アルテタ先生の特進コース6時間目 / ノーロンダービー | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

アルテタ先生の特進コース6時間目 / ノーロンダービー

・早いな、もう当たるのか。ポステコグル監督での再起を図るトッテナム。ハリー・ケインの穴はそうは言ってもデカイと思うぞと。タカをくくっておりました。リシャルリソンも何やらメンタルをやられているそうですし。ただ、スパーズにはこの男がいました。ソン・フンミン。韓国代表ではイマイチの男も、このスパーズでは「スペシャルな選手」になっておるのです。「決定機じゃなくても入る」能力を秘めている。まぁ、ワンチャン決めないといけないスパーズにおいて、ワンチャン決めてくるのですよ。
 

        -アーセナルのメンバー-

           エンケティア


  ジェズス  ビエイラ   ウーデゴー  サ  カ
 (ネルソン)(ハバーツ)       (スミス・ロウ)

            Dライス
          (ジョルジニョ)

 ジンチェン  ガブリエル  W・サリバ  Bホワイト
()

            ラ  ヤ

監督:ミケル・アルテタ
SUB:ラムズデール、キヴィオル、冨安健洋、セドリック、エルネニー


      -トッテナムのメンバー-

         Bジョンソン
         (ソロモン)

 フンミン     マジソン     クルセフ
(リシャル)  (ホイビュルク)

       Yビスマ  Pサール
  

 Dウドギ  デフェン  Cロメロ  Pポーロ


          ビカリオ

監督:アンジ・ポステコグル
SUB:フォスター、エメルソン、ダイアー、デイビス、スキップ、ベリス

 





・サカのカットインだけでこの試合の勝敗は付く。まさにそんな次元に到達してしまいました。まず、先制点はサカのカットインシュート。これがロメロの足にあたってオウンゴール。あれは反応出来まい。その他にサカのカットインからのクロス。角度は無かったもののジェズスがボレーなんてのもあった。うん、シュートだけじゃないのよ。そこからのクロスもエゲつない精度なのよ。ただ、アーセナルが勝つとするならば、前半に2点3点決めるチャンスがあっただけにそこで決着するべきだった。特にジェズスの一対一は決めねば。





・ラヤがスタメンになっている理由は「フィールドプレイヤー」としての最終ラインからのビルドアップですね。ラムズデールではそれは難しい・・・でも、すでにラヤ対策をされている。スパーズは前から選択肢を狭めて対応していた。結局、最終ラインからのビルドアップはせずにロングキックに終始。それならラムズデールも良い事になる。前からプレスをハメてくるチーム相手にはラムズデールとかにする? そういう柔軟なGK選出も面白いか。ラヤはビッグセーブが一本あったけれども、ハイボールの処理でモタモタしてるシーンは目についた。単純なGKスキルはラムズデールが上かなって気がしてます。んで、試合はニアに飛び込んだソン・フンミン。ジョルジーニョから奪ってGKと一対一をソン・フンミンで2-2同点でしたっと。



・GKラヤに関しては、後半はビルドアップしてなかったね。失点してでも、ピンチを招いてでも最終ラインからのビルドアップを重要視するってのは、最近の流行なんでね。アルテタならそっちを選ぶでしょう。この試合ではライスが負傷したっぽいのが気がかりですね。ケガしない男だと勝手に思ってたもんで。ミスしちゃったり、イマイチ波に乗れなくても、今シーズンは選手層こそ大事なのです。ジョルジーニョもハバーツもまだまだこれから。腐らずに頑張っておくれよ。