ウナイ・エメリの14年間を選手名鑑だけで紐解く その1
・はい、選手名鑑だけでその選手・監督の人となりまで解明しようというコーナーがやってまいりました。前回はラカゼットでやってみて面白かったので、今回はアーセナルの新監督であらせられる「ウナイ・エメリ・エチェゴイエン」さんにスポットを当てたいと思います。まず、キャリアのスタートはスペイン3部相当の「ロルカ・デポルティーバ」というクラブで選手兼監督として就任。クラブ史上初の2部昇格を果たした。ここで2シーズン監督をし、同じ二部相当のアルメリアの監督に就任。1年で1部昇格を果たす・・・はい、つまりこっから選手名鑑を使います。ここまではうぃきうぃき。

-アルメリアのメンバー- ネグレド クルサト オルティス メ ロ ドスサントス (Kウチェ) ソリアノ (コローナ) マ ネ アカシエテ ファニート レカルテ (ガルシア) ディエゴ *PCでご覧ください。
・1部で初の監督仕事となるのがこのアルメリア。名鑑によると、「攻撃サッカー」と題されてますね。さらに経験が乏しく、トップリーグを戦い抜けるレベルには程遠い。指揮官の理想を貫き通せれば、目標達成に近づくかと書かれている。このメンバーで有名なのがDFファニート、FWアルバロ・ネグレド、MFフェリペ・メロあたりか。まぁ、このメンツでセビージャ、レアル・マドリードに勝ってたりする。順位も8位と大躍進、次の年には監督オファーが殺到したそうだ。

-バレンシアのメンバー【08-09】- モリエンテス (Dビジャ) マ タ Dシルバ ホアキン (ビセンテ) Lバラハ アルベルダ (エドゥ) モレッティ アルビオル マルチェナ ミゲル (デルオルノ) (エルゲラ) レナン (ヒルデブラント)
・1000億円以上の借金があると言われるクラブは低迷期を迎えていた。2度の監督交代、CEOの解任。クラブに致命的な問題がある中で、新監督エメリがやってきた。選手もスペイン代表勢がズラリと並ぶ豪華な陣容。この中で6位に入り、さらに財政面でもバレンシア市が協力するなど資金繰りにも目途が立った。

-バレンシアのメンバー【09-10】- Dビジャ (ジギッチ) マ タ Dシルバ ホアキン (ビセンテ) (Eバネガ) Lバラハ フェルナンデス (アルベルダ) マテュー マルチェナ アレクシス ブルーノ (デルオルノ) セサール
・上の画像にもある通りでベテランとの衝突があるみたいで。「イヴァン・エルゲラ」「モリエンテス」「ヒルデブラント」がポジションを失った。ただ、それで「ダビド・ビジャ」ってんだから仕方ないよーな気も。他にDFラウール・アルビオルをレアル・マドリードへ売却。毎年、主力が抜けてしまうのは仕方ないか。この時のサッカーはポゼッションを重視したパス回しと、ハイプレッシャーでのショートカウンターを使い分けるのが特徴だそうです。このシーズンで順位を3位へと大躍進させ、CLへの出場権を手にしている。

-バレンシアのメンバー【10-11】- ソルダード (アドゥリス) マ タ Eバネガ パブロ (ビセンテ) (ホアキン) Tコスタ アルベルダ (トパル) マテュー Rコスタ ナバーロ ブルーノ (デルオルノ) セサール
・とうとう、来てしまった財政赤字による大放出。今までは義理人情で残留してくれていたが、さすがに3年も財政を立て直せないとなると出ていきますわな。DFカルロス・マルチェナ、MFダビド・シルバ、ルーベン・バラハ、FWダビド・ビジャが移籍。10人近く選手を補強しているものの半数はレンタルバック。若手中心で挑んだ10-11シーズンであったが、このメンツでもって「3位」を維持。この手腕は素晴らしいと大絶賛された。何という3位力、羨ましい。

-バレンシアのメンバー【11-12】- ソルダード (アドゥリス) カナレス パレホ ピアッティ Eバネガ トパル (アルベルダ) マテュー Rコスタ ラ ミ ブルーノ (Vルイス) アウベス
・ベテラン勢のホアキン、ビセンテも放出。さらに司令塔「マタ」の移籍でいよいよ強かったころの面影は無くなった。前線から最終ラインまで若手を獲得してシーズンを乗り切るという形になった。ここらへんから攻撃スタイルなんて言葉は無くなり、攻守の切り替えが早いショートカウンターという文字が躍る。「戦術マスター」なんて言葉も出てくる様になる。ただ、3位を死守するのは至難の業と言われる程の評価にも関わらず、このメンツでも3位を維持。ただ、このシーズンでバレンシアを退団。後任にはペジェグリーノが就任したものの、次の12-13シーズンでわずか半年で解任され5位でシーズンを終えた。現在でもバレンシアは3位以上の成績を収めていないどころか、2年以上就任した監督も居ない。そうだよね? ガリー・ネヴィルさん。
・とまぁ、長いので今回は7年間だけやりました。そして、どういう訳か次のシーズンでスパルタク・モスクワの監督に就任するが半年で解任。ここは飛ばしますが、成績不振だったそうです。それでも、解任されてすぐにセビージャの監督に就任出来る辺りは優秀。という訳で次回はセビージャ編からお送りしますです。