僕が天皇杯のHOYO大分に勝った理由(わけ)
・これぐらいの距離で観戦してました。いやー、本当は川勝さんのボヤキを聞きたかったんですが、まさか高橋監督代行の話を聞く事になろうとは。早速自分の色を出しにかかってましたね。結構、声が小さいのであんまり聞こえなかったのですが、今回は高橋さんの会話も交えて観戦記を書きたいと思います。
-東京ヴェルディのメンバー- 阿部拓馬 小池純貴 飯尾一慶 西 紀寛 梶川諒太 中後雅喜 和田拓也 高橋祥平 土屋征夫 森 勇介 柴崎貴広 SUB:土肥、深津、刀根、晃誠、アレックス、翔哉、ジミー
・パッと見て分かることは運動量が重視されていること。左サイドバックに復帰した和田がスタメン。祥平を左に据えて深津というのが川勝さんでは多かったけれど、総合力で判断したのでしょうか祥平がCBへ。更に中盤には梶川、前線に小池がスタメン。小池にはサイドへ開いてマークを引きつれて、スペースを作ったりして欲しいみたいです。高橋さんの最初の指示が「小池っ! 開けっ!!」でした。
・開始18分、中後のCKがトリッププレーでやってきた。今シーズンではこれを西が同じ事をやった気がするけど、惜しいシュート止まりでゴールにはならなかった。これを梶川がまるで直接FKかの様な軌道でゴールイン。いやー、あれだけゴールに見離されてきたヴェルディ。こんな簡単にスーパーゴールとか決まっちゃうし。天皇杯とか、相手とか関係無しにJ2でも入るよコレ。相手のCBの14番が結構でっかかったので、こういうのに真っ向勝負しても仕方無いしねー。
・さぁ、再び高橋さんのお言葉を頂きましたよ。梶川と飯尾で狭い中をかいくぐりワンツーパス。それにしても、梶川も飯尾も上手いなー。目の前でぽんぽんぽんぽんリズミカルなパス交換。いやー、こういうプレスを「いなす」ってのを観たい訳ですよ。んで、左サイドで開いた小池へ見事なスルーパス。小池がそのままPA内まで侵入して・・・ニアサイドへパス。西が丘サッカー場の雰囲気全部ががくーんっとしちゃいましたね。ここで高橋さんのお言葉。「FWだろ??」・・・ごもっとも。
・そうなんです! ミドルシュートってのはこういうのが入りやすいんです。中後の縦パスを西へ。西が引きつけて森へパス。森がDFと一対一で勝負する素振りを見せて飯尾へパス。コレに対して、まさに森へのワンツーパスの様な体勢でミドルシュート。これが巻いて入るグラウンダーのミドルになってゴールイン。ころころシュートだったんだけど、完全にブラインドになってたね。ただ、梶川も飯尾もゴール後に喜んでないですねー。やっぱり、そういう事なんですかねー。天皇杯ですからねー。
・高橋さんも思わず拍手で感謝を示してました。面白かったのが左サイドバックでオーバーラップしまくってた和田。和田が攻めあがってそのままPA内まで侵入。しかし、何も起きず。相手に奪われてしまった。ここで中後が左MFのポジションへ移動。それを見た和田がボランチでプレイする。ここで祥平が左サイドへ開いて守る。すると、祥平が「拓也! 中入れ!」の指示。なので、今度は和田がCBでプレイする。しばらく、流れが途切れなかったので和田はCBのままでしたね。いやー、これだけ複数のポジションに入っても動じない。いやー、まぐも和田くんに拍手♪
・何度か首をかしげている中後。いやー、球際や人に対しての守備がイマイチでしたね。ほとんどファールを取られてしまう守備しか出来なかった。プレスのタイミングも遅くてトラップで抜かれてしまうシーンも。ただ、それを補って余りあるロングフィードの精度。この試合だけでも何度森の足元へ通したことか。更にセカンドボールを拾うのに意識を強くしていたのか、奪って即ミドルシュートってのも多かったですね。中後のミドルなら入るのでどんどん狙ってよさそうですが、枠内へ飛んだのは直接FKと前半10分の一発だけでしたね。
・・・・・「すいません」・・・交代した小池の第一声。だけど、これからも小池が重用されそうな感じですね。小池から翔哉、翔哉のカットインシュートなどはチャンスではあったが、あのシーンで高橋さんは「前向けたぞー!」とのこと。このシーンで小池の辛い過去が明らかになりましたね。ワンピースなら過去編に遡る所だが、そこまで小池の事を知らないのでね。西が持ったケースでも、阿部が持ったケースでも小池は全力で走ってないんですよ。実は全力で追い越そうという動きがマークを引きつけたりするんですけどねー。おそらく、過去のクラブで培ったのか「どうせ走ってもパス来ないだろーし」という走り方が多いんですよ。そっちの悪い癖が身体に染み付いてますね。全てのパスは小池に来るんだ!・・・ヴェルディを心から信頼することが出来たときに小池の才能開花が起こりそうな気がしてます。胸トラップボレーは小池だから入らないだろうな、と少しでも思ってしまったまぐもこれからは信じます。
-東京ヴェルディのメンバー- アレックス ジミーF 中島翔哉 西 紀寛 梶川諒太 中後雅喜 和田拓也 高橋祥平 土屋征夫 森 勇介 柴崎貴広
・西に大丈夫か?と声をかけたり、阿部ちゃんを気にしたり、怒るより見守るタイプの監督さんの様ですね。指示やコーチングも戦術めいた者ではなく、選手個々にチェックしていく感じ。動きの悪くなった梶川に「若いんだから動け」と言った途端に走れる様になるし。怒る役目はどちらかというか秋田コーチの方がしっかりくるしね。んで、時間で交代なのかブラジル人2名が登場。ただ、アレックスもジミーも練習が楽しそうなので何より。これからはアレックスも出れるんかな。
・やっぱり、中後の精度は凄い。右サイドからアーリークロスを西の足元へピンポイントとは恐れ入った。終盤は決定的なチャンスが多かったんですが、なかなかゴール入りませんでしたね。あと、あれだけの高さがありながらジミーもサイドへ開きたがるんですね。ポストはこなすけれども、チャンスの時に中にジミーが居ないことが多かったです。西がGKと一対一になった際には左サイドからジミーのパスだったしね。結局、ここで西がGKに当ててCKになったところを、ジミーがニアで強烈なヘッドで3-0。これでトドメ。大量得点が観たかった人も多かったでしょうけど、この試合は高橋さんの好きな様にやらせたかったのでね。
東京ヴェルディ 3-0 HOYO大分
得点者:梶川諒太、飯尾一慶、ジミー・フランサ
MOM:MF梶川諒太(3度目)
MOM:MF飯尾一慶(8度目/通算28度目)
MOM:DF和田拓也(6度目/通算7度目)
MVP:FW小池純貴(4度目)
MVP:MF中後雅喜(5度目)
MVP:MF西 紀寛(9度目)
・相手次第で変えるのかも知れんけど、ひとまずは「内容より結果」のサッカーではない模様ですね。選手間で「長い」「はたけ」「遅い」というキーワードを言い合ってました。一人でボールを持つ時間はできる限り短くするのを確かめ合ってた様に思えました。更に若い選手が多く運動量に関してはかなり気を使っていて、足が止まってる選手が居る度にピッチサイドまで出てくると。さぁ、次はホーム2連戦です。金曜日、月曜日とタイトなスケジュールをホームで迎えられるのは良いハンデです。きっちりと勝たねばなるまい。