ウナイ・エメリ塾EL / 若者には責任を感じさせない事 | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

ウナイ・エメリ塾EL / 若者には責任を感じさせない事

・ELの方が面白いんだよな・・・って思ってたんですが、ELにまで「内容の悪さ」みたいなものが伝染ってしまいましたね。こっちはそもそも若手が出るものですから、あんまり責任を感じさせないで伸び伸びとやらせたいんですよ。ただ、この試合では勝ったものの、若手にミスが多発。それも失点に絡んでしまったのが辛い所です。しかし、エメリ監督はそれでも若者に厳しく指導していく所存みたいで。ミスをした選手を後半頭で交代。確かにファーガソンみたいに「鬼」だと伝わりますけど、エメリ監督にそういうイメージが無いんでね。効果はあるんでしょうか。
 

        -アーセナルのメンバー-

            ラカゼト
           (ペ  ペ)

  マルティネリ   スミス・ロウ   ナイルズ
                  (グエンドゥジ)

        ウィロック  トレイラ
       (セバジョス)

 ティアニー  ホルディン  ムスタフィ  ベジェリン


           マルティネス

SUB:レノ、チェンバース、コラシナツ、サカ

 





・コラシナツにかわってティアニーになると言われておりますが、エメリ監督もまだ慎重なもんでレギュラーとして起用はまだしてませんね。ただ、この試合ではそのティアニーの良さと悪さが両方出ちゃったかもしれませんね。サイドでの守備に関して、後ろから追いかける形にはなってますけど入り込む位置が逆じゃないかな。あれだとどう追いかけても相手の身体の前へいけないカタチ。サイドでの攻防において、そもそも裏取られては行けないし。そこからグラウンダーでパスをされて、その後にもう一度シューターにプレスをかけたんだけど、そっちもキックフェイントで引っかかって抜かれて失点と。しかも、このゴールを決めた人はスパーズの下部組織出身だっていうから厄介だよね。今日は絶対決めたかったんだろな。ただ、きっちりと良さも発揮します。同点ゴールがこのティアニーのピンポイントクロス。またもゴールにマルティネッリにアシスト。いやー、このクロッサーの部分だけでも観る価値はあるね。


 


・若者のミスは仕方ない。それよりも彼らが輝く為にお膳立てをしてあげてもいい。ただ、これだけ試合にも出てるし、若者だらけなので責任は免れないか。ウィロックの横パスをカットされて超カウンター。相手に深い位置までえぐられてのクロスだったが、相手が空振りボレーだったので難を逃れた。しかし、その後のナイルズもトラップを狙われてのカット。そのまま、独走ドリブルからのミドルシュート。ポストに当たったところを押し込まれて1-2と逆転。そして、この二人が揃って後半頭にセバージョスとグエンドゥジとの交代と。可哀そうだけど、若者にとっては試練と捉えて頂くしかないね。なにせ、この後セバージョスとグエンドゥジで流れはちょこっと変わるしね。





・90億ですよ。それなりの活躍をしてもらわないと。昨日の観戦記でも言いましたが、「アレクシス・サンチェス」越えを果たして頂かないと困りますよ。そして、この試合ではペペにとってはほんの少しばかり留飲を下げる試合になりましたね。まずは後半35分のFK。これをGKの居る方に向かって蹴ったんだけど、相手GKが完全に引っかかってくれまして。逆を突かれてのゴールインと。これで2-2同点。まぁ、これは普通に眺めておりましたが、後半47分のFK。どまんなかのFKでさっきより近い。このFKを壁の上を越えるFKで見事な3-2大逆転。まさか、ぺぺのFK2発で勝つとはね。しかも、巻いて蹴ったFKであそこまで変化があるとGKは取れないよ。今後はFK狙いでもっとドリブルで突っかかっていってもいいかもね。


・・・実は中村俊輔に憧れてFKを蹴っているティアニーのFKを観たかったというのは内緒。蹴る前に「なんだよ、ペペが蹴んのかよ」とか思っちゃった。結果は3-2で勝ったってのは知ってたけど、FKっていうのもペペっていうのも知らなかったもんでね。まぁ、いずれティアニーにも蹴って欲しいな。さて、次節は日曜の夜にパレス戦があります。まさにあのヴィルフレッド・ザハがいますよ。アーセナルがペペを獲るか、ザハを獲るかで悩んだもんです。どっちも90億~100億の値札だったのです。アーセナルに入りたかったのにっ!っていう気持ちをぶつけられちゃうと困ったもんです。