アルテタ先生の特進コース24時間目 / 2試合連続レッドカード
・ビッグロンドンダービーが全然ビッグじゃなくなってしまった・・・でも、ここから確実にビッグになるはずだ。それにしても、まぐがプレミアを観始めたころから選手として素晴らしかった両者が今や監督ですか。今回はチェルシー vs アーセナル。お互いの監督はランパードとアルテタ。はぁ、まぐも年を取った。つい、こないだ試合をした両雄だったが、もう再戦となりました。しかし、お互い1勝しかしてない程に不調です。何とか、この試合は勝ちたかったんだがなぁ。またレッドカードだよ。
-チェルシーのメンバー- エイブラハム ウィリアン Hオドイ (バチュアイ) コバチッチ Nカンテ (バークリー) ジョルジニョ (マウント) エメルソン リュディガ クリステン アスピリ ケ パ SUB:カバジェロ、Mアロンソ、ズマ、ペドロ -アーセナルのメンバー- ラカゼト マルティネリ Mエジル ペ ペ (ウィロク)(グエンドゥジ)(ホルディング) Gジャカ トレイラ サ カ Dルイス ムスタヒ ベジェリン レ ノ SUB:マルティネス、ナイルズ、セバージョス、エンケティア

・ちっ、最初っから4バックじゃないか。前回は3バックスタートでぐだっていたというのに、今回は最初から4バックとは。さらに攻撃では右ウィングで出場した「ハドソン・オドイ」が元気いっぱいじゃないの。前半はほとんどこのオドイからの攻撃が止められないぐらいヤバかった。ペナルティの中でのダイレクトヒールとか、フリックオンなどアイデアが豊か。右足アウトサイドシュートなんてゴールになってもおかしくない。こういう時は何でもできたりする。サイドからのクロスボールがそのままゴールへ向かってクロスバー。シュートリングだって入っちゃいそう。しかし、先制点はアーセナルのミスから。バックパスをしようとしたムスタフィ。これが思いのほか短くなってしまいエイブラハムがGKと一対一。これをトラップでかわして無人のゴール。そこへダビド・ルイスが足をタックル。直前で足をひっこめていたんだけど、軸足をかっとばしてしまいPK。まぁ、最近流行りの言葉で言うと、DOGSO(ドグソ)ってやつですね。決定的な得点機会を阻止する = 悪質であると判断しレッドカードとなると。これでジョルジーニョがPKを決めて1-0とチェルシー先制。これでアーセナルは前半26分で「三重罰」となってしまった。PK、退場、出場停止・・・なんと無念な。

・それにしては、前半はアーセナルペースで試合が進んだ。チェルシーが流したというより、アーセナルがボールキープできる様になったとみてもいい。それがCBに入ったジャカ。ジャカのボール回しが最初からCBになった事で、最終ラインのビルドアップがスムーズになりましたね。前半でエジルが交代されちゃうかなと思ったけど、意外とこのCBジャカで落ち着いたので交代は後半まで引っ張りましたね。こういうとこでエジルのCKでゴールとか欲しかったり。意外にもミスで与えたPKでしたが、同点弾もチェルシーの決定的なミスからでした。それがCKからのカウンター。マルティネッリが独走ドリブルも、ちょこっとドリブルが大きくなってしまいカンテの前へ。カウンター失敗かと思ったが、目の前にこぼれたボールを取ろうとしたカンテが足を滑らせて転倒。マルティネッリが自陣のPA付近から相手のPA内まで独走。ケパとの一対一に落ち着いて流しこんだシュート。まさか、同点に追いつけるとは。それにしても、マルティネッリ凄いな。ハーランドみたいに取られない様に契約延長だ。

・ただ、そうは言っても後半はチェルシーのサンドバック。やはり、アーセナルはエメリ以降にこのサンドバックの流れを引き戻せないというのが続いてますね。今回はこの退場もあるんで何とも言えないけど、今後はこの流れを相手に取られたままになる状況の改善に注目ですね。まずは11人で試合を終えるところからだけど。結果的にセットプレイをリスタートされて、チェルシーの選手も揃ってない中で始めた所をアスピリクエタがプッシュでゴール。まぁ、ここで終わりだわな。ずっとサンドバックだったのに流れを引き戻すことは出来ないわ。相手がミスでもしない限り・・・。

・・・ってミスしたんだわ。それがエイブラハムが足を釣ってたんですよ。途中で完全に横になってたんだわ。もちろん、アーセナルは負けてるんで外になんて出しませんよ。審判も止めない限りは続けるのがルール。紳士的プレーって言うのなら、引き分けの時はやってあげるよ。もしかすると、相手が足を釣ってないのにわざと倒れてるケースも考えると、非紳士的行為をしてるかもしれないんでね。これでおあいこなんだわ。ただね、こっちはいいとしてチェルシー側の判断ミスもあると思います。キャプテンって誰なんですかね。キャプテンが指示しないといけないと思う。それがアーセナルの攻めは終わってチェルシーのボールになった際にも「続けた」んですね。その時にエイブラハムが立ち上がってプレーをしちゃってたから。足を引きずってたので、それでも外へ出すのが正解だった。なのにプレーを続けたせいでまたアーセナルに取られて、ベジェリンのカットインシュートが決まってしまったと。これで2-2。最後の最後で勝てる試合を落としましたね。
・さて、退場したのに2-2で引き分けになったのは良かったと思う。ただ、また勝てませんでしたね。勝利が遠い。次節はFA杯のボーンマス戦、アウェーのバーンリー戦、ホームのニューカッスル戦と続きますけど、アーセナルと現在は同勝ち点の2チーム。それでも、下位と捉えて2連勝しないとヤバいっすね。復帰のオーバメヤンに連続ゴールでも決めて貰わないと。