ヴェンゲルスクールEL / 持ってる男
・いやー、その一発は何ヶ月後かのワールドカップに取っておきなさいよ。分かってますよ。実力ではドイツが一番だと。でもね、ペレやマラドーナに肩を並べる、いや越える存在になるにはワールドカップの優勝が無いといかんのです。だからこそ、まぐはアルゼンチンやポルトガルが優勝して欲しいと応援するのです。好きなブラジルも応援しますけどね。だからさ、アーセナル相手に決めてないでワールドカップで決めなさいよ、グリーズマンさんよぉ。あんたのホームでは大人しく、大人しくしてなさいね。
-アーセナルのメンバー- ラカゼト ウェルベック Mエジル ジャック ラムジー Gジャカ モンレアル コシェルニ ムスタフィ ベジェリン オスピナ SUB:ツェフ、ホールディング、チェンバース、コラシナツ ナイルズ、イウォビ、エンケティア -アトレティコ・マドリードのメンバー- グリーズ ガメイロ (トーレス)(ガ ビ) コ ケ Aコレア (サビッチ) トーマス Sニゲス ルーカス ゴディン ヒメネス ブルサリコ オブラク SUB:ヴェルネル、オラベ、ジエゴ・コスタ、ペレス

・前半9分でブルサリコ退場。1枚目の警告は当然としても、2枚目はラカゼットの足を踏んづけるで退場。本人は違うと大暴れで退場していったが、最近のスパイクは薄いので非常にケガしやすい・・・って事は踏んだ感触も分かるはず。神妙にお縄に付けい。ただ、0-0で退場選手が出るってのは、引きこもる為の「大義名分」が出来てしまう。スペインにそんな言葉があるかどうかは知らないが、やっぱり引きこもられてしまった。それでも、この試合ではシュートのパスにドリブルに枠の外に大活躍・・・ん? 何か一個要らないのがあるが、この試合ではGKと一対一になるぐらいの決定機も。ウェルベックはキレッキレなんだけど、一対一はそんな得意じゃないっていうね。股抜き狙ってセーブされました。

・それにしても、GKと一対一級のシュートを何本も浴びながら、GKのヤン・オブラクを乗せてしまった感はあるね。ラカゼットのボレーはポストに助けられるも、ウェルベック→ラカゼットだけで何度決定機があった事か。ただ、全員が引きこもってる割には決定機があった方だが、最後の最後で体を張ってくる守備はさすが。実は決定機っぽい部分でもシュートブロックにあうシーンもかなり多かった。オブラクもコースを制限してる中でのセーブなんで、シメオネ流の守備組織の賜物かもしれんね。

・もはや、ワンサイドゲーム。いつ点が入るか分からないぐらいにアーセナルの猛攻撃。本来ならば、いつもは攻めあぐねるシーンも多いアーセナルだが、この試合は奪われた後のプレスもかなり早いので、カウンターのシーンはほぼほぼ無かった。その中で左サイドからウィルシャー→ラムジー→ウィルシャーのワンツーパス。ここからのハイボールであげたセンタリングをラカゼットが叩き付けて1-0先制。発狂しかねんばかりのアーセナルサポーター。いえね、これで勝ったと思いましたよ。むしろ、追加点も期待出来る程に。

・アトレティコはこれしか手はなかった。ボールを奪って縦ポン。仕方ない。でも、やると決めたからには30分ボールが来なくても我慢が出来る。そして、一発。ロングボールをコシェルニーと並走しながら追う。コシェルニーのクリアが間に合うものの、そのコースへ身体を投げ出して自分に当てる。すでにGKオスピナが目の前にいるものの、冷静に股抜きシュート。更にこぼれも自分に当たって前へこぼれる。不運なのはゴール前はカバーしたムスタフィが滑って転んでしまう・・・そこをゴール天井弾でグリーズマンが叩き込む。何という男だ。この後、ラムジーが決定機を迎えるもオブラクに止められて1-1・・・。
・アウェーゴールを与えた上での1-1引き分け。相手は守備戦術ではあるものの、強烈な一刺しもあるチーム。相手のホームでもこれと同じ展開で試合が進むのは間違いない。今度こそは今度こそは決めるとこ決めてくれるといいんだけど。それにしても、GWは毎日サッカー観てる感じになっておりますね。さすがに生放送はしてないので、なんちゃって生放送で観ております。ただ、アトレティコ戦はGW真っただ中。これは観ねばなるまい。