まぐが選ぶ2012年の漫画最高傑作 | まぐまぐまぐろんブログ・・・略して、まぐロ

まぐが選ぶ2012年の漫画最高傑作




・本屋でこんなポップを見た。痛々しいガイルの姿が頭から離れなかった。そもそも、何の漫画だ?これは。ジャケットを見てもあまり好きそうな絵柄ではない。ただ、あのガイルの姿が忘れられなかった。一刻も早く50円を追加投入してあげたくなる気持ちでいっぱいだった。まぐにとっては珍しいジャケ買いならぬ、ポップ買いで本を手にとった。まさか、それがまぐが選ぶ2012年の最高傑作漫画になるとは思いもしなかった。





・タイトルは「ハイスコアガール」。内容をかいつまむとレトロゲー漫画である。その中でも「対戦格闘ゲーム」に特化した作りになっている。ストⅡの大革命が起きたあの輝かしい時代、あの頃に同じ思いを共有した人以外は受け付けない漫画だ。なので、あくまでも「まぐが選ぶ2012年の最高傑作漫画」であり、2012年の最高の漫画ではない。「投げハメ」、「待ちガイル」、「ゲーメスト」などのキーワードが普通に出てくる。この用語を解説無しに理解出来なければ、この漫画を読む事は出来ないだろう。





・うわっ、すげぇ腹立つ。ちなみに主人公はコイツ。「対戦格闘ゲーム」を中心に人生の大半をゲームで過ごす。うん、まぐそっくりだ。まぐもこんなクソ生意気な奴だったに違いない。ただ、待ちガイルや投げハメなどは出来ない真面目な少年だった。アーケードゲームが好きなので、家ゲーは「PCエンジン」だ。「カトちゃんケンちゃん」「源平討魔伝」などがちらほら出てくる。まぐも勉強は録に出来無いのに、超必殺技の「覇王翔吼拳」などはさらっと書けたもんだ。





・この娘がヒロイン。バーチャファイターの晶と書いて「アキラ」と読む女の子。成績優秀でお嬢様。なのに、ゲーセンに通いザンギエフやエドモンド本田など重量級のキャラを卒なくこなす。主人公と第1話で対戦し、主人公に卑怯な手段で負けてしまう。その直後に主人公を殴り倒すというヒロインにあるまじき行為からスタートする。次第に打ち解けて色々なゲームを一緒にプレイする様になる。ファイナルファイトではアイテムはあげない。1巻の最終話でアメリカ留学するが、想像を越える感動シーンとなっております。





・中学2年生編からのヒロイン。無趣味で内気な女の子。する事が無いから勉強してる。人の事をまったく考えない自己中心的で粗暴な主人公に興味を持つ。自宅のお店に「MVS」と呼ばれるゲーム機(SNK)を導入する事から、主人公とどんどん接点を持つ様になる。序盤は心理描写などがこの子目線で描かれる事が多いので、主人公側の視点に立つのは2巻の終盤である。「晶が帰ってくる」編からかな。





・そういや、居た居たこんなバカップル。まぐもこんなに性格ひねくれてたんだなー。大抵、上手じゃない事が多いので「手加減一切無し」とかでボッコボコにしたもんだなー。考えてみると、ちょっと上手なプレーヤーが素人さんに手加減をしない事で裾野が広がらなかったんじゃなかろうか。つまり、対戦格闘を衰退させた原因は「俺強ぇ」と思い込んでる中級者プレーヤーのせいではなかろうか。漫画の中には随所に「そんなことあったねー」とかいうシーンがありますよ。







・昭和に戻る系の映画とか流行りましたね。「東京タワー」とか「Always」とか。それに近しいものを感じますよ。この漫画は「東京タワー」まで戻るのではなく、つい20年前の話なんですよ。それなのに何かノスタルジックな雰囲気を醸し出してくれます。ここまで読んでみて、話の内容に着いて来れる方は一度読んでみては? 徐々に弱体化させられたり、新技をくれなかったりするガイルのしょんぼり顔見て笑おうぜ。youtubeに動画で紹介されてたので↓もどぞ