ウナイ・エメリ塾36時間目 / いつでもガチで真っ向勝負
・ガチで真っ向勝負したら3連敗しました・・・満身創痍で、スタミナも0で、ケガ人続出で、MPは足りないわ、ガッツが足りないわ。それでも、エメリ監督が愚直なまでに真っ向勝負な方なんですね。ベンゲルさんが謎の4位力を発揮していましたが、そこには「我スカ」だけではない確かなロジックが存在していたと言わざるを得ないですね。相手をすかしたかの様にポゼッション、パス回し選手権でゴール決める気無いんか?っていうパス回しは意味があった様ですよ。相手が攻撃をする時間を奪う。そういう事なんですね。
-アーセナルのメンバー- オバメヤン ラカゼット (エンケティ) イウォビ ムヒタリ (コッシー) (ゲンドジ) Gジャカ トレイラ コラシナツ ソクラティ ムスタフィ ナイルズ (退 場) レ ノ SUB:ツェフ、マブロパノス、エルネニー、ウィロック


・少なくとも前半まではがっぷり四つではあった。お互いに決定機があり、アーセナルも勝ちに行く姿勢が見て取れた。ただ、やはり決定機で決めることで試合を落ち着かせる事が出来ないとズルズル行ってしまうし、今期のアーセナルはずるずる行ったら勝てない。ラカゼットのボレー、イウォビのGK一対一なんて沈めてくれないと本当に困る。ラカゼットは枠の外だし、イウォビのはシュマイケルのスーパーセーブではなく守備範囲内に蹴ってる。スーパーセーブってのはその後のレノが止めまくった、コースを狙ったシュートの場合に使うもの。ちなみにレスターの決定機はほとんどが枠内に飛んでるし、レノ何回止めたんだか・・・。

・1枚警告を貰ってる選手がやるプレーではないかもしれない。でも、この主審って何か新しいマイク・ディーンか?ってぐらいにアーセナルに厳しいイメージがあるんだけど。簡単に言うと、接触をほとんど吹かない人なんだよね。アーセナルにとって、接触が有りになると試合に影響するだけでなく、ケガが恐いんだ。マグワイアが本気になってぶつかってきたら、そんなもん病院のベッドで目覚めるレベルだ。しかし、なぜかアーセナルが本気になってぶつかっていくと、ちゃんとファールを取るんだよね。これがおかしい。ナイルズが相手に深いタックルをしたとしてイエローカード。確かにエゲつないスライディングであったが、実際は当たっていない。でも、2枚目で退場になってしまった。ここから・・・レスターのサンドバック地獄が始まる。

・現在の得点ランクがサラー、マネ、アグエロ、オーバメヤン、ケイン、アザール・・・うん、納得の人選ですね。優勝争いに相応しい方々ばかり。そして、このランクに普通に入ってくるのがジェイミー・ヴァーディですよ。アーセナル相手にゴールを量産する嫌な選手ですが、かつては毎年の様にオファーを仕掛けてたりもします。ヴェンゲルさん、ずっとフラれちゃってね。そして、この試合も2ゴールなんですね。GK一対一とか上手いっすね。結構、思いっきり蹴るタイプだったりしますけど。それにしても、一人少ないとはいえ後半は何も出来なかったなぁ・・・。
・はぁ・・・残り2試合で勝ち点2差。なんだけど、最終節にチェルシーはこのアウェーレスター戦を残してるんですよ。場合によっては、ヴァーディに得点王の可能性があるかもしれない。いや、そうなってくれると助かる。それにしても、苦手アウェーとはいえ引き分けもできないとは思わなかったなぁ。ただ、この3連敗って惜敗じゃなくて完敗なのも嫌な感じっすね。ただ、これで休む間もなく3日後にELのバレンシア戦。選手の疲労はそのままで挑むしかない。