THE MANZAI 2011
・だから、この手の話題は鮮度が大事だってのに。よーやっと見終わりましたよ。M-1はもともとの趣旨から離れてしまいましたね。10年経っても準決勝にも出れないなど芽が出ないなら、芸人として肩を叩かれたんだと。もう、引退勧告の様な扱いにしたいと、かつて「松本・紳助」で語っていました。ただ、これだけで大きなビジネスチャンスになるし、芸人達が諦めないというスタンスを取り始める。更にコンビを解消してまで賭ける人達が出てくる様では、本来の意味合いは大きく変わってきてしまった。そこでこのMANZAIとなったと。
・THE MANZAIとは、80年代に放送された漫才のネタだけを見せる番組。当時の漫才ブームの火付け役となった。優勝などは決めず、ただ10組の芸人がネタを見せるだけの番組だった。当時としては珍しく関東芸人と関西芸人が同時に見れるなども特徴だった。主な出演者は、「ツービート(ビートたけし)」「B&B(島田洋七)」「横山やすし・西川きよし」「島田紳助・松本竜介」「オール阪神・巨人」「西川のりお・上方よしお」などが出演していた。全作品に参加していた「島田紳助」が引退した為、同じく全作品出演のビートたけしが委員長となった。
・M-1と大きく違うのが、「プロの芸人」じゃないとダメ。前は素人参加もOKだった。更に「結成10年目まで」の撤廃。コンビを解散して、新しく組み直してM-1に出るコンビが多かった為の措置。更に審査員の点数も廃止。審査員は1票だけを持つ。4組の芸人が4ブロックに分かれる対戦方式の採用。組み合わせの運も絡んでくる。なかなかに新要素を組んで面白く作った様だ。・・・ただ、それにしても余計な時間が多すぎるぞフジテレビ。3時間ちょっとで作れたんじゃないか? 前回のM-1や今回のワラテンの様な笑いポイントにするとナイツが有利でスリムクラブが不利になるので、単純に順位を付けました。
Aブロック

まぐ順位 1位:ナイツ(マセキ芸能者/11年目)

まぐ順位 2位:チキチキジョニー(松竹/12年目)

まぐ順位 3位:磁石(ホリプロ/12年目)

まぐ順位 4位:囲碁将棋(よしもと/8年目)
・ナイツは爆笑しました。さすがの安定感ですね。カラオケネタで小ボケ連発でした。初見のチキチキジョニーは毒舌の生まれ変わったら女優になりたいネタ。観客層は女性が多かったのですが、「長澤まさみ、ええやん」「いや、同姓に嫌われたないやろ」で大爆笑起こってましたね。メガネが思いっきりずれるほどのツッコミは若干引いたけど。磁石は反抗期ネタだったのですが、しっかり作りこまれてて面白かったけど爆発しませんでしたね。囲碁将棋は一発目というハンデが大きすぎた。
Bブロック

まぐ順位 1位:Hi-Hi(ケイダッシュ/15年目)

まぐ順位 2位:テンダラー(よしもと/18年目)

まぐ順位 3位:スリムクラブ(よしもと/ 年目)

まぐ順位 4位:ハマカーン(ケイダッシュ/12年目)
・Hi-Hiは初めて見たんですが、会場の空気を持っていきましたね。最初の漫才入る前のいじり方は見事でしたね。引越しのネタなんだけど、全然話が進まない。ボケが話の筋と関係無いので先が読めない。「へー、10年も住んだんだ。フランス映画みたいだな・・・はぁ?」などの様に突拍子も無い。テンダラーは最後の仕事人の畳み掛けが凄かった。しまいには音楽だけで笑い取れたもんね。スリムクラブは最初の「宗教です」の始まりだけ大爆笑も、その後は尻すぼみでした。慣れもあるかな。ハマカーンは「下衆の極み!」「鬼畜の所業!」を待ってしまって、その付近のボケで笑いをセーブするという現象がおきてました。ちょっと、残念。
Cブロック

まぐ順位 1位:博多華丸・大吉(よしもと/21年目)

まぐ順位 2位:パンクブーブー(よしもと/10年目)

まぐ順位 3位:学天即(よしもと/7年目)

まぐ順位 4位:アルコ&ピース(太田プロ/5年目)
・見事に年数順になりました。パンクブーブーは適当に作った長い話だったんですが、こっちの方が決勝でやった新聞勧誘より面白かったです。序盤のリバーシブルやハイヒールの下りを最後に布石に使ってるし。ただね、博多華丸・大吉で笑い転げてしまいました。「スピーチとスカートは短い方がいい」だけで乾杯いけますよ。学天即、アルコ&ピースはニヤっとしか笑いが起きませんでした。まだまだ青いか。
Dブロック

まぐ順位 1位:ウーマンラッシュアワー(よしもと/3年目)

まぐ順位 2位:千鳥(よしもと/14年目)

まぐ順位 3位:エルシャラカーニ(サンミュージック/15年目)

まぐ順位 4位:銀シャリ(よしもと/6年目)
・ウーマンラッシュアワーは初見だったんですが、超早口での見事な漫才でした。何を言ってるか聞き取れないぐらいの早さ。よく噛まないな。バイトリーダーのネタ。逆に千鳥の後じゃなければ、もっと良かっただろうに。千鳥はゆったりと「旅館のおかみ、白平ネタ」。千鳥はM-1でも独特なネタで一笑いも起きないなんて事もあった。今回は若干、組み合わせに助けられた様にも見えた。エルシャラカーニの違う違うネタもそこそこ面白かったけれど爆発はしなかったね。敗者復活の銀シャリは逆にテンポ遅く感じてしまい、オチを待ってしまった。ここも組み合わせで笑いが起きなかったか。
-決勝戦-

まぐ順位 1位:ナイツ(マセキ芸能者/11年目)

まぐ順位 2位:Hi-Hi(ケイダッシュ/15年目)

まぐ順位 3位:パンクブーブー(よしもと/10年目)

まぐ順位 4位:千鳥(よしもと/14年目)
・これはずるいわ。ナイツがまさかの毒舌で大爆笑を取って来るとは。酒井法子ネタは笑い転げましたよ。「のりピーー」は分かってはいたのですが、まさか「ドラマのヘロイン」って言うとは思いませんでしたよ。毒舌が苦手な人も多いし、酒井法子と知り合いの審査員も居たでしょーから票には入れにくかったんですかね。腹を抱えて笑っちゃったのでダントツ優勝だったんですが。更に一番手のHi-Hiも終わった段階では優勝かなと思う出来でした。「Hi-Hiって、漫才の入りがいつも同じでつまんねー。クリック」とか「お前の18年放り込んで来いっ!」とか面白かったんだけどねー。パンクブーブーは面白かったけど、終わった段階で優勝は無いなとか思ってましたよ。千鳥は白平世代の部分だけ爆笑しました。大事な決勝の舞台で「蒸し穴子」推しってのもどうかと。
・優勝はパンクブーブーって言われた時に、うちの家族は「えーーーー!!」って言っちゃいましたけど、皆さんはどんな反応だったのでしょーか。まぐ家がおかしいのでしょうか。優勝した副賞として「フジテレビのレギュラー」及び、「フジテレビ番組のゲスト出演」が組まれるそうです。さ、これで「Hi-Hi」が他局に出まくるんでしょうか。まぐが他局のプロデューサーなら当てつけでやるけどね。
・最後に、国民ワラテンは廃止した方がいいですね。更に審査員も1票だけだと不公平感がありますよ。そこで新たな方法としては、「1位~4位」まで決めさせるという方法が良さそうです。1位=4点、2位=3点、3位=2点、4位=1点の様に携帯で順位を決めて送信する。この合計点で競う方がスッキリしますね。