ヴェンゲルスクール18時間目 / 久しぶりの勝利
・魔の11月を乗り越えたのに12月で躓くんじゃ結局いつも通りだったり。さて、今回はニューカッスル戦。監督はあのベニテスなんでね。気を引き締めて参りたい所でしたが、ニューカッスルもかなり低調なもんでいつクビになってもおかしくない格好。しかも、アーセナルはここまでニューカッスルには9連勝とお得意様。3試合勝ち無しを解消する為の相手ですな。
-アーセナルのメンバー- ラカゼト (Oジルー) アレクシス Mエジル ジャック イウォビ (コクラン) (ウェルベック) Gジャカ ナイルズ モンレアル コシェルニ ベジェリン Pツェフ SUB:オスピナ、チェンバース、コラシナツ、エルネニー

・何年か前のベジェリンにもこんな気持ちを抱きましたね。守備はイマイチだけど、今は攻撃センスのみを発揮していればいいと。各チームから狙われまくって可哀想だったけど、持ち前のスピードを活かす様になって徐々にフィットしましたね。実際はドビュッシーの長期離脱が無ければ、今みたいな絶対のレギュラーになんてなれなかった。そして、今は左サイドでメルトランド・ナイルズがポジションを掴もうとしている。この試合では真ん中をえぐってミドルシュート。正直、枠へ行けば入った可能性のある意表を突いたシュート。今は失敗も恐れずにガンガン前へ飛び出すといいよ。

・スーパーゴール出ちゃった。戻りながらの左足ボレー。軌道はほぼほぼ正面だけど、あそこでダイレクトボレーを撃つからこそのゴールですよ。現地の新聞報道ではジダンのボレーと重ねてる記事もあったそうですが、同じぐらいの高さなんですよね。普通はボレーって言っても腰より下ですけど、このボレーはもはやハイキックですもんね。一発KOが狙えそうなほどの。ちなみにこの試合のエジルはこれで機嫌を良くしたのか、その後も角度の無い所からシュートがGKを越えるもDFクリアみたいなのもあったりとキレキレでした。

・そういえば、アレクシスは音沙汰無しですが、エジルに関しては契約延長オファーを提示してるそうですね。かなり、週給が高すぎるので、そこまで出すのはどうかな?とか思っちゃったりして。ただ、これで契約されると困るユナイテッドが情報をわざとリークしましたね。それがムヒタリアンの放出。エジルの為に人員整理してますよアピールですかね。まぁ、代わりにムヒタリアンを獲るってのも手ですが、もう2~3歳若いといいんだがね。エジルとほぼ同年代ではちょっとね。そうなると、2~3歳若いとなると・・・マフレズ? まぁ、今となっては獲りやすいか。

・さて、自分のポジションを確固たるものとしたいイウォビ。ここ最近はウェルベックより序列が上になってきましたかね。どうした? ウォルコット。ただ、試合内容を観れば確かにイウォビ。この試合でもボールの受け手になる動きは完璧なんですよね。もしかすると、アレクシスやエジルの場合は「パスしないといけない」なんですが、イウォビは「気が利く」タイプなんですよね。痒い所に手が届くタイプの選手。なので、この試合でも散々シュートを撃ってましたが、ほんと後はフィニッシュだけなんですよねー。枠の外か、GK正面か。

・そして、その調子をラカゼットまでお付き合い。ただ、イウォビに比べると自分がゴールを獲る為の動きはさすがですね。左サイドの裏へ飛び出してそこからドリブル。裏へ走ったベジェリンをオトリに、マークを引き付ける様に走ったウィルシャーもオトリに、側でちょろちょろするイウォビもオトリにしての振りかぶってシュート。助走無しのシュートでキャノンが飛んで行ったので、ほんと獲り始めたら止まらないでしょうね。実際、ここまでゴールも決めてるけれども、GKと一対一っていうシーンはほとんどない。そういうのが1試合に1度訪れたら量産できるでしょうね。ただ、この試合ではその唯一のGKと一対一でループを失敗。どうも、アーセナルはループシュートしちゃ駄目なんだろうか。
・よーやっと勝ち点3。こっからの復調を期待しましょ。また、1月が近づいてくると契約があーだこーだで集中を欠くシーズンになりそうです。本気でお金いらないから、今年だけでも4位にしてもらってフリーで移籍させるか。思い切って売ってしまうか。さぁ、いったいどっちなんでしょうかね。さて、まさに今夜リーグカップがあるのですが、きっとターンオーバーでしょうね。さて、その次はリバポですよ。年末ですが、大忙しだ。