アルテタ先生の特進コース23時間目 / オーラを纏わねば
・ぐぬぬぬ、こういう試合をヴェンゲル監督のサッカーだったなら、なんとなく勝っちゃうものを。そもそも、1-0で勝ってる時に攻める気が無いんじゃないかってぐらいのポゼッション。パス回し選手権ってのは相手の心を砕くレベル。しかし、今のアーセナルのパス回しは全チームが「取れる、取れるぞ」とプレスを諦めないもの。パスを一本回すごとに「へぇーい♪」、バックパスでも「へぇーい♪」と観客も一緒になって遊んでたもんね。おっかなびっくり回してるんだもの。パスを回す、ポゼッションを高めるってのは、相手が攻める時間をも奪うんだぜ。
-アーセナルのメンバー- ラカゼト (エンケティア) マルティ Mエジル ペ ペ Gジャカ トレイラ サ カ Dルイス ムスタヒ ナイルズ レ ノ SUB:マルティネス、ベジェリン、ホールディング、セバージョス、ウィロック、グエンドゥジ

・いやー、タイトルの通りです。オーラが無いんですよ。覇気でもいい。まぐがヴェルディでも、アーセナルでも観戦記でちょくちょく使うフレーズなんですけど、言い換えれば「舐められてる」と言っていい。ナイルズ、ペペともにこの試合ではミス連発。単純なパスも相手へパスしていた。その理由が相手のプレスがえげつない。もはや、リスペクトなどカケラもなく、ガツンと言っても「抜かれないだろう」。多少、無理な仕掛けでも「奪えるだろう」と最初から決めてかかってる。そういう相手にしっかり負けてしまってる。なので、最後までズルズル負けっぱなしと。むしろ、相手がガンガン奪いに来ようとしてるなら、ペペなんて勝負してみたり、相手の力を利用して「いなす」、もしくはわざとボールだけ避けて倒れてファールを貰ってもいい。メッシやロナウドなんて、半径3~5m付近近付けなくなるもんね。行くと抜かれるんだもの。これがチーム全体に波及してしまったのか、ラカゼット、エジル、マルティネッリ全員舐められてた。終盤はケガするんじゃないかってぐらいファールも鋭くなっていた。ある意味、アーセナルのケガはこれも原因あるかもね。近付けさせないサッカーが目指すところか。

・そんな中でもマルティネッリはゴールを決めてきましたね。これがオーバメヤンもゴール量産してる原因かな。ラカゼットがとにかく前線で潰れ役になってるんですね。その際に空いたスペースを誰かが埋めるんだけど、ペペは真ん中にはほとんど行かないので自然と左WGの選手が中へ入り込むんですね。なので、オーバメヤンかマルティネッリと。普通にどまんなか、まるでCFかの様に中にいましたね。ファンブルしたクロスだったんだけど、マルティネッリは結果出しますね。アーセナルのファンなら全員が心配してると思うけど、ほんとケガしないでね。ちょっと若手で活躍すると大ケガするんだ。

・最終ラインの4枚が徐々に下がり始めると・・・両翼がサカとナイルズなんだけど、どちらも袋小路になった際にポゼッションで抜け出すアイデアが乏しいですね。なので、ここで獲られて波状攻撃と。ジャカが最終ラインの左に入って3バック状態でパス回しするというカタチ、ダビド・ルイスを真ん中で開けさせる意味合いもあるんですね。そうすると、良質のロングパスを提供出来る。今までは左のオーバメヤン、コラシナツへロングパスが多いので上手く行っていた。単純に空中戦、抜け出し方、フィジカルで相手を上回るので収まっていたからね。この試合ではサカ、マルティネッリなんですよ。この展開は活きませんでしたね。ロングパスがほとんど跳ね返されてしまうんだけど、中盤がトレイラ1枚になるんでここでも負けてしまうと。

・そして、同点。相手がロングボール作戦で徐々に入り込んではいたんだけど、相手に決定的なシュートまでは撃たれていなかった。しかし、エメリの時もそうだけど、サンドバック状態はやはりマズい。どこかで流れを取り返さないと。パス回しを延々とする時間を作るでもいい。とにかく、相手の時間にするのはマズいよ。のらりくらりとプレイする選手も欲しいね。出来れば、エジルにそれをして欲しいけど。大っ嫌いなので例えるの嫌だけど、ジエゴ・コスタなんてそういう選手じゃない。90分相手を怒らせるだけ怒らせて、超守備戦術で全然チャンスも無かったのに、90分でロングボールからGKと一対一になってゴリゴリゴールっていうやつ。こういう飄々としたプレイもウチには必要かもね。でも、アーセナルの選手はみんな良い選手だからねー。嫌われ役を買って出る人はいないなー。

・さ、今日の夜はチェルシー戦か。ジョルジーニョが退場していれば・・・という試合でしたね。しかも、ジョルジーニョに点を取られるという嫌な試合になってしまいました。ダブルを取られるわけにはいかない。ぜひ、ここでリベンジを果たしてもらいたいもんですね。後はランパードさんがまた3バックをしてくれればいいんだけどね。