僕が札幌に勝った理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が札幌に勝った理由(わけ)

 

・パワープレイで検索したらこんな画像出てきた。まぁ、パワープレイはのちほど。最下位だったコンサドーレ札幌がここにきて復調しつつある。Jリーグだけに限って言えば、7試合で4勝1敗2分と好成績を収めている。残り9試合と考えると充分残留は可能な状況である。さて、まぐが偉そうに果たして札幌は残留できるのか、出来ないのかっていうのを見てあげようじゃないか。降格するチームにありがちな事ってのを見つけるぞ。
 

   -北海道コンサドーレ札幌のメンバー-

          鈴木武蔵
         (宮澤裕樹)

   スパチョーク       駒井善成
   (菅 大輝)

 青木亮太  馬場晴也  大崎玲央  近藤友喜
(サンチェス)     (バカヨコ)

    ミンギュ  岡村大八  高尾 瑠
               (荒野拓馬)

          菅野孝憲

監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
SUB:児玉 潤、中村桐耶


     -東京ヴェルディのメンバー-

          木村勇大
         (アウベス)

    山見大登        山田楓喜
   (染野唯月)      (松村優太)

 翁長 聖  齋藤功佑  森田晃樹  宮原和也
      (見木友哉)(林 尚輝)

    谷口栄斗  千田海人  綱島悠斗


          マテウス

監督:城福 浩
SUB:長沢祐弥、松橋優安

 

 


・ボールを持ってから考える・・・さて、どうしようか? これがあるかどうか。今のヴェルディは「ヴェルディのニア」「ハーフスペース」「スーパーカウンター」など戦術がハッキリしているし、むしろそれ以外をすると監督に怒られる。何も無い時のバックパス1本で激怒するぐらいだ。なので、ボール持ってから考える様では遅い。チーム全体で何をするかが決まっていると降格はしない・・・うん、ヴェルディはシーズン通して出来てた出来てた。合格なのです。さて、札幌さんはどうかな?・・・うーん・・・困った時に馬場と大崎にパスしまくってない? ボランチなので渡しやすいんだけども、組立の段階で困ってるシーンが多く感じたかなぁ。無理な体勢の武蔵に雑に充てるのも可哀想かな。


・守備が崩壊してしまう・・・いや、全てのチームが崩壊なぞしていないんだ。ちゃんとマークはしているんだ。なのに、低得点高失点になっているんだ。GKと一対一が多いんだ。マークをしていない事が多いんだ。エースに取られちゃうんだ。スーパーゴールも決められちゃうんだ。すべてDFのせいではない、ボタンの掛け違い。3人目の飛び出しに関してはどのチームだって対応は難しい。そこでの約束事がしっかりしているか、献身的に前の選手が圧をかけているか。これが出来ていないと先のような安い失点につながるんだ。・・・うん、ヴェルディは城福監督以降はこの手の失点は皆無だ。逆に札幌さんはどうだろうか。例えるなら、うちの斎藤になるね。その齋藤からのロングパス。裏抜けの山見、ニアで木村、こぼれを山田なんだ。つまり、守備ラインではなく齋藤の位置から守備は始まってないとね。斎藤のロングパスはうちのストロングポイントだ。ちゃんと注意はしてたかい?


・サボってるつもりはない。いつ走ればいいか分からないんだ。ただ、目の前に自分を追い越す敵がいる。その時にジョグしてないかい? 何かあるかもしれないと走りながら考えるんだ。先ほどの山田のゴールの際にジョグしてなかったかい? 全力で走っていれば、一瞬早く山田より前に奪えた選手が居た様に思えたが。そして、木村の圧巻の長距離独走・・・重戦車の様なドリブルからの切り返し、切り返しでニア天ズドンっ!!・・・これはスーパーゴールよ。マークしてたのがCBじゃなかったってのも効いちゃったね。まぁ、これはファールでノーゴール。よくよく見てみると、染野が相手を倒してしまった。いや、そこじゃない。札幌の選手が全力で3枚戻ってきてるんだ。あそこでジョグをしていたら失点になっていたという事。考えるより走れ。

 

 

 

 

   -北海道コンサドーレ札幌のメンバー-

          岡村大八


   サンチェス        バカヨコ


 菅 大輝  荒野拓馬  駒井善成  近藤友喜


    ミンギュ  宮澤裕樹  馬場晴也


          菅野孝憲

 


・あー、そうですかー。それは凄い事をやってきましたねー。結果的に残り27分以上もあったってのにパワープレイですよ。岡村選手はCBですからね。そして、ジョルディ・サンチェスは190cm、アマドゥ・バカヨコも190cmというツインタワー・・・うーん、千田の方が勝ってたかな。失点したからという理由でのパワープレイは早いかな。何か作戦あるのかと思ったけど無さそうだったし。後半開始はヒヤッとしましたよ。武蔵からのスルーパス、駒井の決定機。青木にも足を振るチャンスもあった。札幌に何か足りないなって思ったのは「一対一の勝負」が無かった事。適当なクロスで待ち構えてるヴェルディに幾ら放り込んでも無理なんだ。1人1人が目の前に敵に勝つ。トラップで抜く、ドリブルで抜く、裏抜けで抜く、パスで1枚飛ばす。数的有利を作る行動をとっているかどうか。それをチーム全体でやりきりつつのラストパスでサンチェス、バカヨコに届いたら厄介ですよ。どこかで枚数が足りないから、中の人数も減りますしね。


北海道コンサドーレ札幌 0-2 東京ヴェルディ
得点者:山田楓、チアゴ・アウベス

MOM:FW木村勇大(8度目)・・・決定機盛り沢山、スーパーゴールは残念
MOM:MF齋藤功佑(6度目/通算13度目)・・・シュート、ドリブル、パスほとんどフリーでした
MOM:CB千田海人(5度目/通算8度目)・・・パワープレイにも負けずに対応
MOM:MF山田楓喜(2度目)・・・先制点で相手はパワープレイに
MVP:MF山見大登(5度目)・・・裏抜けでアシスト
MVP:FWチアゴ・アウベス(3度目)・・・あの時の借りを返したね

MVP:MF松村優太(初選出)・・・1アシストだけど、決めてくれればもっとアシスト付いたね
MVP:MF駒井善成(決めていれば違う未来もあったかも)
MVP:FW鈴木武蔵(一対一をもっと勝負させてあげて欲しい)



・はい、勝ち点が40になったものの余裕のある観戦記となりましたが、シーズン前はまだ真逆になってる可能性もありましたからね。徐々にチームにJ1でやれるっていう自信が付いたからこそですよ。ただ、それにしても70分でパワープレイはさすがにやり過ぎかなって思っちゃいました。後半開始にオープンな展開で攻めてきましたが、あそこまでバランスが悪くなっちゃうのは狙われますね。サンチェスとバカヨコの使い方も何だか難しそうだし。


・・・・そして、木村のスーパーゴールは記録に残したいゴールでしたね。