僕が第二クールの町田戦で分けた理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が第二クールの町田戦で分けた理由(わけ)

・新国立競技場に3万8千だそうです。いやー、凄い観客動員数となりました。案外、どちらのサポーターでもない人の方が割合的に多かったかと思いますが、どちらのチームのファンになってくれれば幸いです。ヴェルディはこういう試合で負けちゃう事が多かったのですが、最後までどっちが勝つか分からない試合に持って行けたのは素晴らしかったと思います。試合前に色々とケチがついた試合だったので、絶対に勝たなければいけない試合だったけれども。
 

     -FC町田ゼルビアのメンバー-

        エリキ  藤尾翔太
            (中島裕希)

 安井拓也              平河 悠
(荒木駿太)

       下田北斗  松井蓮之
      (稲葉修土)(宇野禅斗)

 翁長 聖  藤原優大  張 敏圭  奥山政幸
                 (グティエレス)

          ポープW

監督:黒田 剛
SUB:福井 光輝、沼田駿也


     -東京ヴェルディのメンバー-

       染野唯月
             山田剛綺
            (綱島悠斗)
 北島祐二              甲田英將
(齋藤功佑)            (新井悠太)

       稲見哲行  森田晃樹


 深澤大輝  谷口栄斗  千田海人  宮原和也
      (山越康平)(加藤 蓮)

          マテウス

監督:城福 浩
OUT:飯田雅浩、河村慶人

 



・いやー、何か最近学校の画像ばっか載せてる気がしますね。それが町田のボランチの松井くんと、ヴェルディのボランチの稲見くん。どちらも栃木の矢板中央高校出身の同級生。それがお互い高校サッカーで結果を出して、大学サッカーからJリーグ入り。そして、同じ東京の町田(川崎からのレンタル)とヴェルディで試合するんだから最高のマッチングだったね。途中でお互いが激突してるシーンがありましたが、きっと彼らだけしか通じない世界感で戦っていた事でしょうね。マンガや、マジでマンガの世界や。という訳で今回の画像は矢板中央高校でしたっと。え? 青森山田高校は使わないのかって? いやー、分かりませんねー。青森山田高校関係ありましたっけ?


・どちらも勝つ為には「ワンチャン決める事」。ここらへんもアバウトでいいのよ。視えたらそこへ蹴る。やはり、ウチと違うのは「アバウトなボールじゃダメ」って部分か。ちゃんと狙って蹴らないと。そこに選手がいるのを確認して出さないとヴェルディはダメなのよ・・・・・あれ? これ数日前に同じ事を書きませんでしたっけ? この1週間でなぜに同じ様なチームを相手にせなあかんのか。ファンマとエリキ。もう、ほんとマジでめんどくさい。ダイレクトで放ったボールを谷口の裏へ。ここにエリキが飛び出したマテウスと一対一。ここは制したんだけど、こぼれを長尾に詰められて2分で失点・・・早いって。その後は町田の重心がぐっと腰を低く対応し始めた事で、ヴェルディがボールを握れる時間帯は増えるものの決定機はゼロ。左右に何度か振ったシーンは得点の匂いはしたけども。更にスローインから稲見のトラップを狙われて下田のカット。ここをエリキがシュート撃たずに安井へパス。安井も落ち着いて流し込んで2-0。ぐぬぬ、前半で2点。

 

 

 

     -FC町田ゼルビアのメンバー-

          エリキ  


    荒木駿太        藤尾翔太


 翁長 聖  下田北斗  松井蓮之  平河 悠


    藤原優大  張 敏圭  奥山政幸


          ポープW

 


・黒田監督としては70分まで想定通り。事前に研究してた通りの展開でしたと。このまま、0-2で試合終了。もしくはカウンターで3点目を狙う。これで決まりだと思ったでしょう。守備を重視する監督さんの考え方だと、守備ブロックを形成すれば負けないというカタチが出来上がってるんでしょうね。ただ、そこに1つの落とし穴がありましたね。ある意味、あの選手を強奪しなければ試合には出て無かった可能性もあるんですよ。それが東洋大学在学中の新井悠太くんです。また、この試合でも嵐が吹き荒れました。もう、大学いいから全試合出ない? ここまでの試合では、甲田も北島もドリブルが上手いのでサイド勝負はするんですよ。でも、どちらも抜き切らずのクロスだったり、ステップワークで翻弄はするけど縦は行けない。でも、この新井くんは縦へ行けるのよ。斎藤とのワンツーで裏取るのよ。裏でもさらに縦へグイっと入り込むのよ。角度無いシーンでのシュートはポスト直撃。結局、残り時間はずっと新井くんに翻弄されっぱなしでした。右の奥山、平河は抜かれまくりでした。


・左の攻撃が活性化すると右が空くんですね。面白いもんですね、サッカーって。ここで宮原がボールを貰ってアーリークロス。どんピシャのクロスが真ん中どフリーで染野のヘッド。5バックだったはずなのに、ど真ん中のCFが何でフリーになれるん? GKポープの飛び出し判断ミスも手伝って2-1。飛び出さなければ正面だったかもしれん。更に先ほどの活躍で調子出まくってる新井くんからのえぐったセンタリング。DFに当たってコース変わった所に染野のヘッドで2-2同点。まさに待ち望んでいた「頭」でゴール出来るFW。ここ最近のまぐの口癖はFWが「足を振る」という事を重要視してました。染野に関しては「頭」でいけるのよ。いやー、見事な同点劇でした。・・・まぁ、そうは言っても、最後の最後でエリキがGKと一対一を外してなかったら、最悪の結果だった訳だけども。この勝ち点1は貴重かもしれん。


FC町田ゼルビア 2-2 東京ヴェルディ
得点者:藤尾、安井 / 染野2

MOM:MF新井悠太(初選出)・・・試合をひっくり返す立役者
MOM:FW染野唯月(初選出/通算5度目)・・・得点以外はまだまだ、2得点は見事

MOM:FWエリキ(上背無いのにロングもキープするんよ)
MVP:FW藤尾翔太(ゴール前であそこに入り込むのが大事よ)
MVP:MF安井拓也(エリキが横パスする選択肢を与えた)
MVP:MF下田北斗(稲見のトラップは狙われてたか)




・あの選手が居なくなった事でヴェルディの攻撃のパターンが1つ減ったのは事実。まさにそんな試合を長崎、町田と続けてしまったので厳しいかなと思ってました。でも、宮原のクロスで一発ヘッドも出来るという展開は大きいですね。中へのボールを入れるという判断も染野がいるなら何か起こるかもという期待はありますね。昨年、半年やってるってのもかなり大きいかも。ヴェルディでの良いイメージが残り過ぎてて、それが鹿島で発揮出来なかったのかな。それなら、もう戻らなくてもいいんじゃないかな。