ヴェンゲルスクールよ、永遠なれ | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

ヴェンゲルスクールよ、永遠なれ



・悲しいお知らせとなりました。アーセナルを率いて22年。今シーズン限りでアーセン・ヴェンゲル監督が退任する事が発表されてしまいました。いつか来ると思っていたが、とうとう来てしまった。名古屋グランパスで監督を務めた際に、下から2番目のチームを戦術で優勝争いに持ってきた。この頃から好きではあったのだが、アーセナルで無敗優勝をするなど海外でもその名を轟かせた。


 


・まぐは海外サッカーを観れる契約を結んだのが、04-05からだったのでアーセナルを真剣に観始めたのは無敗優勝後の話。スタジアム建設費にまつわる選手の身売りが始まりつつあった中で、どこから連れてきたのかフラミニ、フレブ(まぐが観た時はFWが多かった)が大活躍していた。こういうスカウト網が素晴らしかった。選手には失礼かもしれないが、「平凡な選手を一流の選手」にする手腕が凄かったものだ。その実、アーセナルを出ていった後の凋落ぶりは目を覆いたくなる程に酷かった。


・ここ最近のアーセナルは「ヴェンゲルアウト」が酷くて参った。正直言うと、まぐは自分の事を「グーナー」と表記した事は一度も無い。あくまでも「アーセナルファン」と公言している。ヴェンゲルがやるサッカーが好きだから応援していた。そして、ここ最近になっての「ヴェンゲルアウト」でまぐも考えさせられた。後任の監督の名前として挙がる名前が、「シメオネ」だの「アレグリ」だの・・・どう考えてもヴェンゲルの後任ではなく、ビッグクラブがよくやる監督指名。こういうのが観たい訳では無いのだ。だからこそ、ヴェンゲルがクラブを離れる時はまぐも一緒だと。





・後任監督は追って沙汰があるそうだ。個人的にはユナイテッドが失敗したパターンと同じ二の轍を踏みそうではあるが、「ヴェンゲル」のサッカーの後任を引き継いでくれるOBが望ましい。現時点では、OBで最有力なのが「パトリック・ヴィエラ」氏。まぁ、唯一監督やってたしね。個人的には下部組織でコーチをやってるらしい「ロベール・ピレス」氏が一番良さそう。他にはマンチェスター・シティでグァルディオラをスパイしている「ミケル・アルテタ」氏。まぐがこのクラブの行く末を見守る可能性があるのは、このOB達が就任した時のみだろう。





・そして、何より一番のガッカリが「ティエリ・アンリ」。そもそも、アンリがメディアとの契約なんぞしなければ、すでに今の時点で「アンリ監督」が誕生していてもおかしくはない。その勉強をヴェンゲル監督も示唆していた。私の元でコーチをやらないかと。しかし、彼はそれを蹴った。その癖に今になって「アーセナルの指揮を執るのもやぶさかではない」などと発言している・・・ほんと、何してんだよ。さ、後は今シーズンの最後を見届けねばなりませんね。アトレティコ・マドリード戦に向けて、モチベーションは最高潮に達してるでしょうね。こりゃ、最後に優勝で終わらせなければいけませんよ。