アルテタ先生の特進コース1時間目 / プレシーズンとプレミアは別物 | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

アルテタ先生の特進コース1時間目 / プレシーズンとプレミアは別物

・プレミア開幕っ!! 我らがアーセナルが開幕から万全の状態だなんて・・・ベンゲルさんの頃でも無かったんじゃなかろうか。スタートダッシュ出来ずにパニックバイなんてシーズンもあったなぁ。それがプレシーズンで勝ちまくって楽しくって。グーナーにとっては快適な開幕の過ごし方なんてした事ないもんだから、みんな浮足立っちゃって仕方がない。まぐ個人としてはやはり「崩すサッカー」の何と楽しい事か、面白い事か。サッカーはやはり上手いが正義。
 

     -クリスタル・パレスのメンバー-

          エドゥアール
          (Pマテタ)

   ザ  ハ    エ  ゼ    アイエウ
         (エビオウェイ)

       シュラップ  ドゥクレ
       (ヒューズ)(ミリボイェ)

 ミッチェル  Mグエヒ  アンデル  クライン


           グアイタ

監督:パトリック・ヴィエラ
SUB:ジョンストン、ウォード、リチャーズ、リーデバルト、プランジ


        -アーセナルのメンバー-

            ジェズス
マルティネリ    (エンケティア)    サ  カ


      Gジャカ        ウデゴー
                 (ロコンガ)
            トーマス


ジンチェンコ  ガブリエウ  W・サリバ  ホワイト
(ティアニ)

           ラムズデール

監督:ミケル・アルテタ
SUB:ターナー、ホールディング、セドリック、エルネニー、ペペ、ネルソン

 





・アーセナルへようこそ! いやー、CFにガブリエル・ジェズスですよ。この試合ではゴールこそ無かったものの、試合序盤に圧巻のテクニックを披露してくれました。相手のボールを後ろから奪い取ってドリブル突破。股抜きでかわし、ダブルタッチでかわし、そのまま振り足の速いシュート。うん、これで先制になってもおかしくないシーンでした。そう、まぐは何度も言ってきた。プレミアでもJでも。FWたるもの「決めるべき時に決めて、そうでない時にも決める」なんです。チャンスじゃないのに決めちゃうんですよー。サラーもロナウドもアグエロもそうでしょ。アーセナルにもそういうFWが欲しかった。これはジェズスがそういうゴールを決めてくれちゃうんじゃないのー。ケインやソン・フンミンもそうだけど、自然と入れなかったり。





・アーセナルへようこそ! いやー、CBにウィリアム・サリバですよ。かつてのアーセナルはフィジカルモンスター級のチームには苦戦させられました。パワープレイだけでやられちゃったり、ロングスローでやられちゃったり、精度は度外視の何か起これロブの嵐でした。メルテザッカーの獲得もそういう状況の打開からですもんね。何年越しの愛が実った獲得でしたよ。しかも、今回のクリスタル・パレスはまさにそのフィジカルモンスターしかいないチームです。そういうボールばっかわんさか送って寄越してきました。それをサリバとガブちゃんで全部返品してやりましたよ。中にとりあえずボールを入れてくるのをエアバトルで返し続けるアーセナルが観れるなんて。ここに冨安も入ったら無敵じゃない? さらにスピードもあるので守備範囲は広い。ザハがホワイトをドリブルでかわした際のサリバのスライディングタックルは圧巻でした。





・アーセナルへようこそ! いやー、SBにオレクサンドル・ジンチェンコですよ。オーバーラップもさることながら、偽SBさながらのボランチ配置は見事ですね。トーマスアンカーは確かに優秀だけども、そこが弱点になってる部分も確かにあって。万能なトーマスが負傷離脱したのも、広大な守備範囲をひたすら守り続けるという疲労の蓄積があったんじゃなかろうか。そういう意味ではジャカも降りてこれるし、ジンチェンコもカバーできるとなれば、今シーズンはトーマス負傷しないと言い切れるのかも。ジンチェンコはさらにセットプレイでトリッキーな受け手役からのアシストも披露。いきなりアシストという結果出しちゃうあたりはさすがでした。ちなみにこの後はパレスの猛攻を耐える時間が続いてたりする。あのアンデルセンからのザハへのロングボールばかりがウザくて仕方ない。徐々にザハに合い始めてたんよ。そっからは面倒臭くて仕方なかった。冨安でマンマークさせたいぐらいだったよ。





・結果的に試合のMOMはGKのラムズデールなんじゃないかな。あはは。まるで、アーセナルが圧勝したかの様に魅せる観戦記でしたけども。セットプレイからエドゥアールの至近距離ダイビングヘッドを超反応で防いだり、ザハのスルーパスに反応したエゼのシュートもスーパーセーブ。あれは股下を狙ったシュートなんだけども、しっかりとラムズデールも足を閉じてた。先読みしてたんかってぐらいのセービング。うん、これはあれだな。今年も結局のところはラムズデールに何失点分防いでもらうんだろうか。もう、今後はラムズデールの2得点って換算しないといけないかな。それぐらいの大活躍でした。最後の最後でこの試合あんまり活躍が無かったウデゴーとサカ。最後はサカのシュート性のクロスが相手に当たってオウンゴールでしたと。



・いやー、ビッグ6より強いと評判のアウェーパレス戦という山を乗り越えましたぞ。今後はまた険しい山脈となってシティを倒しちゃってください。きっと、今シーズンもビッグ6がここで勝ち点3を取れないっていう試合有ると思うよ。まだ、エゼとエドゥアールがマッチしてなかったのも幸いだったかも。開幕で当たっておいて良かったと思いましょう。さ、次回はホームでレスター戦。ティーレマンスが思わず移籍したくなる様な試合を魅せてやりましょう。