僕が第1クールの甲府戦で勝った理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が第1クールの甲府戦で勝った理由(わけ)




・ダイダバダッタ、ダイダバダッタ・・・何ですか、これは。サン・オブ・サンですけど、何ですかこれは。どちらかというと、まぐはこれが好きですという話ですが、オチはラストへどうぞ。さて、話は変わって行ってきました甲府。ただ、あいにくの雨模様でポンチョも無料なのでズブ濡れ状態ではありましたが、勝ち点3を持って帰るという最高のお土産で気になりませんでしたね。ただ、自分が帰宅した直後に激しい雷雨になった事を考えると、あの時に1本電車を遅らせていたら大変な事になっていたなと思っております。試合後に急いでバスに乗れた事も功を奏した。さらに試合ではヴェルディも鹿児島戦での敗戦を受けての変化を感じられる試合でした。こういうのが観れると「負け」ってのも悪いものではないなと実感しますよ。あ、今回はあんまり写真も撮ってないので遠征記は無しよ。

 

 

    -ヴァンフォーレ甲府のメンバー-

          Pウタカ
    森 晃太        佐藤和弘        
               (宮崎純真)

 内田健太  横谷 繁  小椋祥平  田中佑昌
                  (荒木 翔)
    リ  マ  小出悠太  武岡優斗
   (佐藤洸一)
          河田晃兵

SUB:岡西宏祐、小柳達司、山本英臣、新井涼平


      -東京ヴェルディのメンバー-
  
           林 陵平
     佐藤優平 (端戸 仁) 梶川諒太
    (山本理仁)      (安在達弥)

 奈良輪雄太  井上潮音  藤本寛也  小池純輝

     平 智広  李 栄直  若狭大志

           上福元直人

SUB:柴崎貴広、内田達也、コイッチ、ヴァウメルソン
 


・もはや、プロレスラーじゃん。恐ろしい身体能力、そもそも横幅がJの規格を凌駕している。まぁ、右の型はWWEのマーク・ヘンリーですが、重さは3ケタではありますがね。ただ、このピーター・ウタカはパワーだけではないんですよ。自分がゴールを決める為のボックス内での仕事が上手い。シュートを撃つ為に逆算して行動してるかの様な繊細さも感じますね。オフサイドにはなりましたが、ハイボールを反転ボレーとか強烈なのもありましたし。甲府はここまでレギュラーだった曽根田、ドゥドゥの欠場で、佐藤と森が入ったというのにこの3トップに序盤は手を焼く事になりました。しかし、彼らはまだ知らない。今日のヴェルディの3バックの気合のこもった守備にのちのち気圧されていくことになる。このディフェンスの意識を変えた事がこの試合での勝因になったのかも。




・イングランド基準のCBは彼の事を指すのかもしれない。まさに戦う男、鬼軍曹、不屈の闘志ジョン・テリーですな。CBとは「戦わなければならない」という事。「DFは一対一で勝て」という漠然とした評価基準がありますが、イングランド的に言えば「戦う」事が重要。何度負けようが戦う事を諦めてはいけない。この試合ではCBがガツガツしてましたね。特に右のCB若狭。対面の佐藤を削り殺さんばかりに対応。たとえ、相手がウタカであろうとも李も体ごとぶつかっていきました。これが全体へ良い影響になったのかもね、徐々にヴェルディの前線からのプレスも増え、センターでキープしていたウタカに潮音がガツガツ行くシーンはまさにそれ。足届くはずもないんですよ。それでも、必死にチェイスしていく様はさしものウタカもボックス内での仕事が無くなっていくほどに。こういう気持ちがあると、結果ってのはオマケの様についてくる。CKをニアで飛び込んだのは若狭。CKでゴールを決めなくてもMOMと思っていた若狭がやってくれましたね。




・前線からのプレスが功を奏した。っていう感じですが、ある意味2失点ともGKの河田が絡んでたりするんですねー。CKを与えてしまったプレーもGKのキックミスからヴェルディに繋がってしまったとも言える。そして、後半のアレですね。最近のサッカーでいえば、GKがフィールドプレイヤーの様にボールを扱うというのが当たり前です。ただ、この試合はGKの河田にとっては不運が重なっただけ。いつもは違うんでしょうね。まず、この試合は大雨だったこと、3トップの一角が梶川だったこと、林・佐藤があまりボールに触れずチェイスの仕事に専念していたことなどでしょうね。あとはCBからのパスももうちょっと優しいやつをあげたいですね。GKから離れていくボールを蹴ってしまったんですよね。ニアサイドなら良かったんですけどね。ただ、この試合では前からのプレスも復活してまして、こういう気持ちがあると、結果ってのはオマケの様についてくる。

 

 

 

      -東京ヴェルディのメンバー-
  
           端戸 仁
     梶川諒太        藤本寛也


 奈良輪雄太  井上潮音  山本理仁  小池純輝

     平 智広  李 栄直  若狭大志

           上福元直人


・甲府もフォメをチェンジしてサイドからアーリークロス的なサッカーにしていた。対して、ヴェルディはセンターで慣れないポジションをやっていた藤本寛也にボールロストが多く、何度か奈良輪、小池のランに対して縦へのパスを入れないシーンもあったりと消極的。日本代表ではボランチではあったが、ヴェルディでは馴染みのある右WGに変更。甲府もCBながら前へ上がりたくて仕方ないエデル・リマ、何気にこういう選手はヴェルディは苦手なので気をつけたかったんだけど、甲府にとっては不安定要素を排除したかったのかFWを投入して外す方を選択した。4バックにしてきたんだけど、これは正直助かったかもしれない。



・あー、気持ちわかるー。せっかく、相手がピヨったというのにこういう時に限って「超必殺技」のコマンドが出せないってやつね。超わかるー・・・あれ? 伝わらないっすか? まさにこれが3点目を取れないヴェルディの気持ちをあらわしたつもりなんですけど。もう、気持ちだけ先行して焦っちゃってね。連続技とかも失敗したりするんだよね。でも、こういう時にきっちりとトドメさしていかんとダメなのよ。藤本が突破してカットインシュートとかしたけど、小池が目の前をフリーで走り去っているし。端戸が右サイドから突破してDFを切り返してシュートも、同じく真ん中を梶川がフリーで走り去ってるし。ロスタイムでは安在→潮音→安在でゴール出来ないし・・・トドメをさせる展開だったのにね。ちなみに甲府はCBの小出が負傷離脱で10人だったりします。


ヴァンフォーレ甲府 0-2 東京ヴェルディ
得点者:若狭、梶川

MOM:DF若狭大志(初選出/通算2度目)
MOM:DF李 栄直(2度目/通算4度目)
MOM:DF平 智広(2度目/通算9度目)
MOM:MF梶川諒太(初選出/通算9度目)
MVP:GK上福元直人(2度目/通算4度目)
MVP:MF佐藤優平(4度目/通算9度目)

MVP:DF小出悠太(ぬるっとボールを奪ってくる、途中からいなかった)
MVP:FWピーター・ウタカ(序盤は凄かったが徐々に何も出来ず)





・「0:40」「2:00」をお聞き下さい。くれぐれも応援歌ですので、きちんと歌ってあげてください。決して、串田アキラさんの様なこぶしを入れて歌ってしまうとついつい「ギャバン」まで言ってしまいたくなります。はい、若狭選手がMOMですね。冒頭のシャリバンはここに活きてくるという話です。ってか、ずっとこのネタやりたかったけど、MOMクラスの活躍はあんまり無かったもんでね。という訳で、よーやっと若狭選手がヴェルディの一員になれた気がしますね。ようこそ、ヴェルディへ。ようこそ、まぐまぐまぐろんへ。あーあ、もうネタにされるぞー。きっと、宇宙刑事ネタになるんだろうな。確かに今日の若狭は諦めない事さ。


・さて、鹿児島戦での敗北での失態が帳消しになる様な「課題回収」に繋がったんじゃないでしょうか。攻撃もきちんと攻撃で終わっていたし、守備は激しくぶつかることも出来た。ただ、中盤は3枚じゃないので、佐藤のゲームメイクが若干少なめになってしまうのが懸念ですかね。とにかく、皓太居ないバージョンとしてこれでやっていくんでしょうかね。ちょこっとだけ藤本のボランチがまだ不安ですけどね。あと、林と端戸のケガ復帰は良い材料ですね。さて、次節はまぐはお仕事。そのまま、帰りに寄りますかね。味スタでよかった。