アルテタ先生の特進コース2時間目 / 148億円の男
・ぐぬぬ、チェルシーが148億円で獲得したルカクを早々にアーセナル戦で起用するとは。かつてもドログバといい、ジエゴ・コスタといい、こういうタイプは苦手なのよ。ちなみにアーセナルのパブロ・マリは193cmとルカクより上背はあるんだけど、それでもポストワークを散々やられてしまった。あの縦にスポっと入る感じのパスを収められちゃうのは本当に面倒だった・・・
-アーセナルのメンバー- マルティネリ (バログン) サ カ スミス・ロウ ペ ペ (オーバメヤン) Gジャカ ロコンガ ティアニー パブロマリ ホルディン セドリック (タヴァレス) レ ノ 監督:ミケル・アルテタ SUB:ラムズデール、チェンバース、コラシナツ、ナイルズ、エルネニー、ネルソン -チェルシーのメンバー- Rルカク ハバーツ マウント Mアロンソ コバチッチ ジョルジー ジェームズ (カンテ) リュディガ クリステ アスピリ メンディ 監督:トーマス・トゥヘル SUB:ケパ、Tシウバ、チャロバー、ズマ、チルウェル、ハドソン・オドイ

・縦にスポっと入る縦パスを出してたのはほとんどがコバチッチ。しかも、長短織り交ぜたパスで中盤の渋滞を解消する役割も見事だった。これで控えが主戦場になるんだろう選手とは思えない・・・だって、レギュラーはカンテだもんね。結局、このコバチッチからリース・ジェイムズ。グラウンダーの折り返しをルカクがプッシュで先制・・・いきなりゴールだもん。しかも、ポストをした際にパブロ・マリとの身体の入れあいで引きずり倒してるし。上背はパブロ・マリでも横幅が全然違うもの。格闘家みたいな身体してるもの。
・その後、しっかりと崩されてリース・ジェイムズに追加点。そっからのチェルシーは守備ブロックを形成し、ポゼッションをアーセナルに譲っても良いとばかりに5バックで徹底的にスペースを消す事に専念。まぁ、今のアーセナルで5バックを崩すってのは難しい。シティやリバプールがちょうどこの2試合で5バックを崩す方法を魅せてました。ただ、ハーフレーンへの侵入の仕方、スペースメーキングなど、練習で何度もやってそうな動きの質は今のアーセナルには無い。結果的にいつものティアニーのサイド攻撃ぐらいしか無かったか。

・まぁ、前回のブログでラムズデールの獲得の際に、レノの正守護神の座を脅かす意味での獲得なんじゃないかと言いました。逆にレノの尻に火が点いたのか、この試合はビッグセーバーぶりも発揮してました。ルカクのヘッドを片手一本スーパーセーブはさすがのレノでしたよ。そして、最後にオーバメヤンがちょこっと試合に出場しました。今からリハビリしておかないとね。裏抜けからのスルーパスで決定機を迎えそうだったんだけど、有り得ない飛び出しでメンディがスーパークリア。最初のポジションがどこだったのか知りたいぐらいの位置にいたよ。せめて、オーバメヤンに一発決めてもらいたかった・・・。
・さ、他にはスミス・ロウも違いを見せていたんだけどね。ラストパスまでいけてないのが気がかりやね。さ、次の相手は・・・土曜日にアウェーでシティ戦です。どういう組み合わせにしてくれとんじゃ。ま、その前に水曜日にリーグカップでWBA戦もあります。ラムズデールデビュー戦みたいな感じになるんかな。チーム自体の雰囲気も悪くなっちゃうんで、カップ戦できっちり初日出してくれよ。