僕が第一クールの琉球に負けた理由（わけ）

・現在、開幕７試合で無敗・・・そろそろ、土を付けたくなりますなぁ。関東地方は雨でしたが、琉球は良い天気。風がかなり強かったのでお互い選択肢の幅は狭くなったかの様なサッカーをしておりましたね。ロングボールが戻されたり、逆に伸びて行ったりのシーンはあったけれども、それで凡戦になる様な展開では無かった。互角の戦いが出来ていたし、非常に見ごたえのある試合であった。少なくとも、前半40分までは。更にここでの「強風」もヴェルディには味方してくれなかった。
 

　　　　　　　－琉球ＦＣメンバー－

　　　　　　　　　　阿部拓馬

　　　清武功暉　　　池田　廉　　　風間宏矢

　　　　　　　上里一将　　富所　悠

　沼田圭悟　　知念哲矢　　岡崎亮平　　田中恵太

　　　　　　　　　　田口潤人

監督：樋口靖洋
ＳＵＢ：猪瀬康介、李　栄直、風間宏希、茂木駿佑、清水慎太郎、上原慎也、赤嶺真吾


　　－東京ヴェルディのメンバー【通常時】－　　｜　　－東京ヴェルディのメンバー【守備時】－
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　　　　　　　　　佐藤凌我　　　　　　　　　　｜　　　　　　佐藤凌我
山下諒也　　　　　　　　　　　　　　小池純輝　｜　　　　　　　　　　　　佐藤優平
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　　山下諒也　　　　　　　　　　小池純輝
　　　梶川諒太　　　　　　　　佐藤優平　　　　｜
　　　　　　　　　馬場晴也　（退　　場）　　　｜　　　　　　梶川諒太　　馬場晴也
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福村貴幸　　平　智広　　加藤弘堅　　若狭大志　｜福村貴幸　　平　智広　　加藤弘堅　　若狭大志
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　　　　　　　　　マテウス　　　　　　　　　　｜　　　　　　　　　マテウス

監督：永井秀樹
ＳＵＢ：柴崎貴広、ボニフェイス、安在和樹、松橋優安、石浦大雅、端戸　仁

・琉球もきちんとヴェルディ対策をしておりますね。それが中盤でファールも辞さない激しいプレスに行くヴェルディの新戦術「戦えるチーム」への研究をしっかりと行っている事。グァルディオラからモイーズへ。試合前のインタビューでも樋口監督はそれをしっかり話している事から、激しい側面を注意していたりする。その効果が中盤での上里と富所のプレーで垣間見えた。中盤でのゲームメイクの段階で「ダイレクトプレイ」がかなり多い。ここで「いなす」事でプレスを無効化したい考えだ。そして、それは琉球の攻撃の中でしっかりとシュートで終わるシーンで多く見られた。逆にヴェルディはゲームメイクをしてくる富所を止めるべく、ファールを受ける相手はほとんど富所だった。山下、馬場、梶川と執拗にプレスを続けていた。この試合は勝っても負けてもキープレイヤーは「富所」の様だ。





・春麗ほど蹴ってないっす。佐藤優平が倒れこんだ際に相手の動きを邪魔しようとして、足を上げっぱなしにしていた。しかし、富所はむしろそこに突っ込んできてしまったので、足裏で腹を蹴ったかの様になってしまい一発退場。まぁ、振り上げた訳でもなく、蹴り上げた訳でもなく、ましてや天昇脚なんてしていない。ただ、それでも印象は悪い。ここでの退場でヴェルディは０－０で守りながら、カウンターで攻めるという展開しかなくなった・・・ただ、ここでさっきの「強風」が問題になる。それがヴェルディが幾らクリアしても風で戻されてしまう。つまり、カウンターで前へ蹴っても最終ラインを越える様なボールは蹴れず、カウンターの起点すら作れないという事になってしまった。後半が追い風だった方がまだカウンターのチャンスもあるものを。





・サイドからの展開で何とか打開したい琉球。とにかく、サイドからクロスボールを送り込むという展開を続けていた。ここでもヴェルディは跳ね返すのがやっと。誰か１枚でもいいから、裏へ走りこんで徹底的に裏抜けのみっていう展開でもいいんだけど、これでもボールが押し戻されるしなぁ。ただ、どこかに「望み」を託したいんでね。何かもう１つアイデアがあると、最終ラインも跳ね返し甲斐もあるってもんよ。４－３－２にして佐藤凌我、山下諒也のみ裏へ走るとかね。もはや、貰いに来なくていいぐらいの。たとえ、全部オフサイドでもいいからね。↑の人みたいに。サイドからのボールを続けた成果がしっかりと出たのが、ＰＡ内でＰＫか？っていう梶川のタックルを阿部が我慢。ここから繋いでの先制点なんかはやられたって思いましたね。集中力が続いてる時は大丈夫だけど、あそこでふっと力抜けましたよね。全員、ＰＫかな？って思っちゃったのかも。そこから平のハンドでＰＫで２－０。あのハンドを取るなら先制点のもハンドだったりすると思うけどもＶＡＲは無いんでね。こればっかりは仕方ない。





・持井響太と佐藤凌我が遂に揃った・・・２人そろえばこれぐらいの事してくれるんだよね。まぁ、11人の時に揃えたいね。何をしたらいいのか分から無さそうだった。守備でも攻撃でも存在感が無く、交代の交代という屈辱のＪデビュー。ハードさ、スタミナ、プレスなど、ボールを持っていない部分でのプレーも必要だったかな。実況も名前を呼んでなかった。こっからの奮起に期待しましょう。逆に途中出場で出てきた石浦は相変わらずのスルーパッサー。後半頭からでも良かったかな。とにかく、ボールを受ける技術も高い。相手に波状攻撃をさせないというのも守備になるんでね。せっかくのゴールもあったんだけど、それは端戸がオフサイドに関与してたようで。さぁ、佐藤優平の退場で次節の出番は誰になるのか。石浦をスタメンってのも面白いし、今回の持井をホームでしっかりとデビューさせてあげるってのも手だし。チームのキーマンである佐藤優平の代わり・・・期待しましょう。

琉球ＦＣ　２－０　東京ヴェルディ
得点者：田中、富所

ＭＯＭ：ＭＦ富所　悠(散々いなされた)
ＭＯＭ：ＦＷ阿部拓馬(入らなかったのが不思議なぐらい)
ＭＯＭ：ＭＦ上里一将(こっちにもいなされた)
ＭＶＰ：ＤＦ田中恵太(先制点は大事、誰に当たってもいいから入れシュート)
ＭＶＰ：ＭＦ池田　廉(二列目からＧＫの目の前まで走ってくる)
ＭＶＰ：ＭＦ石浦大雅(初選出)


・さて、今度は水曜日に試合がありますね。練習も無い中で急に佐藤優平の代役が必要になるとはね。しかも、京都は６点も取ってるじゃないの。なんだか、こないだの新潟戦みたいな事をしてるみたいですね。なので、勝手ながらあの時の新潟戦の仕返しを京都にしてやりましょう。新ヴェルディ戦術では、「戦うチーム」になりましたが、反則は増えるし警告も増えるでしょう。今回のケースとは違って警告２枚で退場っていうのも、出場停止ってのもあるかもしんない。控えの選手も準備は怠らない様にね。佐藤凌我みたいにレギュラーを奪い取ってみないか？