僕が第1クールの熊本戦に負けた理由(わけ)
・いやー、惨敗となってしまいましたが、その理由はいみじくもロティーナ監督が試合前に言っていた言葉に尽きますね。「監督変わったから、誰を使うのか、どんなフォメなのか分からん」・・・そうなんです。相手の弱点を見つけたら、バルサ仕込みの弱い者いじめでイヴァンコーチが攻撃を構築し、相手の長所を見つけたら、それを徹底的に消しに行くロティーナ監督。この二人がなーんにも出来なかったとしたら、今日みたいな試合になってしまうのかもしれませんね。
-ロアッソ熊本のメンバー- 安 柄俊 中山雄登 (巻誠一郎) 八久保颯 (上原拓郎) (岡本賢明) 光永祐也 上里一将 上村周平 黒木晃平 園田拓也 村上 巧 林 珍佑 畑 実 SUB:野村政孝、植田龍仁朗、グスタボ、田中達也 -東京ヴェルディメンバー- ドウグラス 高木善朗 ピニェイロ 安在和樹 内田達也 渡辺皓太 安西幸輝 (中後雅喜)(梶川諒太) 平 智広 畠中槙之輔 井林 章 (橋本英郎) 柴崎貴広 SUB:太田岳志、永田 充、田村直也、高木大輔
・4-4-2だった熊本が急に3-4-2-1とフォメが違う。ミラーゲームにあえて持って行ったのか、今後もこれでやっていくのか。また1つ、J2に3-4-2-1が出来てしまいましたね。実際に生放送を観たのはキックオフと同時。大黒摩季がライブをやってたそうだけど、ちょっとうらやましいじゃないの。そういう訳で、スタジアムの雰囲気は最初から熊本って感じでしたね。ただ、試合内容は序盤からヴェルディ。うん、おかしい。ヴェルディのやりたいサッカーは出来てたのに。
・前半25分まで、ヴェルディの猛攻。ドウグラスの叩きつけ過ぎヘッドとか、安在の直接FKとか、ファーサイド井林折り返しのドウグラスオーバーヘッドとか。いやー、点なんて幾らでも入るだろってな時間で、熊本が一発。左サイドからのダイレクトフィード。ど真ん中へのボールも畠中が一瞬躊躇。ここで裏へ通してしまい八久保がどフリー。色々と勘違いがあったのでそれを補足。内田が近づいたので、畠中が止まったんですね。ここのお見合いが1つ。更にボールが裏へ飛び出ると思ったのか柴崎も前へ出ちゃいましたね。ただ、出たなら行かないと、今回の八久保みたいにドリブルで抜かれるという余裕っぷりもみせちゃうからね。こっちも躊躇があったね。
・その後もヴェルディがいつでも同点に出来る感じ。この余裕っぷりも良くなかったかな。特に躍動していたのが右サイドの安西。あ、そうそう今回は配置が利き足でしたね。ピニェイロとのワンツーパスでもらったボールを強烈にフィニッシュ。更にはサイドで貰ったボールを縦へ突破。縦へ突破したのに、そこから強烈なシュート。いやー、前節の角度の無い所からの安在のスーパーゴールに感化されちゃったかな。後半にも何度かあった様に決定機はめちゃくちゃあったんだけどね。
・これこそロティーナにとっては「知らない」からこその失点か。安 柄俊がボールを持って運ぶ。ミドルというよりはロング。この位置から思い切って蹴ったシュートは正面にも見えた。それがそのままネットに突き刺さってゴールイン。柴崎が逆をつかれたかの様に見えたので、誰かに当たってるのかと錯覚するほどのスーパーゴール。ゴール裏からのリプレイで分かったのが、見事なブレ球ドライヴシュート。ゴール左に飛びそうだけど、アウトにかかって曲がって落ちる感じ。普通は落ちるだけなんだけどねー。なんじゃ、こら。ただ、これもブレ球持ってる相手への対応には見えない。シュートブロックも甘いしね。逆に「撃ってこない」という情報が伝わってたかの様な対応が妙に不自然だった。更にペナに向かってのゴリドリ。これもまるで「強引には仕掛けてこない」という情報が伝わってたかの様な対応。そのこぼれを拾われてのボランチの上村のゴールイン。ま、まさかの3-0。
・負け犬の遠吠えにしか聞こえないでしょうけど、熊本さんもこれで調子が上がると思っちゃいけないよ。何せ、毎試合スーパーゴールなんて入らないんだから。って言いながら、前にもスーパーゴール貰ってたりするけれど、それが4点目の黒木。右サイドからドリブルした黒木。前半はほとんど攻め上がってこなかったものの、この後半に急に攻め上がってきてのロングシュート。アーリークロスを送りそうなタイミングだったので、まさに虚を突かれた。足の運びを見ても、インフロントで蹴ってるし、若干アウトにかかってる。なので、シュートを狙ってるんだわ。柴崎もセービングの初期動作(その場でぴょこんと飛ぶやつ)に入る間もなかった。
・一矢も報いる事が出来なかったのは悔やまれる・・・ただね、点は幾らでも入るぐらい決定機はあったんだよ。それがこの試合で4点獲ってもおかしくない善朗、前半はクロスバー、カットインシュート、梶川の走りからのボールをGKと一対一で外へ、全く同じ場所でヘッドで落としたボールはシュートブロック・・・。ただ、善朗だけじゃなく橋本も3度ほどチャンスあったり。こちらは全部シュートが外。前半から数えればこっちも4度はあったであろう安西。試合終わってからも何か腑に落ちない。おかしい、おかしいぞ。何で負けたんだ。うん、それはね。ゴールネットを揺らしてないからなんだ。ロティーナも何度も首をかしげてましたよ。
-東京ヴェルディメンバー- ドウグラス 高木善朗 ピニェイロ 橋本英郎 梶川諒太 中後雅喜 安在和樹 平 智広 井林 章 安西幸輝 柴崎貴広
・うーん、違うかな。ただ、梶川は下がり目だったし、橋本はずっと前にいたし。4-1-2-3に見えるシーンもあったんで難しいけど、橋本が右サイドに貼ってる感じも無かったし。まぁ、数遊びはこの辺にして。まさかの4バックをやりましたね。結果的にこのフォメに変えたタイミングで4-0になっちゃったけれど、その後の猛攻を見るに効果はあったかなと。点が入れば分かりやすいんだけど。これで失敗という訳じゃなくて、今後も点差が付いたらこういう事をするよというメッセージになればいいかなと思います。守備的監督の場合だと3-0でそのまま守備は捨てない、むしろ3-0で終わってもいいって考えてる人もいますからね。他にも3-0以降で主力を下げる監督だっているんだし。なので、今回の試合で3-0でも勝ちを捨てないという意思は伝わった。
ロアッソ熊本 4-0 東京ヴェルディ
得点者:八久保、安、上村、黒木
MOM:GK畑 実(1失点でもすれば崩れる可能性があった)
MOM:FW八久保 颯(何はなくとも先制点)
MOM:FW安 柄俊(豪快な一発)
MVP:DF黒木晃平(豪快な一発)
MVP:MF上村周平(3点目も見事、終盤もゴール前に)
・いやー、負けちゃったけど、これがここ2~3年での試合なら無気力な試合に見えたもんだよ。ただただ時間が過ぎるのを待つだけというね。一矢報いるどころか、すでにタップしてるじゃんという負け試合。なので、この試合もただの負けにならずに糧になるといいな。ちょっとでも油断すると、ちょっとでも集中を切らすと、幾らでも一発でやられる世界にいるんだという自覚も芽生えるでしょうしね。これがプロの世界。さぁ、まぐはぬるま湯に浸かりながら観戦記を終えたいと思います。さ、次頑張ろー。