ウナイ・エメリ塾34時間目 / 貴重な勝ち点3もケガするわ
・自滅なんですよ、ワトフォードの自滅なんですよ。なんだけど、勝手に自滅したのに勝手に怒り心頭になって、試合そのものがハードな展開になってしまった。前半早々に退場になった後だってのに、もう荒れ放題。いちいち、全体重をかけてのタックル、プレス、肘打ち、ヤクザキック、ダイビングボディプレス・・・確かにプレミアのサッカーは「戦う集団」にならないといけないとは言うけれど。さすがにサッカーやっておくれよ。こんなのケガしない方がおかしい。
-アーセナルのメンバー- オーバメヤン イウォビ ラムジー ムヒタリ (ナイルズ) Gジャカ トレイラ (Mエジル) モンレアル マブロパ コッシー ムスタフィ (ゲンドジ) レ ノ SUB:ツェフ、コラシナツ、エルネニ、ラカゼット

・アウェーでアーセナルはほとんど勝っていないという現状で、この先制点は非常に助かります。まさか、この1点でそのまま終わるとは思ってなかったけれども。相手DFがGKへバックパス。これを追いかけるオーバメヤン。こういう所で相手へチェイシングするってのはオーバメヤンらしいプレーですよね。ただ、やっておくもんだ。GKのキックの前に足を出したところ、その足に当たってそのままゴールイン。オーバメヤンも顔を背けてるので、入ったかどうか一瞬遅れてセレブレーション。まぁ、GKはやっちまいましたが、この後に決定機を何度もセーブしてるんで帳消しではあるよ。ムヒタリアンのはスーパーセーブだったし。

・出場停止だったトレイラも復帰。しかし、この試合では前半11分にディーニーが肘打ち。背の低い選手の場合は腕を振ると顔の位置なので不憫ではあるが、ちょっと強めに腕振ってるし、過去にもやらかしてる事もあって問答無用の一発退場だったみたい。イエローでも納得はしてるけどね。これでこの試合はかなーり楽な展開になるはずだった・・・逆に火が付いちゃったみたいで、えらい荒れっぷり。しかも、審判も負い目を感じてるのか、急にファール吹かなくなるし。なので、アーセナルはファール受けまくり。これでケガするなっつーのは無理なもんだ。結果的に最後まで一人多いけれど逃げ切ってアウェーで貴重勝ち点3。
・いやー、アーセナルにとってはアウェーは勝てない。なので本当に助かる。これでチェルシーを抜いて4位に戻ってきた。どうやら、スパーズが何かやらかしたそうなので、あとは勝手に疲れて自滅してくれるに違いない。さて、まさに本日にELがあります。CLの方が色々とあったそうなので、アーセナルも気を引き締めねばなりませんね。ナポリなんでアウェーの雰囲気はヤバそうではあるけれど、このワトフォードでアウェー戦の苦手を払拭出来たと思いたいですね。引き分けでいいんだもの、引き分けで。