僕が最終節の山形に勝った理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が最終節の山形に勝った理由(わけ)

・御嶽山で噴火があった事から、全国の活火山が心配されておる所ですが、実は次に噴火しそうなのがこの山形の蔵王なんですね。どうやら、形が変わってきているなどという情報が寄せられているとか。そんなこんなで前日のあの地震でしょ。てっきり山形かと思って心配しましたよ。そういや、長野の地震で御嶽山も心配しましたよ。そんな中でJ2最終節でございます。




・これだけ先制点が大事だと言ってるのに、残留が決まった瞬間に先制点があっさりと入るもんなんですね。中盤で一樹が相手ボールを奪って、そのままバイタルを独走。中央突破からのスルーパスを南へ。南がGKと一対一を冷静に対角線に流し込んで0-1とヴェルディ先制。何気に一樹のスルーパスがテクニック満載なんですよ。アウトサイドで蹴る事でGKから離れるパスであること、更に走るモーションのまま蹴ってるのでパスのタイミングを計らせないんですね。うんうん、よくエジルがやるパスですね。


・実はここまで山形はプレッシャーでガッチガチだったんですね。ところがヴェルディの先制点で急に「やらなきゃ」感が漂いましたよ。それがあっさりと2分後に出ちゃうんだから参ります。バイタルでボールを貰った川西がミドルシュート。切り返し切り返しでかわすとシュートの威力は弱まるもんですが、GK柴崎の読みの裏を取った事から入りました。それにしても、プレーオフかかってるチームは思い切りがいいですね。


・結局は勝ったんですがチーム力の差を思い知らされましたね。それがFWの質の差。ディエゴはちょっとお太り気味な選手なんですが、イーブンなボールを送るだけで井林も田村も上へ乗っかるだけでクリア出来ず。8~9割方はディエゴが勝ってました。こうなると、ディエゴがのらりくらりとキープをして山形の攻撃がスタートします。なので、ディエゴへのボールはやや雑でも何とかしてくれます。例えば、DFの苦し紛れのクリアボールからでもチャンスになるという事です。逆にヴェルディもイーブンなボールを送った際にも数えてみました。失礼ながら一樹は7割方キープ出来ますが、菅嶋はまぐが数えた限り0回でした。19歳という事もあるので互角でもいいかなと思ったんですが、まさかの0ですか。まぐの数え間違いであるといいんですが、こうなるとヴェルディの攻撃のターンは訪れないで波状攻撃になります。前半1-1以降にヴェルディが全然ボールを持てなかったのはそういう理由です。


・という訳でこっからサンドバッグですよ。ディエゴが何度も何度も決定機を作りましたが、なかなかゴールに入りませんでしたね。至近距離での柴崎のセーブ、ヴェルディの選手全員が身体を張ってブロックなどで失点を防いだ。それにしても、山形の攻めのパターンの豊富さは素晴らしいですね。3-6-1特有の中盤でのプレスの速さも相まって中後と澤井のボランチの位置は徐々に下がってしまいました。そうなると、最終ラインもそれに応じて下がるので全体的に引き気味になっていたので、後半も山形ペースは続きます。それにしても、山形も決定的なチャンスで決まらないもんですねー。




・うーん、今年のヴェルディでよくあるのが「攻めて攻めて点が入らずにワンチャン決められて負け」ってやつね。まさか、こっちがそれをやるハメになるとはね。いいもんですね、たまには。実は途中からヴェルディにもチャンスが来る様になったのが、前線でタメを作れる様になったから。それがやはり「永井秀樹」なんですね。ダイレクトではたき、ダイレクトでフリックオンをし、時にはパスを出した選手にただ返すだけ。これでプレスを「いなす」事が出来たんですね。これで今度は中後もフリーになり始め、中後からのロングアーチも飛び出す様になったと。これですよ、これ。イーブンボールを競り合って勝つも大事ですが、どこで貰うかどう捌くかってのも大事なんですよ。経験と一言で片づけるのもおかしい話。何せ、ルーニーは16歳でそれが出来てるんですからね。19~20歳からでもいつでも「才能開花」はありますよ。今年1年、この経験が来年に急に分かる事に気づけるかもね。


・いやー、ゴールのシーンの後なんですが、リプレイで映った石川竜也の睨む顔が何とも言えないですね。実は右サイドバックだった高木大輔が中後のパスを貰って飛び出す。しかし、これが思いのほかハイボールだったんですが、これに間に合うと判断したのか左サイドバックのキム・ボムヨンが突っ込んできたんですよ。こういう時に「食い付きやすい」のが韓国人選手ですよね。キム・ジョンピルもそうですから。しかし、ここはディレイが正解のシーンですね。ここで大輔がフリーになってしまい、そのまま深くドリブル。誰もがクロスのシーンで北脇だけは引いてバイタル付近で待機。大輔も優しくないグラウンダーのボール、北脇も右足で蹴りたかっただろうに左足を当てるだけのボレーに。これがループっぽくなってゴールイン。いやー、ゴールなんて当たり損ねの方が入ったりするもんで。これで9月14日負けたけれど2得点の栃木戦以来の2ゴールでしたっと。



モンテディオ山形 1-2 東京ヴェルディ
得点者:川西 / 南 秀仁、北脇健慈

MOM:FW北脇健慈(初選出)
MOM:DF高木大輔(初選出)
MOM:GK柴崎貴広(初選出/通算15度目)
MOM:FW南 秀仁(2度目)
MVP:FW平本一樹(7度目/通算36度目)
MVP:DF田村直也(2度目)

MVP:FWディエゴ(とにかくキープしまくり、外しまくり)
MVP:MF川西翔太(シュートは見事)



・いやー、またまぐが観てない時に勝つんですね。それにしても、最終節で2得点が出ましたよ。有終の美を飾れましたね。今年1年間の総括は「ヴェルディアウォーズ」まで取っておくとして、ようやく光が見えた終盤でしたね。J2残留争いという試練もありましたが、課題はハッキリと見て取れた。そして、トガちゃんの成績は3勝2敗6分という結果でした。この中で幾つの試合が「勝ち試合」だったでしょうか。勝ち点という結果には現れませんけれども、ハッキリと「面白い試合」ではありましたよ。続投が発表されたという事は来シーズンも「育成型」路線で行くという事は決定でしょう。トガちゃんにじっくりと基礎を叩きこんでもらいましょ。それにしても、長ぇオフだなこりゃ。