ベンゲルスクール22時間目 / 壁を乗り越えた瞬間を観た
-シティのメンバー- アグエロ ミルナー Dシルバ Jナバス (ヨベティッチ) (Eジェコ) フェルナンド フェルナンジ (ランパード) クリシー デミチェ コンパニ サバレタ Jハート SUB:カバジェロ、コラロフ、マンガラ、サニャ -アーセナルのメンバー- Oジルー アレクシス チェンバレン (Kギブス) (ロシツキ) カソルラ ラムジー コクラン (フラミニ) モンレアル コシェルニー メルテザッカ ベジェリン オスピナ SUB:シュチェスニ、チェンバース、エジル、ウォルコット
・やはり、注目はスペシャリスト対決なんですね。シティはアグエロ、アーセナルはアレクシスの両雄。いずれも「決定機じゃないのに決めちゃう」という恐ろしい選手。今回はあちこちで対面との対決が激しさを増してました。世界最高の右SBと言っても差支えないサバレタの存在。まぁ、アレクシスとやりあってました。逆にシティは左のミルナーと若きベジェリンがガツガツ削りあう展開。ベジェリンも食らい付いてましたよ、バルサ出身なので肉弾戦は苦手そうだけど諦めてなかった。シティの削りっぷりで半端無いのが「フェルナンド&フェルナンジーニョ」。このフィルター役がアーセナルの攻撃をほとんど止めてましたよ。
画像・・・モンレアルカソルラ
・実際はアウェーという事もあって慎重に戦ったアーセナル。いつものイケイケドンドンではなく、スペースを均等に埋めてフリーにはさせない戦術。その状況でアグエロがいつものスペシャルなプレーが出来なかった。ゴールは意外なカタチで訪れる。左サイドバックのモンレアルが中央へカットイン。ワンツーパスを強引に突破したモンレアルがコンパニの出した足を「待ってました」とばかりに引っかかってPK。目の前の足を避ける事も出来ただろうけど、爪先伸ばして引っかかりましたよ。コンパニは激怒してましたが、アグエロもそういうの得意ですよ。これをGKの手をかすめて決めたカソルラのゴールで1-0と先制。いよーし、勝てるぞ、今日はやっちまうぞ。
画像・・・オスピナ、アレクシス
・後半開始早々から15分ほどはシティのシュートの雨あられ。ここで失点をしてたらいつものアーセナルでしたね。更に逆転まで容易に決められてる展開でしたよ。やっぱり喫煙問題でGK変更の様ですが、オスピナはサポから可愛がられてますね。ゴールキックの度に「お~~~~・・・・すぴなーーっ!!」ってコールされてました。そのオスピナがキャッチしてから時間を取るんですよ。すぐに蹴ったりせずに時間を消費する。これってなかなか良いプレーなんですよ。勝ってる時に一息付かせるGKテクニック。キャッチ出来るボールも捕らないで足で捌いてじらす。あんまりシュチェスニーでは観ないプレーですよね。更にここからアレクシスが前半負けっ放しだったサバレタに勝ち始めます。これでカウンターも取れる様になってきましたよ。
・いやー、まぐはベンゲル信者なもんでね。守備的MF獲って欲しいなーと思いつつもこの試合の様に活躍されちゃうと、ベンゲルさんと同じで「獲得しなくてもいっか」とか思っちゃう悪い癖。フラミニの如く周りに指示を出したり、鼓舞する仕草も見せていたのがコクラン。背は高く無いんですが、この試合ではバイタルを徹底的に埋めてました。結果的に試合を通してDシルバにもアグエロにも、バイタルエリアで仕事を一切させてませんよ。更にはこねくり回した所をガツン!と奪いに行くし、ここでボール奪える様になったのも大きい。しかも、アーセナルの教えをしっかりと守り、奪ったらすぐに「キック&ラッシュ」とかせずきちんと繋ぐ。カソルラも見事な展開を魅せてましたよ。自陣で奪ったボールをのらりくらりとドリブルし、「フェルナンx2」のチェイスをダブルタッチでひらりひらり。盗られないもんね。
・冒頭で言いましたね、この試合はジンクスを次々と破ったと。昨年はこんなジンクスもあったんですよ。「ロンドン以外ではゴールが出来ない」「強いチーム相手にゴール出来ない」・・・これジルーの事です。しかし、今期のジルーは違いますよ。FKカソルラのボールをフェルナンドの前へ入り込んでのヘディングシュート。何気に裏ではコッシーもフリーだったり。コンパニはメルティ見てたんだねー。これでアウェーで2点リード。そもそも、解説者もシティがホームで2点のビハインドになったという記憶が無いそうで。ぐへへ、相手のジンクスも破ってやるぞぉー。んで、ジルーは「強いチーム相手にゴール出来ない」というのも、今期はユナイテッド、リバポ相手にも決めてるんですっかり度胸付いたみたいです。半べそジルーは卒業の様で。
-アーセナルのメンバー- Oジルー カソルラ ロシツキ Kギブス コクラン フラミニ ベジェリン モンレアル コシェルニー メルテザッカ オスピナ
・終了間際でもギブスやベジェリンは前へ上がるなどを繰り返したので、3-4-2-1の様なフォメへ変更。相手が圧して来た時はベジェリンもギブスも最終ラインに吸収されるので、実質5バックの陣容になっております。いやー、ここまで現実的なサッカーを選んだベンゲルさん。紙面では「プライドを棄てて」なんて書かれちゃうかもしれんけど、奪ったら「繋ぐ」を最優先にしてる辺りは「プライド」は棄ててなさそうです。これで0-2でアーセナルが勝利。ともかく、これでライバルチーム達にプレッシャーをかける事は出来たと思いますよ。
・シティに勝ったからと言って、やっぱ補強は無しよってのが一番恐かったり。今の所、最有力なのがビジャレアルのブラジル人DFだそうです。ブラジル人ってだけで、アンドレ・サントスを思い出しちゃうんですが大丈夫でしょうか。ともかく、シティに勝ったけれども次週はプレミアじゃなくてFAカップ。エジルやウォルコットあたりをスタメンで起用したいもんですね。アレクシスなどフルタイムで働かせちゃってる人はお休みでもいいかもしんない。ドビュッシーとアルテタは手術もしちゃうので、全治三ヶ月だって話だし。でも、今は試合こなしたいなー。調子に乗りたいですよ。