僕が第二クールの山形に勝った理由(わけ)

・途中で何回か主審が選手と話してましたね。中断するべきかどうかという感じで。んで、↑の画像の通りで真っ赤っ赤だったのですね。うちは横浜なんですが遠くでゴロゴロしてんなぁってな感じで晴れておりました。それでも、中断した大きな一発はこっちでも大きく聞こえましたよ。そして、味スタのピッチも水たまりがあちこちに出来てたので、最終ラインのボール回しなんて危なくて仕方なかった。
-東京ヴェルディのメンバー- 染野唯月 河村慶人 (阪野豊史)(小池純輝) 梶川諒太 バイロン (深澤大輝) (佐藤凌我) 森田晃樹 加藤弘堅 (稲見哲行) 加藤 蓮 谷口栄斗 ンドカB 奈良輪雄太 マテウス 監督:城福 浩 SUB:長沢祐弥、石浦大雅 -モンテディオ山形のメンバー- ディサロ 加藤大樹 (山田康太) 國分伸太郎 (アウベス) (樺山諒乃介) 河合秀人 (デラトレ) 南 秀仁 藤田息吹 松本怜大 野田裕喜 山崎浩介 川井 歩 (小西雄大) 後藤雅明 監督:ピーター・クラモフスキー SUB:長谷川 洸、喜岡佳太

・水はけいいっすね。1時間半ほどの中断期間を経ての復活。晴れ間も覗かせる試合になりました。それにしても、あれだけじゃぶじゃぶだったピッチが水たまり無しってぐらい綺麗に。試合終盤こそ、水を含んだピッチだけにあちこち剥がれてる部分も出てきましたが、味スタの芝生がこれだけ素晴らしいんだと実感しましたよ。どういう訳かセンターラインあたりが水たまりだったので、最終ラインへのパスでど真ん中で止まってディサロの独走ドリブルとかヤバかったですもの。んで、主審は前半早々から雨の強さで一旦中断しようかの判断してそうでしたね。雷で分かりやすく中断できたと。雷鳴ってなかったら続行だったかもしれんね。

・いや、そういう意味じゃないんだ。CKからのリスタート。森田からのファーサイドへのクロス。デザインされた形のセットプレイでファーサイドに流れるってのが今のヴェルディの決まり事。平とか谷口とかが折り返してってのが多いですかね。こないだもンドカ折り返しに谷口ヘッドがポストってのもあったし。しかし、今回は折り返さないんですよ。ンドカの下がりながらの強烈ヘッドで先制点。ここ注目。「下がりながら」なんですよ。「下がりながら」だったら、ふわっとした折り返しが精々ですよ。むしろ、同じ位置に入り込んだ染野の方が良い体勢でしたよ。おでこで芯に当てたヘッドを叩き付ける事も出来るぐらいベストポジションでした。でも、ンドカですよ。「下がりながら」強烈なヘッドを決めるには恐ろしいまでの「腹筋」が必要なんです。きっと6パックですよ、腹が割れて無かったら出来ない芸当って事を言いたいんです。

・外国人助っ人が2人も途中から出てくるってだけで選手層が凄いですね。結果的に山形の最大の決定機がコレでした。右サイドからのダイレクトロブ。ここでオフサイドを取り損ねたヴェルディ。裏へ走ったデラトーレがGKと一対一・・・の割には遅い。それでも判断は早く中へのスルーパス。しかし、ここにも深澤のスライディングでカット。んで、ここが外国人選手特有の得点感覚よね。深澤のカットしたボールを奪い取ってからのヒールシュート。正直、これは入ったかと思いました。コースも枠内へ行ったっぽいし。これを予感していたのか深澤はとっさに「しゃがみ小足払い」ですよ。スト2ですよ。リュウ・ケンがこれ連打しただけでピヨるやつ。深澤は世代じゃないから分からないだろうなぁ。それにしても、よくあそこで足出したよ。

・まぐ程度では無理ですけどもね。ちゃんと働いてます。ってそういう話じゃなく。そもそもね、ショートパスを繋いで崩してゴールを決める・・・難しい話ですよ。「ヴェルディらしいサッカー」なんて、今ではサポーターにまで煙たがられてますよ。でもさ、もともとヴェルディはそういう集団だった訳じゃないの? 「サッカー上手くて何が悪い!」そういう人達でしょ。上手いのをひけらかしていいんですよ、「俺うめぇぇぇ」で飯食ってきた訳ですよ。まさに「好きなことで、生きていく」をYoutuberよりもやってきた訳です。でもさ、この試合で繋いで繋いでまたいで反転ボレーなんて。まさに「ヴェルディらしいサッカー」で崩したじゃない? でもさ、そこで決めないから今がある訳でしょうが。決めるとこ決めてれば・・・という訳で、今後も「崩したら決めなさいよ」って。城福監督の固定観念を崩して崩して、緑色に染め上げる計画は諦めてませんよ。終盤の二度の崩しはマジで決めて。
東京ヴェルディ 1-0 モンテディオ山形
得点者:ンドカ
MOM:DFンドカ・ボニフェイス(9度目/通算16度目)・・・値千金ヘッド
MOM:DF深澤大輝(3度目)・・・ヒールシュートブロック
MVP:FW佐藤凌我(8度目/通算10度目)・・・2度の決定機
MVP:MF梶川諒太(5度目/通算29度目)・・・ミドルやFKなどゴール狙ってた
MVP:FWディサロ・燦・シルヴァーノ(谷口抜かれてシュートも入りそう)
MVP:MFチアゴ・アウベス(ヒールシュートは残念でした)
・解説も言ってましたが、南 秀仁のポジションがどんどん下がっていきましたね。南は安定させたいという意味もあり、最終ラインに吸収されるぐらいさがりました。ただ、これで決定的なボールが縦へ通される事が少なくなった。確かに最終ラインからボランチまでの縦パスは南が担った分だけサイドまでは届いた。それでも、サイドからのクロスしか選択肢は無く、南からの縦パスびしっと通すやつが出なくなった。これで終盤でも守りやすくなりましたね。1-0だけだと不安なんですが、特にセットプレイ一発で沈む我がチームなんでね。たまにはセットプレイだけで勝つってのもあっていいかな。