1から選手の序列を決め直しているという所ですか。また、開幕10試合までは見定める展開でもいいと思っている。熊取谷選手もまだよくわかんなかった。前節の福田選手もしかり。さらに次節は平日の試合もあるので、町田戦に備えた格好でもあったかもしんない。前に鹿島と3-3で分けた試合なんか、まさに鹿島さんが次の試合も見据えた選手交代をしたのがキッカケで3失点した。なので、この試合では鹿島さんにそういう選手交代は無かったですね。そして、ヴェルディの方にも「ヴェルディのニア」「ハーフスペース」「セットプレイ狙い」などがこの2試合では見られなかった事。戦術を変えてるのかもしれませんが、いつものヴェルディでは無いですね。


鹿島アントラーズ 4-0 東京ヴェルディ
得点者:レオ・セアラ2、鈴木2

MOM:FWレオ・セアラ(我慢も献身も個人技もある)
MOM:FW鈴木優磨(PKを逆に譲るかと思った、自身も2得点は見事)
MOM:DF濃野公人(新井が植田を抜いた瞬間のカバーリング)
MOM:DF植田直通(山田剛に撃たせなかったカバーリング)
MVP:MF松村優太(ヴェルディ戦だけに気合入ってたかも)
MVP:DF安西幸輝(左足でもアシスト出来るクロス)

MVP:GKマテウス(初選出)・・・前半に鈴木、後半に濃野をセーブ。ハム大丈夫か?
MVP:MF新井悠太(初選出)・・・あそこで植田相手に勝負を挑めるのが凄い



・スタメンを見た瞬間におや?って思ったので、あのメンバーで前半を0-0にして後半に木村出してっていう展開を狙ってたんだろうけど、3-0から木村入れるっていう展開だと。何か逆に勿体ない使い方になってしまったかなと。結構、森田もロングパスを躊躇した感じあるのは、前線に木村居ないしなぁ・・・っていうイメージも多分にあったと思う。何かむしろスタメンで染野入れといて欲しかったな。向こうが松村入れてたんだし。もはや、勝ち負けっていう部分じゃなくて、ロマンだねロマン。鹿島相手に戦う染野が見たいっていうだけ。