僕が第1クールの仙台に負けた理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が第1クールの仙台に負けた理由(わけ)

・自転車で川崎から神戸へ。世の中にはつわものがおりますなぁ。試合が無かった事で知る由になった訳ですが、これは力になりますね。一週間前からって事なので台風情報は入っていたでしょうけれども、まさか中止になるとは思わなかったか。そして、ヴェルディは台風の影響も無く良い天気・・・ただ、ここからの夏場にこのサッカーがどうなるのか。昔はユースっ子のサッカーをよく、熱中症サッカーって言ってたけども、果たして足が持つのだろうか。選手だけじゃなく、サポーターも水分はしっかり取ってね。
 

     -東京ヴェルディのメンバー-

       阪野豊史      
      (山田剛綺) 河村慶人
            (齋藤功佑)
 北島祐二              バイロン
(小池純輝)            (エンゲルス)

       稲見哲行  森田晃樹
      (加藤 蓮)

 深澤大輝  綱島悠斗  山越康平  宮原和也


          マテウス

監督:城福 浩
SUB:飯田雅浩、千田海人


      -ベガルタ仙台メンバー-

             山田寛人
       中島元彦 (遠藤 康)
      (中山仁斗)
 氣田亮真              郷家友太
フォギニョ)            (相良竜之介)

       鎌田大夢  エヴェルトン


 内田裕斗  菅田真啓  若狭大志  真瀬拓海
                  (金 太鉉)

          林 彰洋

監督:伊藤 彰
SUB:小畑裕馬、梁 勇基

 


・仙台は序盤からロングボールを中心にプレイしておりました。その理由は「こぼれ球」狙いですね。ロングボールのほとんどを宮原、綱島、深澤に向かって蹴ってる印象。山越は外す。なので、たまに宮原のポジションに山越がいてクリアする事もありました。ま、ここらへんはねらい目ではあるね。特に綱島は強度もあって強そうではあるんだけども、CBとしての守備は出来るかって所を見られてる様です。まぁ、綱島は出来てましたが、クリア後のボールはほとんど相手が回収してました。そのせいで仙台ペースで試合は進み、支配率も60%を超えておりました。そこで訪れた中島の突破からの切り返し、まさにCBとしての守備が求められたシーンで遠慮なしの深めの殺人タックル・・・相手が切り返すっていう選択肢は頭に無かったかの様でした。残念。んで、過去2本とも正面に蹴ってる中島選手が3本目も正面に蹴って0-1と仙台が先制。4回目のPK来たらどうする気なんだろうか。

 

 

 

      -ベガルタ仙台メンバー-

          山田寛人
       

    中島元彦       郷家友太


 氣田亮真  鎌田大夢  エヴェル  真瀬拓海


    内田裕斗  菅田真啓  若狭大志  


          林 彰洋

 


・可変だったよ。この試合に関しては序盤は仙台ペースでしたが、その理由がこの可変式フォーメーションですね。最近では、すっかりヴェルディはやめちゃったと言っていいと思います。仙台は守る時に4-4-2になってヴェルディとミラーゲームにする。しかし、攻撃の時は上記の様な3-4-2-1に変更する。おかげで中島がバイタル付近でボールを持つシーンが多かったのが特徴でした。これに対して、ヴェルディも3-4-2-1という布陣は何度かチャレンジしているので試合中に対応出来たら、ここまで押し込まれる事も無かったかと。ただ、仙台は0-1以降は引いて守ったので、ヴェルディは後手に回ってしまったかもしれん。今までは城福監督の策は常に相手を上回る事が多かったけれども、今回ばかりは相手の戦術にハマってしまったかもね。伊藤彰監督もやるな・・・いや、もしかして前ヴェルディ監督の堀さん(現:仙台コーチ)が策を講じてたりして。


・ヴェルディは前半0-0で、後半になるとチームが変わったかの様に強くなる・・・ってのはあるんですが、さすがにそろそろバレてきましたか。ヴェルディは「繋ぐチーム」から、「クロスサッカー」に変わっているとなると相手はそういう守り方をしますね。ある程度、サイドは自由にさせてクロスをあげさせる。後は中の人数を保てばよいと。ヴェルディがここまでゴールを獲れたのは逆サイドの深澤のゴールというパターンがほとんど。なので、サイドからクロスで中の人数もたっぷり居てのゴールはあんまりない。深澤、加藤蓮、河村らのヘッドなどはカウンターでペナの人数も少ない時。なので、守備ブロックを形成されちゃうと難しいのは仕方ないね。でも、この試合では工夫もしていて、守備に人数が割かれてるのでバイタルは結構空いてたんだよね。森田が何度かそこを狙ってたんだけど、どうしてもミドルシュートで終わってしまいますね。


・こういう時こそセットプレイが大事なんですって時に相手にやられてしまった。ヴェルディが勝つとしたら、CKを取りに行くがあったと思います。この試合は「クロスを上げさせる」対応を仙台がしてました。つまり、縦を切って「センタリングは封じる」でも、切り返してのクロスはあげさせる。宮原のアーリークロスもどうぞご自由に。でも、縦だけは割らせない。まぁ、これがCKに繋がりやすいしね。んで、こっちはそのCKでやられちゃった。でも、お互いCKは3本同志なので少なすぎ。どっちもCKも与えないサッカーをしてました。ただ、仙台のMF遠藤は良い選手ですね。ヴェルディの選手はほとんどが「いなされて」ました。トラップで、フェイントで、切り返しで、1人が1人を打開する術を知ってる選手ですね。CKも遠藤選手でした。ゲームコントロールだけでなく、「試合を終わらせる」事が出来る。せめて、ロスタイムに齋藤がヘッドを決めていれば、また次の繋がる試合にはなったのかな。ケガ明けってのもあるけどね。


東京ヴェルディ 0-2 ベガルタ仙台
得点者:中島、菅田

MOM:GK林 彰洋(枠内をことごとくセーブ、バイロン・山田・斎藤3点は防いだ)
MOM:MF中島元彦(PK狙いの切り返しだった、PKも真正面に蹴るなら上しかない)
MOM:MFエヴェルトン(ロングボール処理はこの選手、仙台が波状攻撃出来た)
MOM:DF菅田真啓(直前に味方のキャノン貰ってたのにね、追加点はお見事)
MVP:MF鎌田大夢(存じ上げない選手ですが、前半のスルーパスいいね)
MVP:MF遠藤 康(試合を終わらせる為に出てきた、時間の消費がうざったい)

MVP:MF稲見哲行(2度目)・・・正の字つけてるけど一番数字多かった、攻守ともに活躍
MVP:FW山田剛綺(2度目)・・・切り返し見事、裏抜け見事。報復の金的は気を付ける様に



・試合そのものはヴェルディは狙いの「クロス」「サイド攻撃」は上げども上げども跳ね返された。そこは仙台も狙い通りだったんでしょうけど、ヴェルディはバイロンカットイン、森田切り返し、山田切り返し、齋藤ヘッドと決定機は他の試合に比べれば多かった方。ヴェルディはワンチャン決めたもん勝ちみたいなサッカーなので、今回ばかりはGKの林を誉めるのが妥当。河村のミドルも入ってもおかしくない。攻め手をもうちょっと散らしても面白いかもね。最終ラインの裏、壁パス、ハーフスペース。通らなくても散らすだけで相手は警戒のレベルを変えてくる。すると、自然とサイドがすこーんと抜けたりする。もう少し、攻めのアイデアを森田に頼ってもいいんじゃないかな。クロスゲームだけってのは無理があると思うよ。





・試合そのものは負けたけども、そんなに悲観的なものじゃなく仙台がうまく立ち回ったって感じかな。それでも、試合後の対応はいただけない。城福監督が女性インタビュアーに対して、「序盤は仙台のプレッシャーにさらされる時間が多かった。」に対して、「僕はそう思わない!」と真っ向から否定。更にクロスの対応や質に対しての質問も全く答えずに「チームの問題」と一喝・・・テキストに起こすと何らおかしい点は無さそうだけど、これで完全に女性インタビュアーは「ビビっちゃって」インタビューを終わらす始末。これは確実に裏で泣いてるでしょ。途中で辞めたのだって、声が震えてるのバレたくないからじゃないの。そもそも、序盤はハッキリ仙台にやられた!!それはあってる。クロスの質に関しては、むしろ質問に答えなさい。試合のイライラをよそにぶつけてどうする。試合に負けたら「監督のせい」、試合に勝ったら「選手のおかげ」。試合に幾ら負けたってかまわない、これだけはブレないでいただきたい。


・・・・「最後に、次の試合に向けて、サポーターに意気込みをお願いします。」「次は勝ちますんで、応援よろしくお願いします。」ここまでが女性インタビュアーのお仕事なのよ。次にこのインタビュアーさんが来たら、裏で城福監督が自らの言葉で謝罪してあげてくださいね。次は笑顔でこのインタビュアーさんと勝利のコメントを聞きたいです。もう、大ベテランなんだから何してんのよ。