僕が第1クールの群馬に分けた理由(わけ)
・名古屋グランパスからMF甲田英將選手を育成型期限付き移籍で獲得。ちなみに「育成型期限付き移籍」とは、18歳から23歳の選手が移籍元チームより下位リーグへ移籍する場合に限り、移籍期間でなくとも期限付き移籍をすることができる制度のこと。これを利用してこのタイミングでの移籍が可能だった訳だ。「ストロングは両足を使ったキレのあるドリブル」とのことで期待しておきましょう。ただ、検索すると半角スペース「怪我」って出るんだが、この若さで半月板やらかしてるみたいっすね。
-東京ヴェルディのメンバー- 山田剛綺 (阪野豊史) 河村慶人 (齋藤功佑) 北島祐二 バイロン (加藤 蓮) (甲田英將) 稲見哲行 森田晃樹 (宮原和也) 深澤大輝 谷口栄斗 千田海人 山越康平 マテウス 監督:城福 浩 SUB:飯田雅浩、綱島悠斗 -ザスパクサツ群馬メンバー- 川本梨誉 武 颯 (平松 宗)(城和隼颯) 高木彰人 佐藤 亮 (北川柊斗) (山中惇希) 風間宏希 天笠泰輝 (内田達也) 中塩大貴 畑尾大翔 酒井崇一 岡本一真 櫛引政敏 監督:大槻 毅 SUB:石井 僚、白石智之
・ミラーゲームの様相・・・って毎回言ってますけど、今回は4-4-2同志のチームながら全然「0-0を長くする気の無い」展開っていうね。群馬はショートパスを使った最終ラインからのビルドアップをするチーム。ヴェルディはロングボールを軸に徐々に陣地を増やしていくチーム。これがうまーくお互い擦り抜けて決定機の多い試合となりました。これで引き分けなんだもんなぁ。分かんないもんだ。群馬は序盤から決定機3度。結果論ではあるんだけど、決めるとこ決めればもっと群馬は点を取れていたのでは。まず最初のシーンでは高木のシュートをマテウスキャッチ・・・横パスだったら佐藤どフリー。右サイドから佐藤が深澤をかわして角度の無いところからのシュート・・・ど真ん中にどフリーで川本が待ってたり。うん、こういうシーンがめっちゃ多かったです。1手何か違えばゴールだったっていうシーンあったんですけどね。んで、FKからのこぼれを難しいシュート決める川本。そっちは入るんかーいっ!!
・んで、群馬はとにかくミスが多かった。ショートパスのサッカーってのはずっとヴェルディがやっていたサッカーなので、メリットとデメリットってのはよーくわかっております。まるで、今までヴェルディがやられてきた失点パターンを相手にお見舞い。それが横パスを奪ってからの展開ですね。最終ラインからのビルドアップでは、CBからSBへの横パスってのはプレスの合図ともいわれるぐらい狙い所。ここを山越、深澤がガツンと奪うシーンが前半に多かった。ここからのカウンターなんですね。バイロンクロスのこぼれ球、1度目はGK正面だったけども、2度目はゴール右上隅へ強烈に突き刺すシュート。稲見砲みたいな攻めのパターンも確立されてきましたね。2点目も左サイド深澤からのプレスのこぼれ。山田→北島→山田と大きなワンツーからの右下隅。これで2-1と逆転。電光石火の逆転劇でした。
・後半は群馬が攻勢を強めてくるのですが、前半同様にやはりミスが多い印象なんですよね。もっと点が取れた。群馬の中ではもっとも恐い存在なのに決められないのが武選手ですね。後半開始早々のGKと一対一。ここでも裏抜けばっちり、GKと一対一でちょこんと浮かすシュートもばっちり・・・でも、力が入り過ぎで枠の外。52分には絶好のタイミングで右サイドからのボールをトラップ・・・トラップ&シュートのイメージでCB谷口も完璧にかわした。でも、トラップが大きすぎて岡本がシュートで2-2同点。まぁ、入ったからコレはいいか。その数分後、右からのアーリークロス。ど真ん中で武が伸ばした足で引っかかって外へ。真後ろで川本がボレーの体勢だったのに触っちゃうから・・・。何とも武選手の空回りが2点で止まらせてしまいました。でも、これは結果論だからね。これだけ得点に絡んでるんなら、もっともっとゴール決められる日が来るさ。あ、でもまだ3点しか決めてなかった。
・ちなみに2失点はしたけど、今日もマテウスが活躍してる日だったりします。CKから中塩のキャノンシュートなんてキャッチだもんね。普通はこぼしちゃうよ、あの威力。更には右サイドから山中のカットインシュート。これもマテウスの横っ飛び・・・うーん、2-2の同点ながら、今回の試合は負けなくてよかった感じの試合になってるか。ただ、おいおい大槻監督。引き分けなのにこの選択はドライやね。この状況での試合からあっさりと守備固め。まぁ、ゴールこそ決められなかったけどCFの武はポストも出来て良い選手でした。コイツのポストは厄介だった。すると、群馬は6バック+4MFで勝ち点1狙いという選択・・・ぐぬぬ、こういうとこはしっかりしてること。ちなみに冒頭で話した甲田選手も登場。まだ19歳だからね。身体に接触しての寄せだけでフラフラしてボール取られちゃいました。まぁ、まずは身体づくりからかな。自分から仕掛けられる時に先出しで技出しておかないと厳しいかもね。
東京ヴェルディ 2-2 ザスパクサツ群馬
得点者:稲見、山田 / 川本、岡本
MOM:DF岡本一真(マテウスの股抜きシュート)
MOM:DF畑尾大翔(サイドからのクロスはここで止まった)
MOM:FW川本梨誉(上を狙うしかコースは無かった)
MOM:GKマテウス(5度目/通算19度目)・・・決定機かなり多かったよ
MOM:MF稲見哲行(2度目)・・・稲見砲が火を吹くぜ
MOM:FW山田剛綺(2度目)・・・ダイレクトがいい、対角線がいい
MVP:MF北島祐二(3度目)・・・見事なスルーパスでアシスト
MVP:DF山越康平(5度目/通算7度目)・・・カウンターの起点になってた
MVP:DF深澤大輝(初選出/通算10度目)・・・カウンターの起点になってた
MVP:FW武 颯(選択肢が違えばゴールになってた)
MVP:MF高木彰人(選択肢が違えばゴールになってた)
MVP:MF佐藤 亮(選択肢が違えばゴールになってた)
・勝たないといけない試合だったし、負けなくてすんで良かった試合だし、やっぱ最後は勝ち切りたかった試合ってな感じですかね。試合の時間ごとにどちらにでも勝利は転がってくるという試合だったかと。ヴェルディとしては、ホームでまた勝てなかったっていうのでマイナス面が目立っちゃったかな。ただ、ヴェルディの決定機は少なかったので「負け試合」を引き分けにした試合の印象。群馬はミスを繰り返してでも自分達のサッカーはブレないっていう感じでしたね。バイタルでのスルーパスなんかも、真っ向勝負感あって良かった。決定機は圧倒的に群馬が多かったので、勝たないといけないのは群馬の方だったかも。後は前線がもうちょっと決めてくれれば、順位も変わりそうなものだけど。まぁ、それはウチも同じ悩みか。半分終わって2ケタどころか、最多得点者が深澤で4点だもんね。せめて、得点ランク10位以内に1人ぐらいは入りたいかな。
