僕が第1クールの熊本戦に分けた理由(わけ)
・いろんな種類の桜が同時に咲いてしまうという変な気候。それでも、花粉症もあるかと思えば、上着を着ないといけないぐらいに寒かったりもする。異常な気象は天気だけでなく、ヴェルディの成績も異常。試合をこなすごとに悪くなってる気がするので、ここらで一発何か変化をもたらさないといけない。そこで今回はフォメをいじくるという決断をした模様で。
・前にも一度似たような布陣に見える試合がありましたが、あの時はシュート1本しか打てなかったのでやらないと思ってました。ただ、今回のはキックオフでの並びでもこうなっていたので、本気で3-4-2-1で行くと決めた様です。前回は中途半端な並びになっていて、森が下がると4バックになるという形。今回は小池すらサイドバック気味に守ってもらう形になりますです。
・この日左サイドに入った小池が躍動してましたね。その理由は後述するとして、前半開始早々に右サイドからの流れで飯尾とつないで小池のミドルシュート。ゴール右上もGK南のセーブでゴールならず。他にも小池の折り返しを飯尾がスルーして高原ってのもありました。直前でDFにクリアされましたが西のシュートも惜しかったです。ヤスさんのやりたい「縦に早く」というサッカーってのはこれなんですね。
・さて、この3-4-2-1のフォメになって、相手の攻めらしい攻めは無かったですよね。西のクリアが相手にこぼれてPKか!ってシーンもありましたが、崩されるというカタチは無かったです。その理由は単純明快です。「守備の人数が1人多いから」です。今までの4-4-2と違い、守るときは5-2-2-1になるのです。それだけ、相手にとってスペースも無いし、プレスをするのも間隔が近くなるので早く仕掛けられるんですね。これで熊本は前半シュートは2本でした。
・ただ、その割にヴェルディもあんまり攻め込めてません。左右からクロスを送る形はありましたが、決定的なシュートを放つところまでいけませんでした。その理由も単純明快です。「攻撃の人数が1人少ないから」です。今までの4-4-2と違い、攻める時はサイドの2枚も攻撃参加せねばなりません。上下動は半端じゃないですし、サイドにもバイタルも顔を出さないと行けないのでセカンドトップはもっと疲れます。サイドにボールが渡った際に森が孤立するなんて何度もありました。あそこに常磐か飯尾、高原が顔を出さないといかんのです。つまり、このシステムで守備的ではなく、攻撃的にやりたい場合はとんでもなく運動量が必要になります。
・更に更に、サイドバックが孤立するだけでなく、前線も孤立する事はあります。そこで、運動量ともう1つ欲しいものがあります。それが「一対一に勝て」ってことです。いやー、難しいよ。そら、難しいです。今まではパスでそれを掻き回すのがヴェルディでした。枚数が足りないのでパス交換は難しい。つまり、一対一は全部勝負する事になります。勝負してる間に追い越してくれる動きも必要ですが、一対一勝ってくれるに越した事は無いですよ。そして、それをこの試合で体現してたのが小池なんです。左サイドで何度も勝負を仕掛けて一対一をことごとく勝ってました。だから、小池からのチャンスが多かったのです。
・説明ばっかになりましたね。えぇ、それだけヴェルディもあんま攻めてないんです。まぁ、前半は0-0が妥当。今までより守備に軽さがなくなったので、こちらから奪いに行って奪えてるだけ精神的に楽ですね。今年はちょっと守備的に見えるサッカーで行くしか無さそうです。前半はサイドのアップダウンワークは充分でしたが、サイドへのフォローやもらいに来るシーンで高原が従来の仕事以外に忙殺されてました。まだ、チームとして高原の使い方がわからない上でとにかく当ててみる、高原もみんなに合わせようとしてもらいに来てくれている。・・・ただ、ポストプレイヤーではなくストライカーな高原の持ち味は完全に消えてしまってるのでね、奪われるシーンも非常に多かった。おそらくは「一枚飛ばすパス」を出せる時にも高原に当ててるシーンで、ヤスさんがペットボトル叩きつけて飛び出してきたのでそういう事だろうと思う。
・後半始まってからも、やはりチャンスは小池から。小池と鈴木、常磐も逆足で配置されてる。かつての川勝さんと同じでカットインしてシュートもあるし、逆サイドへチェンジしやすい配置となっている。中後も左に配置されてるので、森へのロングが通る様になった。やはり、中後はサイドの裏を通せるので非常に助かる。小池も折り返しと見せかけてのシュートなんかは面白いアイデア。ただのミドルよりかは遥かに入る確率あがるだろーし。
・ここまで良かった。ここで熊本がヴェルディのほころびを見つける。それも2度ほど決定機を作られた。3バックの一角をサイドか中盤まで下げさせて、斎藤がダイアゴナルで裏を狙う。このカタチで2度もGK佐藤と一対一を作られてしまった。佐藤の見事な飛び出しで2度ともゴールには入らなかったが、2度目のはドリブルで佐藤を抜くというアイデアを出されていたらヤバかったかもしれない。PKも有り得るしね。ここで失点しなかった事で先制点を奪えた。
・先ほど言った「一対一を勝負」ってのを飯尾がやってくれましたね。小池がヘッドで後ろへ流すと西が拾ってスルーパス。ここで飯尾が対応したDFを切り返しでいなしてミドルシュート。南も抜かれたと判断して早めの飛び出しをしたんですが、手の先に当たってゴールイン。これで待望の先制点をゲット。えぇ、これで勝ったと思いましたよ。惜しむらくは常磐が強引にミドルを放った際に、小池がGKと一対一を取れるシーンでフリーだったこと。この後、飯尾が左サイドを突破して折り返し、GKの目の前で足を出した小池がもう少しだったところ。2度ほど追加点を狙えるシーンはあったんですけどねー。
・んで、パワープレイから高橋がズドン!でした。右サイドでクロスの精度に定評がある藏川がフリーだったこと。ファーサイドに熊本の選手が勢ぞろいしてたこと。最後は熊本の選手同士で競り合ってゴールしてるぐらいに競れなかった事。パワープレイの基本として、後ろから蹴るんじゃなくてサイドからクロスをさせたこと。これらの要素で成功しましたね。最後は逆転負けも有り得たし、小池の角度無しのシュートもあったので逆転勝ちも有り得た。1点を守りきる事が必要だったのか、2点目を取りに行く事が必要だったのか。ハッキリ言える事は、チーム全体でどっちかを決める事だったのかも。守るなら攻撃を減らして石神、関投入か、攻めるなら大輔投入だったかもしれませんね。交代選手が何をするかではなく、監督の意思が選手全員に伝わる交代が必要だった。
東京ヴェルディ 1-1 ギラヴァンツ北九州
得点者:飯尾一慶 / 高橋
MOM:FW高橋祐太郎(DF登録ながらCF出場で同点ゴール)
MOM:GK佐藤優也(3度目)
MOM:FW飯尾一慶(初選出/通算10度目)
MOM:MF小池純輝(初選出/通算5度目)
MOM:DF藏川洋平(フリーでクロスをあげた)
MVP:MF西 紀寛(2度目/通算11度目)
MVP:FW齊藤和樹(1つでも決めてれば負けてたかも)
MVP:MF藤本主税(1人アイデアが違う)
・ま、こんな感じ。勝ち点1は不満だけど、まだ内容で圧倒出来ない時点で妥当な引き分けになっちゃうね。単純に高原、巻って前線だけでジーコジャパンだし、中盤に西も飯尾も中後もいるし、サイドには森もいる。単純な戦力だけで見ると、圧倒しなければならない。ただ、攻撃には特化してるが、総じてバランスは悪い。その為に今回は守備に重きを置ける3バック(言うなれば5バック)で挑んだ。今後もこれで挑むのが良さそうですね。守備に不安を感じて恐る恐る4バックで挑むよりかは、攻撃回数減ってでも安定した守備で挑みたいもんです。慣れてくればもっと攻撃に上がれるだろうしね。
・ただ、慣れてくるどころか、次が裏天王山という・・・
-東京ヴェルディのメンバー- 高原直泰 飯尾一慶 常盤 聡 小池純輝 西 紀寛 鈴木 惇 森 勇介 福井諒司 刀根亮輔 金 鐘必 佐藤優也 SUB:菜入、吉野、関、中後、石神、巻、大輔 -ロアッソ熊本のメンバー- 齊藤和樹 北嶋秀朗 藤本主税 仲間隼斗 原田 拓 黒木晃平 片山奨典 矢野大輔 吉井孝輔 藏川洋平 南 雄太 SUB:畑、高橋、筑城、養父、大迫、五領
・前にも一度似たような布陣に見える試合がありましたが、あの時はシュート1本しか打てなかったのでやらないと思ってました。ただ、今回のはキックオフでの並びでもこうなっていたので、本気で3-4-2-1で行くと決めた様です。前回は中途半端な並びになっていて、森が下がると4バックになるという形。今回は小池すらサイドバック気味に守ってもらう形になりますです。
・この日左サイドに入った小池が躍動してましたね。その理由は後述するとして、前半開始早々に右サイドからの流れで飯尾とつないで小池のミドルシュート。ゴール右上もGK南のセーブでゴールならず。他にも小池の折り返しを飯尾がスルーして高原ってのもありました。直前でDFにクリアされましたが西のシュートも惜しかったです。ヤスさんのやりたい「縦に早く」というサッカーってのはこれなんですね。
・さて、この3-4-2-1のフォメになって、相手の攻めらしい攻めは無かったですよね。西のクリアが相手にこぼれてPKか!ってシーンもありましたが、崩されるというカタチは無かったです。その理由は単純明快です。「守備の人数が1人多いから」です。今までの4-4-2と違い、守るときは5-2-2-1になるのです。それだけ、相手にとってスペースも無いし、プレスをするのも間隔が近くなるので早く仕掛けられるんですね。これで熊本は前半シュートは2本でした。
・ただ、その割にヴェルディもあんまり攻め込めてません。左右からクロスを送る形はありましたが、決定的なシュートを放つところまでいけませんでした。その理由も単純明快です。「攻撃の人数が1人少ないから」です。今までの4-4-2と違い、攻める時はサイドの2枚も攻撃参加せねばなりません。上下動は半端じゃないですし、サイドにもバイタルも顔を出さないと行けないのでセカンドトップはもっと疲れます。サイドにボールが渡った際に森が孤立するなんて何度もありました。あそこに常磐か飯尾、高原が顔を出さないといかんのです。つまり、このシステムで守備的ではなく、攻撃的にやりたい場合はとんでもなく運動量が必要になります。
・更に更に、サイドバックが孤立するだけでなく、前線も孤立する事はあります。そこで、運動量ともう1つ欲しいものがあります。それが「一対一に勝て」ってことです。いやー、難しいよ。そら、難しいです。今まではパスでそれを掻き回すのがヴェルディでした。枚数が足りないのでパス交換は難しい。つまり、一対一は全部勝負する事になります。勝負してる間に追い越してくれる動きも必要ですが、一対一勝ってくれるに越した事は無いですよ。そして、それをこの試合で体現してたのが小池なんです。左サイドで何度も勝負を仕掛けて一対一をことごとく勝ってました。だから、小池からのチャンスが多かったのです。
-東京ヴェルディのメンバー- 常盤 聡 飯尾一慶 西 紀寛 小池純輝 中後雅喜 鈴木 惇 森 勇介 福井諒司 刀根亮輔 金 鐘必 佐藤優也
・説明ばっかになりましたね。えぇ、それだけヴェルディもあんま攻めてないんです。まぁ、前半は0-0が妥当。今までより守備に軽さがなくなったので、こちらから奪いに行って奪えてるだけ精神的に楽ですね。今年はちょっと守備的に見えるサッカーで行くしか無さそうです。前半はサイドのアップダウンワークは充分でしたが、サイドへのフォローやもらいに来るシーンで高原が従来の仕事以外に忙殺されてました。まだ、チームとして高原の使い方がわからない上でとにかく当ててみる、高原もみんなに合わせようとしてもらいに来てくれている。・・・ただ、ポストプレイヤーではなくストライカーな高原の持ち味は完全に消えてしまってるのでね、奪われるシーンも非常に多かった。おそらくは「一枚飛ばすパス」を出せる時にも高原に当ててるシーンで、ヤスさんがペットボトル叩きつけて飛び出してきたのでそういう事だろうと思う。
・後半始まってからも、やはりチャンスは小池から。小池と鈴木、常磐も逆足で配置されてる。かつての川勝さんと同じでカットインしてシュートもあるし、逆サイドへチェンジしやすい配置となっている。中後も左に配置されてるので、森へのロングが通る様になった。やはり、中後はサイドの裏を通せるので非常に助かる。小池も折り返しと見せかけてのシュートなんかは面白いアイデア。ただのミドルよりかは遥かに入る確率あがるだろーし。
・ここまで良かった。ここで熊本がヴェルディのほころびを見つける。それも2度ほど決定機を作られた。3バックの一角をサイドか中盤まで下げさせて、斎藤がダイアゴナルで裏を狙う。このカタチで2度もGK佐藤と一対一を作られてしまった。佐藤の見事な飛び出しで2度ともゴールには入らなかったが、2度目のはドリブルで佐藤を抜くというアイデアを出されていたらヤバかったかもしれない。PKも有り得るしね。ここで失点しなかった事で先制点を奪えた。
・先ほど言った「一対一を勝負」ってのを飯尾がやってくれましたね。小池がヘッドで後ろへ流すと西が拾ってスルーパス。ここで飯尾が対応したDFを切り返しでいなしてミドルシュート。南も抜かれたと判断して早めの飛び出しをしたんですが、手の先に当たってゴールイン。これで待望の先制点をゲット。えぇ、これで勝ったと思いましたよ。惜しむらくは常磐が強引にミドルを放った際に、小池がGKと一対一を取れるシーンでフリーだったこと。この後、飯尾が左サイドを突破して折り返し、GKの目の前で足を出した小池がもう少しだったところ。2度ほど追加点を狙えるシーンはあったんですけどねー。
・んで、パワープレイから高橋がズドン!でした。右サイドでクロスの精度に定評がある藏川がフリーだったこと。ファーサイドに熊本の選手が勢ぞろいしてたこと。最後は熊本の選手同士で競り合ってゴールしてるぐらいに競れなかった事。パワープレイの基本として、後ろから蹴るんじゃなくてサイドからクロスをさせたこと。これらの要素で成功しましたね。最後は逆転負けも有り得たし、小池の角度無しのシュートもあったので逆転勝ちも有り得た。1点を守りきる事が必要だったのか、2点目を取りに行く事が必要だったのか。ハッキリ言える事は、チーム全体でどっちかを決める事だったのかも。守るなら攻撃を減らして石神、関投入か、攻めるなら大輔投入だったかもしれませんね。交代選手が何をするかではなく、監督の意思が選手全員に伝わる交代が必要だった。
東京ヴェルディ 1-1 ギラヴァンツ北九州
得点者:飯尾一慶 / 高橋
MOM:FW高橋祐太郎(DF登録ながらCF出場で同点ゴール)
MOM:GK佐藤優也(3度目)
MOM:FW飯尾一慶(初選出/通算10度目)
MOM:MF小池純輝(初選出/通算5度目)
MOM:DF藏川洋平(フリーでクロスをあげた)
MVP:MF西 紀寛(2度目/通算11度目)
MVP:FW齊藤和樹(1つでも決めてれば負けてたかも)
MVP:MF藤本主税(1人アイデアが違う)
・ま、こんな感じ。勝ち点1は不満だけど、まだ内容で圧倒出来ない時点で妥当な引き分けになっちゃうね。単純に高原、巻って前線だけでジーコジャパンだし、中盤に西も飯尾も中後もいるし、サイドには森もいる。単純な戦力だけで見ると、圧倒しなければならない。ただ、攻撃には特化してるが、総じてバランスは悪い。その為に今回は守備に重きを置ける3バック(言うなれば5バック)で挑んだ。今後もこれで挑むのが良さそうですね。守備に不安を感じて恐る恐る4バックで挑むよりかは、攻撃回数減ってでも安定した守備で挑みたいもんです。慣れてくればもっと攻撃に上がれるだろうしね。
・ただ、慣れてくるどころか、次が裏天王山という・・・