僕が岐阜に勝った理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が岐阜に勝った理由(わけ)

・いやー、まいりましたね。まだ余韻に浸っておりますよ。みなさんも美味しいお酒を飲んだ事でしょーね。ただ、誰もが気になる事だと思います。果たして、ヴェルディは「3点差を逆転」したことがあるのかないのか。えぇ、ヴェルディのデータベース「まぐまぐまぐろん」を持ってすれば造作もない事ですよ。そういう訳で調べてみました。過去に2点差を逆転したことがあるかないか。


-2点差以上を同点・逆転した試合-

1996年:後期/横浜F 3-2 マグロンとか
2004年:ナビ/F東京 V4-3 3点差追いついたけど延長で負け
2005年:ナビ/川崎 4-4 前半で0-4を同点へ、ワシントン、森本など
2006年:J2/山形 3-2 ロスタイム、久場のゴール
2010年:J2/富山 3-2 飯尾、柴崎で逆転
2011年:J2/水戸 3-2 飯尾、阿部、菊岡で逆転、水戸のゴールは常盤


・いやー、意外と少ないっすねー。まぁ、お酒が入ってる中で調べたので見逃しもあるかもしれません。ちなみに2点差を逆転した事も4回しか無いんですね。2点差が一番危ないなんて格言もあるけど、実際はそうでもないですねー。更に前半で1点を返してる試合がほとんど。過去にもっとも点差を積めたのが、4点差を同点に追いついた試合です。ただ、やっぱり「勝利」って事に重きを置くとするならば、今回の岐阜戦が最も凄い大逆転劇と言えるでしょうね。

      -東京ヴェルディメンバー-

          平本一樹
         
   澤井直人  コウチーニョ  南 秀仁
  (永井秀樹)        (杉本竜士)
       中後雅喜  三竿健斗
            (ピニェイロ)
 安在和樹  福井諒司  井林 章  安西幸輝

          佐藤優也

SUB:柴崎貴広、田村直也、中野雅臣、高木大輔


       -FC岐阜メンバー-

       難波宏明  ロドリゴ
      (遠藤純輝)(苅部隆太郎)
   清本拓己          益山 司

       髙地系治  ヘニキ
      (水野泰輔)
 野垣内俊  高木和道  岡根直哉  阿部正紀

          川口能活

SUB:太田岳志、深谷友基、太田圭輔、レオ・ミネイロ


・これは良いお勉強になりましたね。まだまだ、若いヴェルディ守備陣には経験を積むことが大事です。安在がロドリゴを倒してPK。実際は倒さなくともクロスは通らなかったので無駄なファールをしたなって思っちゃいました。しかし、リプレイを見るとロドリゴが安在の左腕を引っ張ってるんですね。なので、安在は自分がファールを受けてる感覚だったと思います。そこでPKとは納得行かないでしょうね。でも、これって前節に井林がナザリトにやられてる「手の使い方」と似た技なんですね。ブラジル人ってのはいろいろ考えつくもんですねー。安在もこういう事があると身をもって知った良い経験ですよ。


・更に今回の岐阜は試合前からガツガツ来ましたね。とにかく、ボール保持者に対する距離感覚がおかしい。もう、足伸ばせば届く距離ぐらい近づいてくる。パスを先に出したとしても、必ずぶつかって置くという奪い方。実はファール数1位のヴェルディとファール数1位の岐阜が相手。そら、お互いガツガツ行きますわ。その中でも作戦通りだったのか、三竿か中後の位置で奪うというのを狙ってたかもしれませんね。三竿のパスをカットされて益山がドリブル。そこからスルーパスを難波が決めて0-2。更に今度は高地がスルーパスからドリブル。このスルーパスもノールックだったので、三竿が一瞬対応に遅れてしまい中へグラウンダー。ここにもニアに突っ込んだ難波がプッシュでー3・・・いやー、この時はさすがにどうしよーかと思ったよ。


・んで、後半になっても展開はヴェルディになったものの決定的チャンスは無く。クロスは遅れていたが、なかなかヴェルディらしい展開にはならなかった。それもそのはず、岐阜のプレスは後半になっても止まない。ただ、若干前半と変わったのはコウチーニョのボランチ起用。ここで相手のプレスを「いなす」事が多くなったこと。つまり、さっきは中後と三竿で奪いに行くだったのだが、今度はコウチーニョが中盤に落ち着きをもたらせた事。おかげで時間も使える様になり、サイドが上がる時間が出来た事。ただ、それでもロングボールが一樹じゃなく、ピニェイロらになるとポスト率ががくっと下がる。ロングボールではなく、プレスがきつくてクリアになってしまうとポストするのは難しい。

      -東京ヴェルディメンバー-

    杉本竜士  平本一樹  ピニェイロ
         

     コウチーニョ  永井秀樹

          中後雅喜

 安在和樹  福井諒司  井林 章  安西幸輝

          佐藤優也


・結果的にはこのまま0-3で終わる試合であったと思う。岐阜がやっていた事に何もミスは無かった。一つ気になったのはベテランである高地がケガにより交代を余儀なくされたことか。難波の交代もいずれは交代しただろう。後半30分を過ぎてもプレスは止まらなかった。しかし、このプレスの対抗策を知っていた永井の投入で流れは変わった。センターサークルで永井がプレスを仕掛けてきた3人をひらりひらりとかわしてバイタルへ侵入。そうか、プレスの対抗策はドリブルでしたか。そこからまた必殺のスルーパスをピニェイロへ。あのコースをよく見つけられるもんだ。ここでピニェイロもワントラップ&シュート。うんうん、迷わずによく撃ちました。しかし、これがポスト。やっぱ、ピニェイロはまだ持ってないよーで。ただ、このこぼれを一樹が決めてゴールイン。


・まぁ、一矢報いただけで終わるって事もよくある話で。それでも、岐阜はプレスを止めない。このまま、プレスをし続ければきっと岐阜はそのまま勝っただろう・・・しかし、不運なのは直接FK。それも中後のスーパーFKが炸裂してしまう。これに関しては事故だと諦めるしかない一撃。ただ、このシーンで興味深いのが、基本的にフリーキッカーは自分でボールを設置するものである。何か「ヘソ」があるのか、ボールの置きにもこだわるものだ。当然、ボールを置いたのは中後。しかし、まぐは見逃しませんでしたよ。蹴る直前にコウチーニョがボールを置き直したのです。だから、まぐはコウチーニョが蹴ると思いました・・・しかしですよ、リプレイで見直してみると驚きのシーンが。みなさんもぜひ録画していたら見直してください。蹴る直前にコウチーニョがボールを置き直すフリをしてるんです。実際は触ってないんです。これは川口も引っかかりますよ。


・落ち着け落ち着け・・・まぁ、こうなったら監督が出来る事は無いですよ。選手の気持ちを冷静に、この後どうやって3-2で終わらせるかを教えないといかんのですよ。しかし、ラモスは何と怒ってました。いやー、この2失点は仕方ないですよ。仕方ないので冷静にならんと。とはいえ、ヴェルディでも監督をやっていたので何となくラモスの心境はわかりますよ。「冗談じゃないよ、気持ちの問題だよ」と。ただ、ある意味で正しくて気持ちの問題でもあるのか。急に岐阜の選手はパニックになってしまいます。左サイドからピニェイロのクロス、杉本がどフリーでヘッドを決めて3-3。何でどフリーなのか。実はファーサイドに井林が上がってたんですね。つまり、パワープレイなんですよ。ここでピニィエロがサイドへ開いたもんだから、マークがごっちゃになってたんですね。そこへ杉本も突っ込んできたと。


・3-3になってしまいました。まぁ、ここまで来たらヴェルディはイケイケですね。逆に岐阜はもう頭が働かないし、プレスも止まってしまいます。最後はボールウォッチャーにもなってしまいました。ここでベテランを交代してしまった事で試合を終わらせる人がいなくなってしまいました。最後はラストワンプレイだったはずのCK。それなのに、コウチーニョが繋いで中後からのクロス、ニアで福井がすらして一樹が太ももでゴールイン。まさかの4点ですよ。実はこのプレイの前に岐阜はクリアするだけになってたんですね。それでもいいのですよ。ただ、クリアするならラインは切らないと。そして、審判に笛を吹きやすいハイボールで高~く蹴り上げればいいんですよ。クリア1つだけでもまだ時間を消費する事は出来るのです。まぁ、それにしてもよく逆転までしましたよ。



東京ヴェルディ 4-3 FC岐阜
得点者:平本一樹2、中後雅喜、杉本竜士 / 難波3

MOM:MF永井秀樹(2度目/通算4度目)
MOM:MF中後雅喜(初選出/通算14度目)
MOM:MF杉本竜士(初選出/通算4度目)
MOM:FW平本一樹(2度目/通算35度目)
MVP:MFコウチーニョ(2度目)
MVP:FWピニェイロ(2度目)

MVP:FW難波宏明(ハットトリックしたのに負けって)
MVP:MF髙地系治(結果論だけど高地交代は痛い)
MVP:MF益山 司(作戦通りの中盤で奪うを実践)



・結果的には呼び水となる1点を返した永井がMOM。あのドリブルとスルーパスは圧巻でした。そして、「同点」を期待させる中後のFK。あれでスタジアムの雰囲気を持っていきましたね。更に杉本のヘッド、一樹が前で潰れたのも大きいですね。そして、2ゴールを決めた一樹。太ももでゴールってのもいいですね。そして、外国人選手2名。ピニェイロは結果的に2アシスト、コウチーニョもFKでのフェイクは素晴らしかった。岐阜は0-3で勝てないとは思わなかったでしょうね。失点したとしても2-3で勝つって事も出来なかったのが痛い。


・さ、まさかの結果で勝利となりました。こうなると、次につながる勝ちになります。なので、次の磐田戦が急に面白くなりますよね。ただ、前の試合でいろいろな事があると、意外と次の試合って引き締まった試合になりやすいんですよね。ロースコアでもいいから、また「勝ち」を観たい。いやー、次の試合・・・磐田戦、行っちゃいますか?