アルテタ先生の特進コース11時間目 / アーセナルの観戦記じゃない
・いやー、ここまでの試合でこんなにもボッコボコにされた試合は初だったかな。でも、その試合で0-1で勝利出来ちゃうのが今のアーセナルの強さ。まだ単独首位となっております。巷ではホワイト、サリバ、ガブリエル、冨安を並べる布陣が「新・フェイマス4」と呼ばれているそうですね。この4バックは崩せないんじゃないかと評判です。そら、そうですよ。だって、4バックが全員CBなんですからね。一番背が低くて186cmですからね。
-リーズUtdのメンバー- ロドリゴ (バンフォード) シニステラ アーロン ハリソン (ゲルハト) (クリッチ) ロ カ アダムス (サマビル) ストライク クーパー Rコッホ クリステンセン Iメリエ 監督:ジェシー・マーシュ SUB:クラーソン、アイリング、フィルポ、ジョレンテ、グリーンウッド -アーセナルのメンバー- ジェズス (エンケティア) マルティネリ Gジャカ ウデゴー サ カ (ビエイラ) (ホルディン) トーマス 冨安健洋 ガブリエル W・サリバ Bホワイト (ティアニー) ラムズデール 監督:ミケル・アルテタ SUB:ターナー、セドリック、ロコンガ、ネルソン、マルキーニョス

・序盤はリーズのシニステラという選手がかなり突破を見せており、右サイドバックのホワイトの裏を狙われておりました。まぁ、ここぐらいが恐いぐらいでしたが、フィニッシュまで至っていないので問題はない。逆にアーセナルの攻撃も途中で終わってしまった。なかなかラストまで行かない展開だったのに、右サイド裏へ出たウーデゴーのスルーパス。角度がほとんど無いぐらい深い位置からサカの「ニア天」。いやー、ここをニアぶち抜きますか・・・。んで、結果的に崩すシーンも決定機もこれ以降はほんとお預け。最後まで何かふわっとしてしまった。

・えぇ・・・まぐはアーセナルしか観てないので名前しか存じておりません。リーズのエースでもある「パトリック・バンフォード」である。現在は29歳。このリーズで花開いた選手である。昨シーズンはケガにより戦列を離れている間にロドリゴにポジションを奪われた。それでも、ファンからは人気のある選手の様で、後半から投入された際には大拍手で迎えられた・・・最近はあまり得点が取れずに苦悩しているそうだけども。んで、このバンフォードがとにかく決定機が訪れまくった。いやー、ほんとにヤバい選手でした。後半開始早々、サイドからのクロスにボレーで合わせてゴールイン・・・も、VARでDFを押したとしてファール。そうか、ここからこういう事をやってた選手だったのか。ここからバンフォード劇場続きます。

・そもそも、この試合は開始1分で審判の機材トラブルに見舞われ、なんと40分も中断してしまったのだ。マイクなどの音声関係なのか、ゴールラインテクノロジーなのか情報が錯綜しておりましたが、こんなにもVARの恩恵を感じた試合はないので中断で良かったという事か。そして、アーリークロスをサリバが手で触ってしまいPK。これもVARでだいぶ経ってから発覚。んで、このPKは勿論バンフォード。しかし、GKラムズデールどころか枠の外。PKでも決まらないとなるとだいぶ重症ですね。ケチャドバになりそうなぐらいの決定機はあったので、このPKが入らなくて本当に助かった。次節以降はどうぞ決めて下さいね。

・ちょっと可哀そうになってきた。GKと一対一の絶妙なスルーパス。DFもスピードで追い抜き、利き足の左足で思い切り蹴っ飛ばす。これで入らない訳はない・・・ラムズデールの正面。まぁ、金的ではあったのでこれはこれで。股抜きシュートでも狙ったつもりなのだろうか。金的になるぐらいなのでちょこっと浮いてた。もはや、スタジアムも拍手は起きず。そろそろ、決めろやおいってな雰囲気。ロスタイム、最後の劇場です。ガブリエルがバンフォードを蹴ったとして一発退場&PK。その瞬間だけ見るとまぐも「やっちまった」って思うシーンでした。わざとらしい転び方だけども、転倒した際に足を挙げたのは印象悪い。・・・しかし、ここでもVAR。ガブリエルが倒されたシーンはもろにバンフォードが押してた。これにより、PKも取り消し、レッドカードも取り消しとなった。なぜかイエローは提示されたが。両者に出て欲しいけども。結局、試合は0-1でアーセナルの勝利。
・結局、試合の印象はバンフォードしか記憶に残らない。試合を引っ掻き回すだけ引っ掻き回して結果出せず。ここがジエゴ・コスタとの違いか。ここで決めてくるのよ、アイツは。ただ、試合全体を見ると、やたらとインターセプトされた。頼みのジェズスまで読まれてた。さすがにそろそろ研究されるか。ジェズスのキープが決まらないとこうなるって事か。もっとフォローやカバーを早くしてジェズスを楽にしてあげないとね。