ヴェンゲルスクール17時間目 / 負けても勝ってもおかしくない | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

ヴェンゲルスクール17時間目 / 負けても勝ってもおかしくない

・0-0なんだけど試合そのものは楽しめました。ただ、相手は降格圏ど真ん中。それを差し引くと勝たないといかん。前回のブログでちらっと話しましたが、監督がモイモイになったんですよ。ユナイテッドでキャリアを汚して以降は何をやってもうまくいかないモイモイですが、「闘う集団」にする事に関しては定評がある・・・そして、もうその片鱗が見えているという事実。これは降格圏脱出は時間の問題かな。
 

     -ウェスト・ハムのメンバー-

       アルナウ  アントニ
           (チチャリート)
          ランシニ

 マスアク  ノーブル  オビアン  サバレタ

   クレスエル  オグボン  Wリード

          アドリアン

SUB:Jハート、コリンズ、ライス、キャロル、サコ、アイエウ


       -アーセナルのメンバー-

           Oジルー

アレクシス   Mエジル  ジャック   イウォビ
(ラカゼト)             (ウェルベック)
           Gジャカ

 ナイルズ  モンレアル  コシェルニ  ベジェリン
         (ウェルベック)
           Pツェフ

SUB:オスピナ、チェンバース、コラシナツ、コクラン、エルネニー

 





・この試合は平日だったのでメンバーがカップ戦仕様に近い感じになってますね。スタメンにジルー、ジャックが投入され、更に驚きだったのが左サイドバックでメイトランド・ナイルズが抜擢。ところがこの試合で一番出来が良かったと言ってもいいのがこのナイルズ。左サイドで裏を狙う動きを連発。更にはクロスの精度もなかなかのものを披露。ってか、ジルー決めなさいよってシーンも何度かあった。当然、コラシナツの方が闘えるシーンが多いので、レギュラーを奪う程には至らないがクロスの質を考えればジルー専用として期待できるかもしれない。





・今回スタメンにウェスト・ハムの選手も書いておきました。その理由は今シーズン開幕前には結構期待されたんですよ。結構な移籍金で選手を獲得しまくって強いと言われていたものですから。この試合では最後まで集中の途切れなかった戦える男CBのオグボンナ。セリエAで活躍して鳴り物入りでユベントス移籍も失敗。ハムに流れてきたと。更にはここまで移籍失敗の烙印を押されていたアルナウトビッチ。この試合では異常な程に厄介な選手でしたね。という訳で降格圏に居るっていうのも驚きなぐらいにネーミングバリューのある選手だらけなんですよ。そして、意外とモイモイ好みの選手も多いと。





・4-1-4-1みたいなフォメではあったんですが、これは確実に今後のフォメ変更を示唆させる動きだと睨んでおります。それが「エジル」「ウィルシャー」併用システム。確かにこれだとアーセナルらしいサッカーは出来るんですが、更に相手が引きこもるケースも多い。更に中央を簡単に通されて失点しまう癖を無くすための3バックだったので、また失点は増えてしまいそう。後半からとか、負けてる時にこれにするという格好だと面白いかもね。ただ、エジルスルーパス、ウィルシャー連続スルーパスとか。ナイルズ、ジルー落として、ウィルシャーとか決定機を演出するのはさすがでしたね。完全復活を望みますです。





・さっきのウィルシャーのシュートが勝てるチャンスでしたね。ただ、ロスタイムに負けてもおかしくない決定機がありました。それが正直忘れかけていたスーパーサブ。チチャリートことハビエル・エルナンデス。アーセナルの守備陣のクリアしては取られてを繰り返し、最後は何故かチチャリートの元へこぼれるんだ。これをダイレクトで蹴り込んでクロスバー直撃。本人も蹴った後に喜びに後ろ向かって走ってたしね。感触からして入ったと思ったんでしょうな。それにしても、危なかった。



・マズイですね。魔の11月を乗り切ったはずなのに、ユナイテッドに負けてから勝ち無しですよ。アウェー2連戦で負けなかったとはいえ、3試合で勝ち点2はマズイ。そして、まさに今夜ホームでニューカッスル戦を挟んで、火曜日にカップ戦で再びハマーズと再戦です。更に更にその週末は因縁のリバポ戦。今度こそ勝たねばいかん試合なんでね。調子を取り戻していただかないと。