アルテタ先生の特進コース21時間目 / 真っ向勝負で勝てるチームに
・冬に動くという事をしなかった昨シーズン。まさか、冨安・ティアニーの両翼が倒れるとは思いもしなかった。やはり、動けばよかった。そう思わせるシーズンでしたね。そういう経験を基に今シーズンは動きましたよ。まずはブライトンで三苫の大活躍により、序列を下げたばかりか素行の悪さも手伝って監督からも嫌われてしまったトロサールの獲得。シーズン序盤の活躍の時期にトロサールを取れるってなったら40億円は不可能だったでしょうね。かなり、お買い得な補強だと思いますよ。
-アーセナルのメンバー- エンケティア マルティネリ Gジャカ ウデゴー サ カ (トロサル) (ホルディング) トーマス ジンチェン ガブリエル W・サリバ Bホワイト (冨安健洋) ラムズデール 監督:ミケル・アルテタ SUB:ターナー、ティアニー、ロコンガ、ビエイラ、スミス・ロウ、マルキーニョス -マンチェスターUtdのメンバー- ベフホルスト ラッシュ ブルーノ アントニー (フレッジ) マクトミネイ エリクセン Lショー リサンドロ Rヴァラン ワンビサカ (ガルナチョ) デ・ヘア 監督:エリック・テン・ハフ SUB:ヒートン、リンデロフ、マグワイア、マラシア、ペリストリ、マイノウ、エランガ
・ラッシュフォード一発。あの振り足の速さとコンパクトさは圧巻でした。それでいてキャノンシュートが飛んでくるんだもの。ラムズデールでも捕れなかった。毎回言ってますけど、プレミアで優勝するにはこういうゴールが必要なんですよ。「決定機じゃないのに決めること」そういうスペシャルな選手がいないと難しいんですよ。まさにユナイテッドはそういうのが揃ってるんですけどもね。ただ、今のアーセナルはこんなもんじゃ揺るがないんですよ。
・この試合では左サイドバックなのに左サイドバックに居ないジンチェンコが異次元の動きを魅せてました。セカンドボールを拾う事、受け手になる事、縦へのびしっと通せるパス、ゲームを作る事も出来ちゃう。なので、ジャカがまさかの左サイドの深い位置からのシュート性のクロス。ここにエンケティアヘッドで同点。このシーンも完璧に崩しましたね。前半も後半もアーセナルのパスワークが何度もユナイテッド守備陣を崩しまくりましたよ。こういう試合が出来ると大きいね。
・実はラッシュフォードの裏への動き、足元での勝負強さなどでサイドでの攻防は負けが込んでました。それがベン・ホワイトとの相性でした。早々にイエローを貰っちゃったってのもあるかも。徐々にパスワークまでミスが出るぐらいに動揺してました。しかし、ここで後半頭にさっと冨安に交代出来ちゃうのが今のアーセナルなのよ。裏へのロビングはほとんどが冨安のクリアにあってましたね。んで、先ほども言った言葉ですよ。「決定機じゃないのに決めること」そういうスペシャルな選手がいないと優勝は難しいんですよ。・・・サカ一発っ!!・・・あんなの取れないって。
・その後、CKからしぶとくゴールを決めてくるユナイテッド。2-2の同点になるものの、ここからはアーセナルが一方的に押し込む展開に。アーセナルの方が足を振れる展開だったので、3点目は時間の問題だ・・・って思いながら時間は進み89分でした。ウーデゴールのシュート?だったのかな、これをヒールで押し込んで3-2とアーセナルが逆転。オフサイドっぽかったけど、サイドの深い位置にユナイテッドの選手残ってたのね。でも、今までのエンケティアだったら、ここで足出せてないよね。90分フルタイムでまだ頭も身体も動けてました。見事な2ゴールだったと思います。ちなみに新加入でデビューしたトロサールもパスワークに貢献してました。なんだか、昔からアーセナルに居たかの様な佇まい。これはハマる可能性ありそうだぞ。
・ちなみにめっちゃ美人なモデルさんみたいな方と観戦していたポーランドDFヤクブ・キヴィオルという選手もアーセナル入りでございます。ガブちゃんの控えという位置みたいですね。更にサー・アレックス・ファーガソンとデビッド・ベッカムまで観戦。もう、さすがに仲直りはしてるのかな。どうせなら、このタイミングでベンゲルさんも観戦してたら凄い豪華だっただろうに。さて、次節は金曜日にFA杯でシティ戦です。なかなか、縁が無かったものでシティ戦はまだ3試合あるのです。ここが優勝を決める大一番でしょうね。まずはその前哨戦ですよ。