ベンゲルスクールFA杯決勝 / もう、無冠とは呼ばせない
-アーセナルのメンバー- Oジルー ポドルスキー Mエジル カソルラ (フラミニ) (Yサノゴ) (ロシツキ) ラムジー アルテタ Kギブス コシェルニー メルテザッカ Bサニャ ファビアンスキー SUB:シュチェスニー、ベルマーレン、モンレアル、フラミニ
・やっぱり、FA杯準決勝でのPK戦での活躍を考慮してかGKはファビアンスキでいきましたね。最終節で試合に出したのは試合勘だったのでしょう。ただ、そんなファビアンスキにとってはノーチャンスの2失点。いずれもセットプレイからで、ファーサイドまで送ってのシュート性の折り返しを当たっただけでコースが変わって先制点。さらにその数分後にまたしてもセットプレイからゴールで開始8分で2失点。ぐぬぬぬぬぬ、しかもCKのヘッドもゴール内でクリアしてなかったら3失点も有り得た。
・まさか、決勝のハル・シティ戦で6失点とかやめてくれよとか超弱気な展開に。あの3失点目が入ったら、それも可能性あったかも。ただ、ここで踏みとどまって行かなきゃいけないアーセナルが超攻撃的に。こうなると、ハル・シティにチャンスは無くなり、「攻撃こそが最大の防御」になってきました。若干左よりの直接FK。これをカソルラがGKのいる方へ強烈なシュート。ゴール右上三角コーナー付近にズドンっ! こういう舞台で決められるってのは大きいですよ。どうです? ワールドカップ連れてったらいかが? ってか、スペイン代表ってばカソルラとマタで悩んでるって贅沢な悩みだこと。
・後半始まっても「超攻撃的」な姿勢は崩さない。そして、迎えたCK。このボールをヘッドで折り返してコシェルニーが反転ボレー。GKに脚を挟まれてるので若干ケガが恐いシュート。これが爪先にかすってゴールイン。ちょっと、角度が変わってのゴール。まるで、ドーハでの韓国戦で決めたカズのゴールみたい・・・って古いか。ともかく、これでアーセナルのムードは俄然盛り上がり、後はシュートの雨あられ。90分で終わらせようと攻めに攻めまくる。
・まぁ、ヒーローになりそびれた男がギブス。左サイドバックの選手ですから、ここまで上がってきただけでも凄いこと。右サイドで抜け出したジルーからの折り返し。誰もマークにいなかったが、ワントラップした事で色んなのが見えちゃった。突っ込んでくるGK、脚ごと狩る勢いでスライディングするDF。これはシュートもすっぽ抜けますよ。大きくゴールを外すシュートで得点ならず。何気に左足シュートの振りして切り返すが正解だったかも。
・まぁ、この大舞台でもこんな感じなら「CFを獲れ」という論調は避けられないですね。この試合で決定的チャンスの来なかったジルーは徹底してポストワークに専念。ジルーに関しては仕方無いんですが、問題はシュートを撃ちまくったサノゴ。ジルーのポストでサノゴのシュートっていうシーンは何度もあったが枠に行かないんですね。GKのセーブに助けられたシーンもあったりと、打てども打てどもゴールになる予感がしない。延長戦ではさすがにサノゴが決めそうな感じでしたが、もはや「PK戦」の匂いすら感じられてきました。
・延長後半頭まで引っ張った交代。それまでシュートを撃ちまくったおかげで交代出来ずにいました。残り15分にウィルシャーとロシツキーを入れて、攻めの質が大幅に変わりましたね。選択肢の多い攻めになったおかげで、ヒーローに相応しい選手が上がれる様になりました。まさにこれからのアーセナルを背負って立つ人物ですよ。そもそも、あなたがケガしなければ優勝してたね。アーセナルらしいボール回しからジルーがヒール。ここに飛び込んできたのがアーロン・ラムジー! やさしくトゥーキックでボールをゴールへパスしたかの様。これでPK戦にならずに済んだ。若干、最後危なっかしい場面もあったけど、これでアーセナルがFA杯優勝です。
・はぁ、いいもんですねー。優勝ですよ、優勝。何年か前のカーリングカップの様な嫌な思い出がよぎりましたが、2点を跳ね返す大逆転勝利でした。これでベンゲルさんもアーセナルも嫌なプレッシャーから解放されました。来シーズンはプレミア制覇を堂々と公言出来ますね。さぁ、後はワールドカップで無駄にケガしない様に。ラムジーはじっくりと身体を休めて、来シーズンこそは全試合出れるぐらい休養してください。ドバイとか行かずに日本の温泉なんか如何ですかね。むしろ、ディアビーに薦めたい。