アルテタ先生の特進コース5時間目 / これで開幕(?)2連勝ですね
・グーナーの皆様なら第4節から開幕って事にしてるんで。それにしても、冨安獲得後に2試合連続クリーンシートってのはすごいね。しかも、空中戦・地上戦ともに100%勝率ってやばいね。ファン・ダイクが9割ってやつだもんね。まぁ、まだ冨安対策はされてないみたいなので、次節のスパーズ戦のガッチガチな相手とで評価したいですかね。そもそも、左MFってソン・フンミンですからね。プレミアでもトップクラスにヤバい相手だ。さ、まずはバーンリー戦をどうぞ。
-バーンリーのメンバー- バーンズ Cウッド (ヴィドラ)(ジェイR) マクニル グドムン (Mコルネ) ブラウン ウェスト テイラー ベンミー ターコウ ロートン Nポープ 監督:ショーン・ダイシ SUB:ヘネシー、コリンズ、ピータース、バーズリー、コーク、レノン -アーセナルのメンバー- オーバメヤン サ カ ペ ペ スミスロウ ウーデゴー (ロコンガ) トーマス (ナイルズ) ティアニー マガリャン Bホワイト 冨安健洋 (タバレス) ラムズデール 監督:ミケル・アルテタ SUB:レノ、ホールディング、パブロ・マリ、セドリック、ラカゼット、マルティネリ

・冨安が凄いのはスタッツで確認したんだけれども、それよりもこのバーンリーってのが「イングランドオールドスタイル」なサッカーなんですよ。局面で激しく戦い、誰よりも遠くへ飛ばし、2トップに対して放り込む。分かっちゃいるけど止められない。実はこんなサッカーなのに前半だけでバーンズに二度も決定機与えてるのよ。1つは空中戦を誰も競らずにどフリーでヘッド。ここではベン・ホワイトが空中戦被ってるし・・・もう、空中戦被るのはギュンドガンだけで勘弁してよ。さらに最終ラインの裏へのロビングもベン・ホワイトが被るし・・・これ、あれだな。野球で例えて申し訳ないけど、外野フライ取れない人やね。「落下地点予測出来ない = 空中戦弱い」なんじゃないの? ここでもバーンズのボレーシュートをガブリエルと冨安が挟み込んで対処。↑の画像の様にバーンズの面の皮がリンゴの皮むきの様になるところだったよ。冨安は完璧超人だった様だ。

・見事だった。見事過ぎる直接FKだった。でも、おかしい。ウーデゴールのFKは見事だったのだが、バーンリーの壁が全くジャンプしてない。これは怒られるレベルじゃないの?・・・って思ったのだが、リプレイで観てみると左足でウーデゴール。右足でトーマスにオーバメヤンが待っていたのだ。これはきっとオーバメヤンが蹴るものと思ったんじゃなかろうか。まぁ、今のアーセナルの事情から考えれば、エースが決めるってのが好調を維持できるものですから。こういう時に蹴らせてあげるみたいな予想だったかなと。まぁ、ともかくこの先制点。結果的にはかなり重い一点になりました。ここで取れてなければどうなっていたか・・・。

・後半にも決定機。スミス・ロウが二度。好調を維持してるんですけど、こういう時に決めないと・・・。自分の成績だけでなく、アーセナルの成績に直結するのよ。ペペもそうだけど決定機は決めて。特にオーバメヤンからのスルーパスのGKと一対一は決めて欲しいね。んで、後半なんだけどカウンターを何度も取るチャンスがありながら、どうしても最初のボールタッチで奪われるってのが多すぎた。特にサカ、特にオーバメヤン。まだまだコンディション不足なんでしょうね。敵ながら、ルカクのポストなんか観ちゃうとあれって助かるよ。一発目のガツンで取られちゃうんだよね。そこをビクともしないんだ。まぁ、オーバメヤンの場合はダイレクトでクサビとかでもいいし、何ならポストじゃなく裏抜けでもいいし。オーバメヤンのパスが強すぎてダメ、弱すぎてダメってのが2度続いた時はがっくり来ちゃった。まぁ、それでも今は試合に出てコンディションを上げていくしかないね。ダメでも起用し続けよう。まだ、開幕したばっかだからキャンプ中ぐらいの感覚かな。Jリーグに来るブラジル人選手みたいなノリで見守ろう。

・それでも1-1にならなかったのは、新たなる守護神のラムズデールのおかげってのもある。コルネっていう選手の強烈シュートをハエでも払うかの様に片手で払ったのは驚いた。レノも優秀なGKなのはわかってるけど、ここ2年で空中戦をやらかすというチョンボが何回かあるのよ。なので、徐々にセットプレイで飛び出さなくなっていったのよ。でも、このラムズデールがCKを勢いよく飛び出してキャッチするシーンなんか見ると頼りになるのよ。さらにこの試合での極め付けはPKかどうかっていう際どい飛び出しでした。確かに足を出してるんで、これはやっちまった・・・って思いました。しかし、VAR。何度も観てみると、足は当たってなくって転んでたんですね。PKありきで飛んでくれました。いやー、危なかった。
・という訳で、これで2連勝となりました。間にカップ戦を挟みますね。ここで控え選手の調子も観てみたいですよね。レノ、ホールディング、パブロ・マリ、タバレス、セドリック、エルネニー、ジャカ?、マルティネリ、ナイルズ、ラカゼット・・・おお、普通にトップチームで試合に出てもおかしくない人選。とにかく、アーセナルはいつでもケガする選手だらけなので、控えの選手のコンディションはきっちりと上げておきたい。カップ戦も頑張ろう。