アルテタ先生の特進コース12時間目 / ラムズデール居なけりゃ何失点したことか
・あー、久しぶりのボッコボコでしたな。それにしても、リバプール相手にあそこまでリトリートしないといけないのは仕方ない。ただ、ここまで攻撃すらさせて貰えないとは思わなかった。酷い時には支配率が8割近い数字を記録していた。それぐらいサンドバック状態が止まらなかった。電光石火のロングカウンターが決まる決まる。ほんとにラムズデールのビッグセーブ連発が無ければ4失点では済まなかったかもしれない。
-リバプールのメンバー- ジョッタ マ ネ (南野拓実) Mサラー チェンバ アルカン (ヘンダー)ファビーニョ(モートン) ツィミカス マティプ Vダイク アーノルド アリソン 監督:ユルゲン・クロップ SUB:ケレハー、コナテ、ナサニエル、ベック、ブラッドリー、ゴードン -アーセナルのメンバー- オバメヤン ラカゼット (ウデゴー) スミスロウ サ カ ロコンガ トーマス (ナイルズ)(エルネニ) タバレス ガブリエル Bホワイト 冨安健洋 ラムズデール 監督:ミケル・アルテタ SUB:レノ、ティアニー、ホールディング、セドリック、ペペ、マルティネリ

・この試合に賭ける想いってのは充分に伝わりました。アルテタもクロップもこんなに激高するなんて。まぁ、事の発端はホワイトや冨安がマネに対して厳しく当たっていたと。それに対してマネも一歩も引かずに肘は出すわ、足は出すわと。冨安に行ったシーンは空中で顔面に肘が入ってしまったと。これを目の前で見てたアルテタが怒ったという事です。試合後にはクロップが「ファールは無かった。マネに何を求めてるんだ。」と語ったのに対して、アルテタは「私は自分の選手を守った。彼も自分の選手を守った。それだけだ。」と語っているそうで。やっぱり、アルテタ監督はこういう舌戦にはかかわりたくない人の様で。マネは1G1Aなので結果は出しましたね。その割にホワイトと冨安にはイライラしてる感も見えてたり。うんうん、冨安もマネと対峙するだけでも良い経験になったでしょう。次はもっとイライラさせてやりましょう。

・まぁ、この試合の敗因はこれでしょうね。元アーセナルのチェンバレンですよ。どういう事ですか。めちゃくちゃキレッキレじゃないの。敗因としては、奪った後もすぐに奪い返されていた事。攻守の切り替えのスイッチが速すぎる。攻撃してる状況でも守備プレスボタン押してるかの様な。ドルトムント時代でもかなり評価されていた「ゲーゲン・プレッシング」。あれが進化するとこんなんなるんですね。ってか、みんはいつ休養してるの? 90分ずっとプレスし続けるなんて無理じゃないの? どこかで休んでる時間があると思うんだけども。アルカンタラもチェンバレンも途中交代してるから、普通に90分プレスだったのかもしれんけど。

・んで、止まらないラムズデールのセービング。もはや、最近はレノの顔すら映らなくなってきたな。ジョッタのシュートなんか身体の重心の逆を突かれた見事なシュートだったのに、体ごと浮いてる状態で反対側に反応するというセービング。GKと一対一クラスのシュートはほとんど止めたかもしれませんね。だからこそ、タバレスのパスミスでGKと一対一にしてしまった失点なんかは悔やまれる。GKを抜くという事でセービングを無効化してきましたからね。その手があったか。その他のゴールはGKにはノーチャンスの真横からのクロスを押し込むだけのものだったし。

・うちでやるな、よそでやれ!・・・この試合ではファーストタッチだったかしら? ロベルト・ミナミーノがゴールを決めちゃいましたよ。アーノルドからのシュート性のクロスをミナミーノが流し込んでゴールイン。その目の前をスライディングでクリアしようとしたのが冨安っていうね。そして、試合後にはユニフォーム交換ですよ。なんか、いいですねー。日本人同志で「リバプール」「アーセナル」のユニフォームですよ。ビッグクラブですよ。いやー、日本人がビッグクラブで活躍する時代が来ましたよ。えぇ、何となく試合結果が0-4だっていう完敗を誤魔化したいばかりに、感動する方向で結論付けておりますよ。という訳で10試合無敗だった試合もここでストップとなりました。また、1から積み上げていこう。