アルテタ先生の特進コース24時間目 / ロスタイムで勝てる | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

アルテタ先生の特進コース24時間目 / ロスタイムで勝てる

・シティ戦での敗戦もあって、ちょっとチームの状況が悪くなってきてるのかな。さくっと試合に勝てない感じはあったのよ。でも、終盤の粘り腰は見事でした。勝ち点3じゃないとダメなんだ。最後まで諦めないで戦う勝者のメンタル的なものが付いてきた感じがしますね。優勝経験者のジェズスも帰ってきたら完璧なんだけどもね。
 

      -アストン・ヴィラのメンバー-

          ワトキン
         (デュラン)

ブエディア    コウチーニョ    マッギン
(ベイリー)   (ラムジー)

       Bカマラ  Dルイス
            (デンドン)

 Aモレノ  ミングス  Eコンサ  キャッシュ
(ジーニュ)

         マルティネス

監督:ウナイ・エメリ
SUB:シニサロ、チェンバース、Aヤング、トラオレ


        -アーセナルのメンバー-

           エンケティア


  トロサル   Gジャカ  ウデゴー   サ  カ
(マルティネリ)(ビエイラ)(ホルディン)
        
            ジョルジ


 ジンチェン  ガブリエル  W・サリバ  ホワイト
(ティアニー)              (冨安健洋)

           ラムズデール

監督:ミケル・アルテタ
SUB:ターナー、キヴィオル、スミス・ロウ、ネルソン

 


 


・いやー、決定機と言っていいものか。ロングボール一本。FWとDFが対峙。そもそも、対峙してる時点でGKと一対一じゃないんで。決定機とは言い難い。でも、またぎフェイントからの左足一閃。体重の乗り方、足の歩幅、スピード感ともに「入る!」って思わせるシュート。ウィリアム・サリバの対応も悪かった訳じゃないのに、足の振りの速さからブロックが間に合わない。まさにスペシャルな選手の一振りでした。敵ながらあっぱれ。しかも、ここ最近のゴールがリバポ、レスター、シティ、アーセナルと強敵相手に決めてるのが印象的。ただ、こんなもんじゃ今のアーセナルは諦めないのだよ。って、2点目はコウチーニョの見事な上体フェイクからのニアシュート。ガブちゃん引っかかるわ。ラムちゃんも先読みでファー飛んじゃったもの。2点とも素晴らしいゴールなんだよなぁ。よそでやってくれ、よそで。


 


・どちらもカットインに近いんだけども、これをいとも簡単に決められる様になったサカの成長よ。サカの進化が止まらないよ。あのこぼれたボールをダイレクトボレーでネット上段に蹴り上げるだなんて。まさにロマンよ、ロマンシング・サカよ。さらにジンチェンコの溜めに溜めたカットインシュート。何か溜めれば溜めるほど威力が増すとか何かあるん? しかも、さきほどスペシャルなシュートを決めたワトキンスの股抜き。こんなの止められないよ。ちなみにさっきのワトキンスのゴールのアシストをしたキャッシュ。実はジンチェンコから奪ってアシストしたんだよね。そういう絡みもあって決めたかったのかもね。





・ちなみにその後もアーセナルのシュートの雨あられ。どれもゴールに入ってもおかしくな決定機があったんですよ。そのトドメがジョルジーニョってだけで。という訳でようこそアーセナルへ。アーセナルとは色々と因縁めいた事があったけども、すべて水に流そうじゃないか。アーセナルの数ある得点パターンの中で強烈なインパクトを持つトーマスのミドル。これもそこまでの流れが完璧なんだ。なので、ボランチが適当に撃ってるミドルとは訳が違う。「入るミドル」なんだ。これをまんまジョルジーニョで当てはめたところ、一発で決めてくるとは。GKのマルティネスが飛び過ぎて、後頭部に当たってゴールインなので実際はオウンゴール。元アーセナルのマルティネスのアシストみたいなもんか。こういうのを恩返し弾って言わないとね。失点は恩返しじゃないよ。





・ここからアーセナルお得意の5バック登場。これで逃げ切るってのがパターン化されてきたね。こうなると監督からのメッセージが伝わりやすいし、そもそも観てるサポーターレベルで分かってるからね。そろそろ、ホールディングじゃないか?って。ただ、自分の後頭部で失点してる事もあってか、GKマルティネスがCKで攻撃参加。GKのCKでの攻撃参加はよくみるけど、無人のゴールにゴールを決めるってあんま観ないよね。今回、それがあったのよ。ビエイラの絶妙なスルーパスに誰も居ないゴールに向かって走るマルティネリ。ゴール決める前に両手広げてゴールパフォーマンスしちゃってたけども、ギリギリまでドリブルしてのゴールイン。結果は2-4でアーセナルの勝利。意地悪な審判だとスルーパス出した時点で試合終了にする事もあるので、ギリギリまでドリブルってのも案外危ないんだよ。



・さて、アーセナルは無事に首位をキープとなりました。シティだって、まだ引き分けたりするのよ。だから、うちも引き分けてる場合じゃなかった。助かったよ。こういうギリギリの試合は今後も続きそうですね。今後はELも始まるので、過密日程も手伝って勝ち点を落とす試合もあるかもしれん。今回の試合みたいに最後まで食らいついていこう。ELはまだプレーオフをやってるみたいなので、もうちょっと後になるんかな。ユナイテッド vs バルセロナとかやばいプレーオフもあるみたいだけども。