聖帝モウリーニョ「愛などいらぬ」講座 / 退かぬ、媚びぬ、省みぬ! | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

聖帝モウリーニョ「愛などいらぬ」講座 / 退かぬ、媚びぬ、省みぬ!






・はい、タイトルだけでは何のこっちゃって感じですが、「ベンゲルスクール」からのスピンオフ作品です。今回はマンチェスター・シティ vs チェルシー戦の模様をお送りしていきたいと思います。モウリーニョチェルシーを2試合見たイメージとしてサウザーっぽいなっていう妄想が働きまして、試合中にずっとサウザーの名言が頭をぐるぐると回っておりました。何せ、マタを切ったところなんて愛とか情とかをかなぐり捨てて、自らのサッカーに邁進する姿が「愛などいらぬ!」に見えますし、そもそもやってるサッカーが「退かぬ、媚びぬ、省みぬ!」ですし。まぁ、妄想はここまでにして普通に観戦記行きますです。

    -マンチェスター・シティのメンバー-

        ネグレド  Eジェコ
      (ヨベティッチ)
   Dシウバ            Jナバス

      ヤヤトゥーレ  デミチェリス

コラロフ  ナスタシッチ  Vコンパニー  サバレタ

           Jハート

SUB:パンティリモン、クリシー、ボヤタ、ロドウェル、ミルナー、ロペス


        -チェルシーのメンバー-

            Sエトオ
     アザール  (オスカル)  ウィリアン
    (デンババ)        (Jミケル)

     Dルイス  Nマティッチ  ラミレス

アスピリクエタ  Jテリー  ケーヒル  イバノビッチ

            Pツェフ

SUB:シュウォーツァー、Aコール、ランパード、サラー


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・シティの強さはブレない縦の軸がしっかりしてるから。それ以外の選手は入れ替えてもブレない。下からコンパニ、ヤヤ・トゥーレ、Dシウバ、アグエロ。この4人さえ居れば各々のエリアはブレない。たとえ、この4人の内誰かが抜けても、よそのクラブに比べれば何とか出来ちゃうのが強み。ただ、今日はチェルシーだったからね。前線は太刀打ちできてなかった。試合が進めば進むほどに前線のタメは作れなくなっていった。考えてみれば、サイドからクロスを放るというシーンも後半は印象に無いぐらいだ。1点差ぐらいならパワープレイででも何とかしちゃうし、出来ちゃうシティなのにね。





・アーセナルがシティにやられた時に一番厄介だと思ったのが、中盤のヤヤ・トゥーレでした。攻守両面においていやらしいタイプの選手で、この試合でもスルーパスをネグレドへズバっと通したり(強引にシュート撃って外へ)、ナバスのマイナスパスを自らでミドルを狙ったり、ましてや自分でゴールライン際をドリブル突破したりもした。しまいにはエトオがサイドへ開いてボールを受けて抜ききらずのクロス。エトオが空けたポジションに突っ込んできていたアザールに身体ごとぶつかってクリアしたりも。・・・いやー、パス良し、ドリブル良し、シュート良し、ディフェンス良し。非の打ち所が無いですよ。このトゥーレ攻略法を見たいってのもあったんですよ。





・チェルシーの戦術ははっきりしてましたね。とにかく、運動量で相手を上回り、徹底的にプレスを怠らない。更に運動量の出し所は休み無くフルタイム出すこと。特に目覚しいのが攻撃時に両サイドで飛び出すこと。アザール、ウィリアン、ラミレスが縦横無尽に飛び出してパスコースになってました。エトオもゴール前に張り付かないで、サイドへ流れる動きをしてるのも効果的。これでラミレスが決定的なチャンスを得たんですが、実際はここでゴールを取るのが理想だったのでしょうね。アーセナル戦もこれでランパードがポストに当ててましたし。結果的にはごちゃごちゃっとしたところをイバノビッチがミドル一発。これで願っても無い先制点を得たチェルシー。0-0でもOKであった試合が、急に勝ち点3を得る戦いへと化けましたよ。





・今シーズンの冬の移籍動向でもっとも動きがあったのがチェルシーでした。まずはマタを60数億円でユナイテッドへ売りさばいた事ですね。確かにこのサッカーをやるには守備に重きを置かないといけないので難しかったですね。デブライネもドイツへ、エッシェンもミランへ移籍です。他に3名の獲得があり、1人はすぐにレンタルなので先物買い。もう1人も先物買いのサラー。んで、最後がMFのネマニャ・マティッチ。この試合でもど真ん中に鎮座しております。まだ25~6歳でチェルシーが放出した選手なんですが、モウリーニョの指示により買い戻すという判断をしたそうです。それも36億円かけて。どうやら、このマティッチという選手の最大の売りが無尽蔵のスタミナ。もう、この時点でモウリーニョのサッカーにハマりそうです。1試合平均で13km走り回るそうですよ。その上でプレーメイカー的な仕事が出来るそうで、中盤での捌きまで担当。いやー、これは化けそうですね。


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・結果的にはシティは最後まで決定的なチャンスを作れずに試合終了。逆にチェルシーは2点目が入ってもおかしくなかった。セットプレイではケーヒルがポストに当てるヘッドもありましたし。もはや、完敗と言える内容でした。それでも、手を抜かないのがモウリーニョ。残り時間で更に守備固め。エトオにかえてオスカル。これで前線の運動量を取り戻させます。オスカルも守備で走り回る事はできても効果的ではなく、スタメンで出れなかったのもそういうことでしょうね。んで、ロスタイムになってからの時間稼ぎも見事。前線の2名アザール、ウィリアンにかえてのデンバ・バとミケルの投入。ここにきてまだボランチ入れますかってぐらいの。とにかく、パワープレイ用のロングフィードすら満足にあげさせない拘り。いやー、これはシティも参りましたね。




・まぁ、ここまで見ても決してまぐは好きになれないサッカーですね。守備の構築、組織だった中盤、芸術の様なカウンター・・・うん、やっぱまぐは流麗なパスワークが大好きです。毎回、思いますねガチンコでこういうチームにアーセナルがぶつかって欲しいんですよ。ただ、毎年毎年アーセナルはこういうチームとの試合の時に120%の力で真っ向からぶつかるコンディションにないんですよ。まぁ、大体誰かしらケガしてるし、強行出場しちゃっててコンディション最悪だったり、飛車角落ちで試合してる感満載。そもそも、今日のアーセナルもリバプール戦ガチンコでぶつかれる状況にないしね。それでも、勝たねばならぬ、勝たねばならんのだよっ!!