僕が第1クールの千葉戦に負けた理由(わけ) | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

僕が第1クールの千葉戦に負けた理由(わけ)

・毎年恒例の「ソーセージ祭り」と「ナンカレー」を食した訳ですが、スタジアムも最高だしグルメも最高。正直、観客動員数を増やす原因は勝敗よりもこっち。「また来たい」と思えるスタジアムかどうかということ。更に応援の数は劣るヴェルディでも、あのスタジアムだと一体感が半端無い。あれだとまた次も応援したいし、足を運びたいと思える。そういう意味で味スタはキャパが広すぎる。応援の声は響かずに遠くの空へ突き抜けてしまい、飛び跳ねた所でスタジアムは揺るがず、サッカーの試合も遠くで行われてる印象。もし、万が一、別の場所に新スタジアムを作るのならば、味スタと同じものなら同じ結果になるだけ。フクアリの様なスタジアムでなければ、何ら意味を持たない事になる。

     -ジェフ千葉のメンバー-

      南 昇佑
            大塚翔平
  谷澤達也          田中佑昌

     佐藤健太郎  伊藤大介

高橋峻希  山口 智  金 炫訓  米倉恒貴

         岡本昌弘

SUB:大久保、竹内、大岩、勇人、山口、佐藤、町田


    -東京ヴェルディのメンバー-

         高原直泰

      飯尾一慶  安田晃大

前田直輝  中後雅喜  西 紀寛  森 勇介

   キロ木鈴  刀根亮輔  井林 章

         佐藤優也

SUB:菜入、ペ、福井、石神、鈴木、翔哉、常盤


・ヴェルディは前節から始めたフォメも選手も変更して、3-4-2-1の布陣を継続する様だ。中盤を2枚にする事と、安田の起用を考えてのフォメであろう。前節は安田の動きや縦へのトライも積極的で申し分無かった。この試合でも試合開始と同時に突っ込んでいき、森からのスルーパスを受けて深くえぐり、開始30秒でゴールというシーンも演出した。あー、今回は安田がやってくれそうだなと期待して観ていたら致命的なミスでの失点。最終ラインへ返すパスを南 昇佑「ナム・スンウ」に出してしまう。更にこれも刀根が対応していたにも関わらず、頭から決め撃ちだったのだろう切り替えしてズドンで一発。刀根の股抜きで強烈なシュートだったので、ほぼ正面のボールであったが優也も全く動けず。


・ここから安田はしばしの裏目パターンに。何とかミスを取り返そうと積極的に動くのだが、持ち味である縦パスへの意識の部分は消極的になってしまった。千葉は先制点で安心しちゃったのか、前半はこれといって攻めに重きを置かなくなってしまった。監督コメでみると、勇気を持って前へ出ようと言ってる通りに狙いではなかった様で。ヴェルディはSBとCBの間のスペースを何度も狙っていて、スカウティングで千葉はここが弱いと言われてる通りの攻めを披露。安田がせっかくそこで貰うのだが、縦パスの意識が薄くSB高橋の堅守にあいラストパスすら出ませんでした。前半はこのままほとんどチャンスも無かったりする。


・サッカー用語では無いんですが、まぐはこれを勝手に「勝負付けは済んだ」と言ってます。かつて、ルーキーだった頃に弦巻がデビューしたんです。ところがファーストタッチで激しいタックルを浴びてしまったのです。「洗礼」ですね。これ以降、試合でも弦巻の存在感は無くなり、ひっそりとヴェルディを退団していった訳です。これと似たシーンがこの千葉戦であったのです。それが「前田直輝」でした。前半、早めの段階で対面の「米倉恒貴」が激しいチャージで前田をふっ飛ばしました。これが「勝負付け」です。もう、勝負は付いたのです。この後、前半だけで自陣でも米倉に勝負を挑みますが、奪われてピンチを招いてました。しまいには、米倉が側に居るだけで体に触れてもいないのにトラップミスをして取られました。視界に入っただけでこれですからね。こうなると、米倉は調子に乗ります。「こいつカモだな」とか「ビビってやがんな」とか思う訳で、更に前田には早めにきつめにチェックする様になると。こうなった時には冷静になって、ダイレクトで叩いたり、ボールを下げてもいいんです。あえて、勝負にはいかないのも重要だったりします。この話、まだ続きます。


・実は前田は途中で救われます。石神が投入されて攻撃参加の際に裏を回ってくれる様になりました。これで安易に米倉も前田に行けなくなりました。そして、その石神のクロス連発から同点が始まります。石神のクロスのこぼれを中後が拾ってスルーパス。飯尾が裏へ飛び出してクロス。これを千葉がDF同士でクリアしあってこぼれたボールを安田がボレーで同点。先程の失点を帳消しにする同点弾でしたね。これで安田は後半に元に戻ってくれればいいんだけど。


・後半になって「どっちが勝つか分からない試合」になったと思うでしょ。実はですね、ラストパスすら出てないのでヴェルディが勝つ試合とは言い切れないんですねー。特に問題なのはカウンターを取ったシーンが何度もありました。特に飯尾がバイタルでドリブルして様子を伺い、左サイドへスルーパスするシーンが2度。いずれもチャンスになってないんですね。ここでもちらほらと「勝負付け」が出てくるんですよ。米倉と競り合いながらクロスを上げるギリギリのコースへのスルーパスなんですが、前田は近寄りたくないのでかなり離れてもらおうとしてたんです。いつもの前田ならここはガツンとぶつかってでも鋭角に切り込みたいところ。いつもの前田じゃなかった。同じく安田もいつもの安田じゃなかった。縦への意識のある安田は縦へびしっと通すべきところを、飯尾とワンツーパスで返してもらい自分が突破しようと試みたんです。これもいつもと違い緩いパスが来たので奪われてしまいました。試合中のプレーでこんなにも人は変わってしまうものなのかと痛感させられる試合でした。


・ヴェルディがゴールを取れそうだったのはここまで。結局、シュートらしいシュートも放ってませんけど。ここから我慢した千葉の時間に。この後半20分でがくっと運動量の落ちるヴェルディをスカウティング済みだった様です。ここできっちりとヴェルディ対策を仕込みます。ど真ん中でドリブルに定評のある谷澤が西を軽くいなして突破。ちょっとでも姿勢を崩されると後はスピードで充分に抜けますからね。更に最終ラインの裏へ飛び出した田中も縦へのスピードのある選手。石神をワンフェイクでかわして突破。優也が田中のシュートは止めるものの、大塚にプッシュされて逆転。スタミナが尽きかけたところへの田中と谷澤のスピードはきついですよ。そういや、前半ってほとんど勝負してないから、体力有り余ってるな。

    -東京ヴェルディのメンバー-

         高原直泰

      飯尾一慶  常盤 聡

前田直輝  鈴木 惇  西 紀寛  森 勇介

   石神直哉  刀根亮輔  井林 章

         佐藤優也


・いやー、ヴェルディが唯一同点に出来たシーンだと思ってましたよ。VTRで観たらそうでもなかったんですねー。ゴール裏で観た時は倉敷アナよろしく「足を面にして」というボレーだと思ったんですよ。左サイドを鈴木が突破しての折り返し、中でとっきーのボレー。ところが、思ったよりボールはマイナス気味だったので足を面にしたら外行っちゃうし。正解は触らないでスルーして、後ろの西か高原がシュートが正解だったかも。


・いやー、それにしても運動量ががくっと落ちるというのは川勝さんの頃からの悩みでもありました。選手交代をしてしまえば、特に問題はありません。ただ、今回は木鈴、刀根、中後と恐らくは強行出場している選手の為に交代出来なかったのでしょう。運動量で言えば、飯尾、西、安田はかなり厳しかったです。戦術面で言えば、今回だけは前田も交代させられてもおかしくなった。ただ90分出れるという意味で替えたくなかった。そういう意味で「選手交代」で流れを変えるという事が出来ないのが現状。一度、後半に狂ってしまった歯車はそのままで何とかしないといけない。ここまで引き分けが多い原因でもあるでしょうね。思い切って「勝ち」に行く戦術を取れないから。



ジェフ千葉 2-1 東京ヴェルディ
得点者:ナム、大塚 / 安田晃大

MOM:FW大塚翔平(何だかんだで走ったからゴールなのさ)
MOM:MF田中佑昌(石神を抜いたあのドリブルで勝負有り)
MOM:MF谷澤達也(西を抜いたあのドリブルで勝負有り)
MVP:DF米倉恒貴(ヴェルディの左サイドを封じた)
MVP:MF伊藤大介(最後のは決めないとね)
MVP:FW南 昇佑(大事な先制点をきっちりと決めた)

MVP:MF安田晃大(2度目)


・これで第1クールは終了。成績は「6勝5敗10分」勝ち点28となりました。過去、ヴェルディがJ2に在籍した中ではもっとも勝ち点が低くなってしまいました。まぁ、過去の場合は21試合やってる頃には第2クールにとっくに入ってるという現状もありますし、第4クールまであったりもしましたけどね。単純に試合数(開幕から21試合)だけで言うと、過去最低勝ち点となってます。それでも、負け越してないという。まぁ、戦力だけで言ったら、過去に例を見ないほどにバランスは悪いですけどね。前線は豊富で後ろは急造3バックですし。このバランスの悪さを克服する為に今のフォメがある訳ですからね。


・まぁ、この序盤戦は色々と試行錯誤の連続。4-4-2ダイヤモンドからのスタートだした。サイドから早く攻めるがコンセプトで縦へ急ぐというサッカー。京都戦でズタボロにされてしまい、そのショックを数試合引き摺るという結果に。その後、守る時は全員で3-1-4-2からの5-3-0-2を多用して初勝利。全員で守り、全員で攻めました。ところが松本山雅の雪で中止になってからおかしくなります。急にゴールが奪えない病にかかってしまいます。急いで攻めるからポゼッション重視になり、高原へ当てるロングボールなどを追加した辺りからでしょうか。そして、負けが続いてしまったので3-4-2-1へ変更してるのが現在。何気に変更しても2戦未勝利なのが気になります。さぁ、後半戦でも何かしら手を打ってくる可能性はあるので、一刻も早くヴェルディがハマるサッカーを見つけねば。