僕がJ1の開幕戦横浜Fマリノスに負けた理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕がJ1の開幕戦横浜Fマリノスに負けた理由(わけ)




・川淵さんが感極まって泣いてしまいました。まさか、15年もJ2だったの?っていう部分で泣いた訳じゃないでしょうけども。まさに日本サッカーのプロ化に動いた最初のチームです。日本で最初にプロサッカー選手として契約したのが木村和司、日本で最初にプロサッカークラブを作ろうとしたのが読売SC。この両チーム無くして、Jリーグの誕生は無かったかもしれない。そんな読売SCも企業理念を優先した事で、川淵さんとは何度も激しくぶつかりあった事だろう。それらが脳裏に去来した事でしょう。色んな思いがあったのでしょう。観ているこちらも涙を堪えながら、迎えたJ1開幕戦です。
 

     -東京ヴェルディのメンバー-

       木村勇大
      (山田剛綺) 染野唯月

 齋藤功佑              山田楓喜
(河村慶人)            (山見大登)

       見木友哉  森田晃樹


 翁長 聖  谷口栄斗  林 尚輝  稲見哲行


          マテウス

監督:城福 浩
SUB:長沢祐弥、深澤大輝、山越康平、綱島悠斗


      -横浜Fマリノスメンバー-

          Aロペス
 エウベル              水沼宏太
(天野 純)            (マテウス)


    山根 陸        渡辺皓太
   (植中朝日) 喜田拓也 (ナムテヒ)
         (宮市 亮)

 渡邊泰基 エドゥアルド 上島拓巳  松原 健


          ポープW

監督:ハリー・キューウェル
SUB:白坂楓馬、加藤 蓮

 





・前半から0-0の時間を長くする戦いなのか、それとも前半飛ばしていくのか。J1での戦い方に変化はあるのか、楽しみにする間も無く開始3分。谷口のロングボールから木村が突っ込む。今年のヴェルディは京都から便りが届いている様です。この突っ込んだFWの木村勇大は京都。まだ、どんなFWかは分かりませんけど、開幕スタメンを取るぐらいですから大したもんです。そして、この後の直接FKを決めた山田楓喜も京都から。いずれも22歳の売り出し中の若手となっております。売り出し中でも買えないからレンタルですけど。左足の一発に期待して欲しいと自画自賛するだけはある。見事なFKでした。するってーと、あれかい? 中にカットインしてからのシュートもあるだろうし、中長距離からのロングシュートもあるんでないかい? 今頃、中原はどうしてるかな。完全に同じタイプの選手を見つけてきたみたいですよ。





・んで、あれはレッドカードではないんですね。まぁ、まぐとしては開幕戦をちゃんとサッカーして楽しみたいってのがある訳ですよ。なので、開始早々に相手のGKが退場になってしまうのはあまり面白くない。ただ、結果論で言えば、GKが退場してたら勝ったかもしれないと。いや、どうだろう。つまんない試合を延々と繰り返して0-0なんてのもあるかもしれない。退場ってのはそうなりやすい。なので、まぐとしては退場しない方が正解だったかな。でも、判定としてはどうだろう。PAの外でハンドですよね。あの手に当たらなかったら裏抜けしてたかもしれない。そもそも、あの場面でハンドが無かったらって考えるのか、GKが飛び出してなかったらと考えるのか。更にハンドで1ペナ、その後で引っ張ってるし、足で蹴るそぶりも見せているのは含まれないのか。ジャッジとしては正しかったかどうか。そして、何より凄いのがこれで動揺せずに染野の股抜き、山田のカットインシュート、木村のシュートも左手で弾いてからの上島のクリア・・・GKのポープの活躍で2失点目は免れてるのよ。少しぐらい動揺しなさいよ。

 

 

 

     -東京ヴェルディのメンバー-

       木村勇大
             染野唯月

 山見大登              河村慶人


       見木友哉  森田晃樹


 翁長 聖  谷口栄斗  林 尚輝  稲見哲行


          マテウス


      -横浜Fマリノスメンバー-

          Aロペス


 宮市 亮     エウベル     マテウス


       山根 陸  渡辺皓太


 渡邊泰基 エドゥアルド 上島拓巳  松原 健


          ポープW

 


・ここがこの試合のターニングポイントですね。マリノスは前線の4名が全員が単独独力突破の可能な選手が配置。ここまでヴェルディとマリノスの応援合戦は互角の勢いでした。ヴェルディも少ないながらに頑張ってましたよ。ところが、このフォメに変わった瞬間にマリノスの応援の声量が急に一段階ギアをあげてきましたね。スイッチを入れるべきはココだ!とばかりにびっくりするぐらいスタジアムの雰囲気を持って行きました。つまり、素人でもあるサポーターにでも分かるぐらい簡単なまでの監督からのメッセージ。何をやるかはわかってるだろうな、こっから行くぞ!と。しかし、対してヴェルディは城福です。相手の長所は消しますよ。そういう意味で右サイドバックが稲見なんだと。エウベル相手にも負けない、宮市相手にだって負けないんだと。しかし、ここで河村を入れた意味は守備ブロックを形成する上で、河村に5バック気味に降りてもらって宮市対策なんだなと。お互いの戦術合戦も面白かった・・・でも、宮市はその上を行って渡辺皓太からのシュートを押し込んで決めたり(オフサイド)、松原からのシュート性のグラウンダーに滑り込んだりと対応してても厄介な選手でした。





・わざわざ、再現しなくてもいいのよ。むしろ、こっちにマイヤーが居ないじゃないか。このまま、1-0で勝利がヴェルディのプランになってましたね。カウンターはほとんど取れず。でも、防戦一方って訳でも無く、ヴェルディの足は止まっていない。ちゃんと行くところは行けているし、奪う所では奪えていた。しかし、先ほどの5バック気味で構える作戦の裏を取られた。河村が宮市に行っていたシーンで、右からのクロスがファーサイドへ。そこに飛び込んでいたのはマリノスの左サイドバックの渡邊泰基。ここまでオーバーラップする回数もそんなに多くなかったのに。スローインの際に機を見たオーバーラップ。このクロスが慌てて対応した河村の手に当たってPK。マリノスの決定機もそんなに多かった訳じゃないので悔しいPK。これをロペスが消めて1-1。ここで城福さんのメッセージが欲しかったね。この試合をどう終わるべきか。1-1でいいのか、2-1で勝ちに行くのか。例えば、綱島をFWにしたら「行けっ!」、山越を入れたら5バックで「守れっ!」だとか。この時間で何かまだやる事はあったかなと思う。そして、後半48分に松原のマイヤーばりに、エバートンばりのカットインシュート。逆サイドに巻いて入るやつ。わざわざ、再現しなくてもいいのよ。


東京ヴェルディ 1-2 横浜Fマリノス
得点者:山田楓喜 / Aロペス、松原

MOM:DF松原 健・・・エバートンまだいたのか
MOM:GKポープ・ウィリアムス・・・決定機は多かった中でセーブを連発
MOM:DF上島拓巳・・・ポープの裏まで行ったシュートも直前でクリア
MVP:FW宮市 亮・・・存在感は充分、そら稲見も足釣るわ
MVP:DF渡邊泰基・・・松原だけじゃなく、最後に左も出てきたのよ

MVP:DF稲見哲行(初選出/通算3度目)・・・マテウス、宮市と対人戦
MVP:MF山田楓喜(初選出)・・・セットプレイは任せた




・うちとしては前半で2-0行けたな。こういうところでの追加点が無いのはJ2の頃からの課題ですね。あまり決定機の多いチームじゃないんで、たまの決定機はちゃんと決めて頂かないと。更にマテウスのPKは止めててもやり直しかな。ライン出てたわ。最後の松原のシーンはVARでファールとかは無いのかい? あれは直前のファールを取ってくれてもいい様な気もする。後ろから突き飛ばしてるし、ボール関係ないシーンだしね。そして、そのファールをした人物のゴールだから尚更。まぁ、それを抜きにしても、勝つんだったら1-0で守り切るだったかな。どこかで5バックするかなって期待してました。悔しいものの、初日は早い方がいいので取りたかった。